かっぱのあしあと

鏡のない世界 

先ごろ、ソニーが新しいミラーレス一眼カメラ「α7II」を発表しました。
フォトキナでは発表せず、あえて今出した意図は分かりませんが、
5軸手振れ補正を内蔵し高解像度のEVFを持つ辺りは
オリンパスのE-M1を彷彿とさせますが、こちらはフルサイズ判。
大きなセンサーを動かす機構をミラーレスの小型ボディに
収めた技術はさすがと思いますね。

そのソニーですが、2014年度のデジタルカメラ販売台数計画を
800万台から840万台へ上方修正しました(ロイター伝)。
キヤノンとニコンが大幅に下方修正を迫られる中、
また消費増税でカメラ業界が冷え込む中での増産増販は異例です。
その牽引車となっているのは、やはりミラーレス一眼です。

とりわけ昨年辺りから、欧州を中心にミラーを持つ一眼レフ販売が減り、
代わりにミラーレス一眼カメラが着実に支持を広げつつあります。
これまでミラーレスは、どちらかというと一眼レフのサブ機とか
入門機といったカジュアルで「低い立場」の存在でした。
しかしオリンパスのE-M1をはじめとした本格的な高級機が続々と登場し、
一眼レフの性能や機能を凌駕するに至って人気を集めています。

確かにE-M1を使っていると、今更フルサイズ一眼レフも要らないかな
といった感覚を覚えることは少なくはありません。
レンズのラインナップも増えつつあり、今後ミラーレスしか
使ったことがないといったアマチュアカメラマンも出てくるかもしれません。


2014112201.jpg
2014/11/10 14:29 Nikon D600 + AF-S 70-200mm F4 VR
70mm 絞り優先AE(f/4 1/50秒 -1.0EV) WB:4500 ISO:400


2014112202.jpg
2014/11/10 15:39 Nikon D600 + AF-S 70-200mm F4 VR
122mm 絞り優先AE(f/4 1/30秒 -1.3EV) WB:4200 ISO:400


2014112203.jpg
2014/11/10 12:43 Nikon D600 + AF-S 70-200mm F4 VR
140mm 絞り優先AE(f/4 1/250秒 -1.7EV) WB:4500 ISO:400


2014112204.jpg
2014/11/10 9:58 Nikon D600 + AF-S 24-85mm F3.5-4.5 VR (with ND8)
78mm 絞り優先AE(f/22 4秒 -0.3EV) WB:4800 ISO:100


2014112205.jpg
2014/11/10 16:45 Nikon D600 + AF-S 70-200mm F4 VR
70mm 絞り優先AE(f/4 1/15秒 -1.7EV) WB:5300 ISO:1000


ソニーにはミラーレスのEマウントのほかに、トランスルーセントミラーを使った
Aマウントシリーズもありますが、最近では機種の更新や新レンズの
発売のペースを見ても、明らかにEマウントに注力しているのが分かります。
オリンパスはE-M1の発売を機に、一眼レフのEシリーズの開発を中止しました。
元々(現在は)ミラーレスしかない富士フィルムはカメラでも最近は元気です。

一方で一眼レフを主力にしてきたキヤノンやニコン、ペンタックスは苦境です。
ペンタックスにはQシリーズ、ニコンにはVシリーズ、キヤノンはEOS Mがあります。
しかしどう見ても力の入れ様は一眼レフ主体で、まだミラーレスは手探り状態です。
そうしている間にも海外で一眼レフは激減し、ミラーレスへの流れが加速するとなれば
これらのメーカーも静観しているわけには行かないでしょう。

果たして来年以降も、現有のラインナップで行くのか、新しいシリーズを
立ち上げてミラーレスにも力を注ぐのかは全く分かりません。
来年春のCP+では、まだ現在の流れのままの新機種発表となりそうですが、
それ以降にAPS-Cクラスのミラーレス機の開発発表があることを期待したいですね。

キモになるのはEVFとAFです。
キヤノンはEOS MにEVF搭載機がありません。
わずかにレンズ一体型で見られる程度で、EVFの性能を上げることが必要です。
ニコンはAFスピードを上げるためにも、Vシリーズに見られるような
位相差AF画素を持つAPS-Cサイズのセンサー調達が急務でしょう。
ペンタックスは正直なところ全く読めません^^;


【フォトマスター検定 準1級:デジタルカメラ分野】より 第5問

「35mmフルサイズあるいはAPS-Cサイズ(メーカーによってDXフォーマットともいう)
の撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラあるいはミラーレスなどと呼ばれる
デジタルカメラ(デジタル一眼ともいう、CIPA統計でノンレフレックスに分類されている
カメラ)で撮影した画像に、被写体にはない黒色あるいは灰色の点のようなものが
写っていることがある。
これは、ゴミやホコリの付着によることが多いが、ゴミやホコリの付着位置、レンズの
焦点距離の選択、カメラの設定によって目立つ場合とそうではない場合もある。
どのような場合に、ゴミやホコリの付着が目立つことが多いか、最も適切なものを
次の中から選べ。」

(1)レンズの後玉にゴミやホコリが付着している望遠レンズ(焦点距離200mm以上)
  を装着して、ピントを無限遠に合わせて絞り値をF2.8あるいはF4というように
  絞りを開けた場合に目立つ。
(2)撮像素子面(フィルター面)にゴミやホコリが付着しているデジタルカメラに
  広角レンズ(焦点距離10~18mm程度)を装着して、ピントを0.2~0.3mと
  いうような最短撮影距離あるいはその近傍に合わせて絞り値をF2.8
  あるいはF4というように絞りを開けた場合に目立つ。
(3)レンズの焦点距離の選択によって変わることはなく、撮像素子面(フィルター面)に
  ゴミやホコリが付着していて、絞り値をF16あるいはF22というように絞り込んだ
  場合に目立つ。


今回は簡単ですね(^^♪


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マスター

はんべさん、こんばんわ。

ソニー頑張っているのですね。
やはり、カメラ業界全体が潤うような、
そんな、状況が望ましいですかね。

フォトマスター検定。今日のは、
自分でもわかりました。
これで、準1級ですか...。
なかなか、手ごわそうですね。
自分の場合は、3級2級の同時受験から、
ですかね...。(;^_^A アセアセ・・・

kenek #auNsPbtE | URL | 2014/11/22 23:49 * edit *

Re: マスター

> ソニー頑張っているのですね。
レンズ交換式デジカメの世界ではソニーといえども1割もないシェア
ですから傍から見ると新機種出しすぎじゃないかと思ってしまいます。
ニコンに比べると、マウントなど既存の資産を保持しない点では
ユーザーもついていくのに大変かもしれません。
ボディやレンズには魅力がありますが、肝心の画像エンジンが
しょぼいせいで画質で大きく損しているのが惜しいですね。

> フォトマスター検定。
まだまだマイナーですが、チャレンジしてみる価値はあると思います。
当初は古い時代めいた内容の問題が多かったのですが、
私が受けた問題は比較的新しい内容に対応してきていました。
試験勉強で覚えたことはきっと役に立ちますよ。

はんべ #- | URL | 2014/11/23 22:19 * edit *
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