かっぱのあしあと

1000円でお釣り~その2 

さて製作記に入ります(かなり長文です^^;

いわゆる自作「簡易赤道儀」には、二枚の板を重ねてボルトで結び、
横からネジで押してずらすように回転させる「重ね板方式」(仮称)と、
二枚の板を蝶番でつないで板を垂直方向から押して開くように動かす
「ドア方式」(通称らしい)の大きく分けて二種類があります。

どちらも作る際の難易度はほとんど変わりませんが、「重ね板方式」では
重ねた板がぴったり密着するような平面度が欲しいのに対して、
「ドア方式」ではわずかに曲がった板でも実用になることから、
今回は「ドア方式」の簡易赤道儀を採用しました。

まず必要な材料はこちらです。

2015010701.jpg

本体となる板、ネジ類、輪ゴムなど、たったコレだけで星を追えます。
ただし問題になるのは「インチネジ」です。
カメラや雲台などに使われているネジは、一般に広く使われている
「メートルネジ」ではなく、「インチネジ」が使われます。
(28山でなく20山で、ウィットワースでもとりあえず使えます)
そのため、赤道儀を三脚に固定する部分と、赤道儀に雲台を
取り付ける部分にインチネジは必要になるわけです。

インチネジは需要が少ないので、近隣のホームセンターで入手するのは困難です。
特に今回使用する「爪付きナット」はほぼ絶望的です。
ネット上で見かけるのは「300個単位」といった大口で、そんなに多く必要ありません。
しかしこちらの模型ショップで4個セット175円という安価で購入できました。
年末年始にもかかわらず対応してくださった親切なお店です。

「リトルベランカ」 http://www.little-bellanca.com/SHOP/12537.html

この1/4インチ(20山:2分ネジ)爪付きナット以外はホームセンターで入手しました。
板は長さ60センチ、幅9センチ、厚さ15ミリのヒノキ材です。
ホームセンターにはスギ、ヒノキ、ベニヤ、集成材などがありますが、
スギは柔らかいしベニヤは切り口がキレイにならないのでヒノキを使用。
ただしヒノキは木目に沿って割れやすいため加工は慎重に。

他にはM6(6mm径メートルネジ)55mm長六角ボルトと袋ナット、
六角ボルトがノブボルトになる簡易ノブ(もう少し大きいほうがよかった)、
W1/4インチ20mm長皿ボルト、M6爪付きナット、51mm幅蝶番、
5mm幅蓄光テープ、太い輪ゴム、スプレー塗料などです。


2015010702.jpg

まずは一枚の板を30cmの長さに二等分します。
上側になる「上板」(仮称)には端から8cmと22.5mmの位置に穴を開けます。
下側になる「下板」(仮称)には端から10cmに穴を開けます。
8cmと10cmは、カメラを載せた時のバランスで適当に決めましたが
厳密な寸法は必要ありません。
問題は22.5cmの寸法で、これはM6ボルトを1分間で1回転させた場合に
星を追尾するような角度を得られる長さで(蝶番の分を若干差し引いています)、
ボルトがM5などと変われば穴の位置も変わるので注意が必要です。


2015010703.jpg

爪付きナットを「ツライチ」に打ち込むために、2mmほど20mm径で削ります。
また、三脚に固定するナットを取り付けるほうの下板の穴も7mmほど削ります。
雲台のネジが4mmほどしかないためで、爪付きナットの反対側が出るか出ないか
程度まで「フォスナービット」(今回はトリプルカッターを使用)で削りました。
この中央に8mmの穴を開け、爪付きナットを打ち込みます。


2015010704.jpg

こちらは上板の端から8cmの位置に表から打ち込んだ1/4インチ爪付きナットです。
2mmほどは削らなくても実用になりますが、まぁ「気持ちの問題」ということで^^;
(穴の裏側は皿ネジが入るように円錐形に削っておきます)
同様に上板の裏側から22.5cmの位置にM6爪付きナットを打ち込みます。
もし1/4インチの爪付きナットが手に入らなければ、10mmの穴を開けて
通常の六角ナットを打ち込み、接着剤で固めてしまう手もあります。


2015010705.jpg

木の素材丸出しでもいいのですが、せっかくなので色を塗りました。
スカイブルーカラーのコンパクトなスプレー塗料で裏表を塗装。
ネジ穴には塗料が入らないように詰め物をしましょうね。

ここで乾くまでしばらく一休み、続きは次回にて。


【フォトマスター検定 準1級:共通問題】より 第8問

次の文章を読んで、(   )に入る正しい言葉を(1)~(3)の中から選べ。
「一眼レフカメラの機能の1つである『プレビュー機能』は、実際に撮影する場合の
絞りで被写界深度を確認できるとされている。しかしながら、このプレビュー機能を
使用しても必ずしも写しこまれる画像と同じ描写とはならない。
これは、カメラの(   )によって見え方が変わるためである。」

(1)フォーカシングスクリーンの種類や特性
(2)メインミラーからフォーカシングスクリーンまでの距離とメインミラーから
  フィルム面あるいは撮像素子面までの距離が異なること
(3)ペンタプリズムあるいはペンタミラーの構造

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