かっぱのあしあと

1000円でお釣り~その3 

さてそろそろ板が乾いたら組み立てに入ります。


2015010901.jpg

二枚の板を蝶番(ちょうつがい)で繋げるのですが、ここで注意。
蝶番は滑らかに回転させるために、大抵「遊び」があります。
しかしこれが組み立てた際にガタになりやすく、不安定な要因です。
そこで蝶番の軸の部分をハンマーで叩いて適度につぶし、動きを渋くします。

板の厚さが15mmなので、13mm長の木ネジで蝶番を取り付けました。
木ネジを使う際には、細い下穴を開けるか、締めては緩めを繰り返して
慎重にねじ込まないと木が割れてしまいます。
閉じた時に二枚の板が重なるようにズレに注意して組み立てます。


2015010902.jpg

上板の端から8cmにあけた穴に、裏側から1/4インチ皿ボルトをねじ込みます。
5mmほど頭が出るようにし、ここに自由雲台を取り付けます。
できれば皿ボルトと爪付きナット間に接着剤を流し込めば安心です。


2015010903.jpg

上板を動かすためのノブボルトを作ります。
ホームセンターで入手した、六角ボルトを上から入れて固定するノブを使いました。
最初からノブが付いた「ノブボルト」(という商品名)でもOKです。
ボルトの長さは5分間の追尾でも5mmしか上板が動かないので、
板の厚さにもよりますが4cm程度以上あれば十分でしょう。
先端は丸く削ってもいいのですが、面倒なので袋ナットで先を丸くします。


2015010904.jpg

上板の端から22.5mmに開けた穴(裏側からM6爪付きナットを埋め込んでいます)に
ノブボルトをねじ込み、貫通したら袋ナットを付けてこんな感じに。
袋ナットの先端がめり込まないように金属片を両面テープで付けてあります。


2015010905.jpg

そして太目の輪ゴムで板同士を締め付ければ完成です。
回転させるノブには、ほぼ均等になるよう6箇所に蓄光テープを、
上板側にも目印にテープを貼ってあります。
ノブは1分間に1回転するペースで回転させるのですが、
連続して回転させ続ける必要はなく、10秒ごとに1/6回転でも十分です。
10秒ごとに一目盛りずつ時計回りに回転させれば星を追尾できます。

「10秒ごと」はどうやって確認するか?
自分で「1・2・3・・・・・」と数えてみても、案外不正確なものです。
時計を見ながらでもいいけど、ちょっと飽きますよね。
携帯電話で「117」番の時報を聞きながらってのもいいけど通話料がかかります。

Androidスマホなら、「音声読み上げタイマー・時計」(h_maki氏作)があります。
設定した間隔で、例えば「・・・10秒・・・20秒・・・」というように音声で読み上げます。
元々天体写真撮影のために作られた無料アプリですから実用的です。
他にもアプリがあれば探してみるのもいいかもしれません。


2015010906.jpg

三脚に取り付けます。
北極星を中心に回る星を追尾するためには、回転軸を北極星に向ける必要があります。
この程度の簡易な赤道儀なら、蝶番の軸を北極星の方向へ向ければ十分です。
もし合わせにくければ、蝶番と並行になるように1cm径ぐらいのパイプを付けてもOK。
赤道儀から30cmほど目を離して北極星と蝶番の軸を重ねるのがコツです。

載せられるカメラはせいぜい1kg以下ぐらいかな。
コンパクトな一眼レフやミラーレス一眼がおススメです。
「バルブ」シャッターがあり、リモートケーブルが使えるのが条件です。
焦点距離は35mm判換算で50mm程度まで、それより広角向きです。

ノブを回す際には、赤道儀をぶらさないようにそっと摘んで回します。
輪ゴムをあんまり固くするとノブの回転も固くなるので、ぶれやすくなります。
また形状の都合から、風が強い時もぶれやすくなりますね。


肝心の星空の撮り方ですが、普通に風景を撮るのとはやり方が異なります。
私がここで一から解説してもいいのですが、昨年末に飯島裕先生がデジカメWatchに
出稿された記事(「今年の冬こそ星空写真に挑戦!」)が参考になると思います。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20141127_677561.html
オリンパスのOM-Dを使ったレポートですが、「ピント合わせ」
「露出の決め方」などのポイントが分かりやすく解説されています。


さて早速実写を、と言いたいところですが、
月明かりの具合を見ながら週末~来週始め辺りにでも試してみようと思います。


【フォトマスター検定 準1級:共通問題】より 第9問

次の文章を読んで、正しい記述を(1)~(3)の中から選べ。
「花をマクロ撮影する場合や小物を撮影する場合などは、AFではなくMFを使って
ピントを合わせたほうがよいといわれている。それは、どのような理由によるものか、
最も適切なものを次の中から選べ。」

(1)マクロ撮影などでは、レンズの収差が大きくAFの精度が悪くなるため。
(2)マクロ撮影などでは、フォーカスフレーム内にピントを合わせたい部分とそうではない
  部分が混在しやすく、AFでは必ずしも意図通りにピントを合わせられないため。
(1)マクロ撮影などでは、被写界深度が非常に浅く、AFでピント合わせができないため。


関連記事
スポンサーサイト

[edit]

Secret

トラックバックURL
→http://kappahanbesuki.blog94.fc2.com/tb.php/976-c8717a59
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)