かっぱのあしあと

田貫湖の櫻 

富士山の西側にある灌漑用の人工池である「田貫湖」は
4月と8月に見られるダイヤモンド富士で有名なポイントです。
一周約4キロと比較的小振りで、遊歩道も整備されているため
普段は釣りやキャンプをする人々も多く訪れます。
池の周囲にはツツジや桜もあり、秋には紅葉も楽しめます。

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2014/4/8 12:08 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
42mm相当 絞り優先AE(f/16 1/100秒 -0.7EV) WB:5300 ISO:200 Natural

富士山を正面に見る展望台は池の最も西側にあり、
湖面が静まりやすいので逆さ富士もよく見られます。
この日は田植えに備えて水を溜めていて水位が普段より50cmほど高めでした。
清廉な水を覗くと大きな鯉などの魚が無数に泳いでいます。



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2014/4/8 12:47 OLYMPUS E-M1 + ZUIKO 50-200mm F2.8-3.5 SWD
400mm相当 絞り優先AE(f/3.5 1/1600秒 -1.0EV) WB:5300 ISO:200 Natural

田貫湖の北岸には染井吉野が植えられていますが、まだ未開花でした。
一方南岸一帯にはマメザクラが可憐な花を咲かせています。
とても小さな花で、下をうつむいて咲くので「オトメザクラ」の異名もあります。
花の数は少なめだし木も大きくならないのでやや地味に見えてしまいます。


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2014/4/8 12:34 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
80mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/3200秒 +0.0EV) WB:5300 ISO:200 ToyPhotoII

近くで見ると染井吉野にも引けをとらないとても美しい花です。
富士山麓に多く見られるため「フジザクラ」としても親しまれています。
花びらがこのような丸いものや長細いものもあります。
大きくなっても木の高さは3mほどなので手に取るように観察できます。


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2014/4/8 13:37 OLYMPUS E-M1 + ZUIKO 50-200mm F2.8-3.5 SWD
234mm相当 絞り優先AE(f/3.3 1/3200秒 -0.7EV) WB:5300 ISO:200 Natural

自転車でゆっくりと散策すると、所々で沢山の花を付けたフジザクラに出逢います。
暖かな陽射しを受けると光り輝いて他の桜とは違った魅力があります。
この後染井吉野が咲き始め、20日頃にはダイヤモンド富士で賑わいます。


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2014/4/8 12:27 OLYMPUS E-M1 + ZUIKO 50-200mm F2.8-3.5 SWD
400mm相当 絞り優先AE(f/3.5 1/640秒 -0.7EV) WB:5300 ISO:200 FantasicFocus

秋によく見られるアカタテハが蜜を求めて飛び交っていいました。
この他にもメジロなどの野鳥、マルバチも盛んに花を渡り歩きます。
あまり桜の名所としては花見などで賑わう場所ではありませんが、
実はこの近辺では最も様々な自然に満ちた撮影スポットでもあります。

よく富士五湖の一つに間違われますが、富士山の噴火でできた富士五湖と違い
田貫湖は関東大震災をきっかけに作られた人造湖です。
田植えの時期には一気に水を抜かれるので、一部の湖底が露出することも。
比較的アクセスもしやすくダイヤモンドだけでなくパール富士など
様々な見所もあって、富士山写真以外でも楽しみがあります。

やはり世界遺産登録の影響でしょうか、少しずつ遊歩道や展望台の改修など
手が加えられて一層楽しみやすい場所になっていくものと思われます。
若干気になるのは、北岸などで染井吉野にヤドリギが寄生したり
病気を思わせる木が数多く見られるようになったことです。

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