かっぱのあしあと

俯き加減で 

静岡県はお茶の産地。
その中でも最も盛んなのが大井川西側に広がる「牧之原台地」です。
牧之原台地の東側、大井川や天気のいい日には富士山も臨める
牧之原公園の斜面にこの地域では貴重な「カタクリ」があります。

桜が咲く早春に見られ、片栗粉の由来にもなっています。
今日では珍しい花として珍重され、ここでも天然記念物に指定されています。
落ち着きのある紫色の花が群生しながら俯く姿がとても可憐で、
しかも足首より低い位置で咲きほこる光景が好まれます。

2014040301.jpg
2014/4/1 14:20 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
34mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/500秒 -1.0EV) WB:5000K ISO:200 Giorama

種が発芽しても、花が咲くのに6~7年はかかるそうです。
花は陽射しのある暖かい日にしか開かず、お昼前ごろになって
ようやく花びらが反り返ったお馴染みの姿になります。


2014040302.jpg
2014/4/1 14:28 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
24mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/2500秒 -0.7EV) WB:5800K ISO:200 LightTone

長く伸びた雄しべや花びらの内側に見える特徴的な模様。
そして何といってもこの独特な花びらの反り返りはとても美しいです。
それだけに、低い位置からの撮影は難儀します。
E-M1はチルトモニターなので地面すれすれから撮影しています。


2014040303.jpg
2014/4/1 15:09 OLYMPUS E-M1 + ZUIKO 50-200mm F2.8-3.5 SWD
400mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/320秒 -0.3EV) WB:6000K ISO:200 LightTone

とはいっても重い望遠レンズを抱えながらの超ローアングル撮影は大変です。
アングルファインダーを使ってもアイピースを覗かなければならないので
「一眼レフ」ではバリアングルモニターでもないと困難です。
E-M1は三脚に固定できればWiFiでスマホからの操作もできますが、
この斜面では三脚も使いにくく、結局実用になりませんでした。


2014040304.jpg
2014/4/1 15:21 OLYMPUS E-M1 + ZUIKO 50-200mm F2.8-3.5 SWD
400mm相当 絞り優先AE(f/3.5 1/640秒 -0.3EV) WB:5000K ISO:200 Natural

結局ここでのカタクリの撮影はほとんどがライブビューでした。
低い体勢との屈伸の繰り返しもなかなか身体に堪えます。
チルトモニターでは縦位置に対応できないので横位置撮影が多くなります。


2014040305.jpg
2014/4/1 15:04 OLYMPUS E-M1 + ZUIKO 50-200mm F2.8-3.5 SWD
400mm相当 絞り優先AE(f/3.5 1/500秒 -1.0EV) WB:6000K ISO:200 ToyPhotoII

カタクリに混じってゼンマイの若芽も見かけます。
丸まった芽が次第に解けて大きな葉が伸びるのですが、
こうして肩を寄せて語り合うような姿も面白いですね。

随分久しぶりに訪れたのですが、以前は金網に遮られていました。
その金網には所々に穴が開けられていて、そこにレンズを差し込んで撮影します。
今では木道が整備され、より近くで花を楽しめます。
桜とリンクするように同時期に咲くのに多くの人が来ていました。


くどいようですが桜は満開を過ぎました。
咲くまでは待ち遠しいのに、咲いてしまうとむしろガッカリ。
これから楽しめるポイントを探そうにも、ガソリンの高騰や
ETC割引の軽減で遠征しにくく気が重いです...


関連記事
スポンサーサイト

[edit]

Secret

トラックバックURL
→http://kappahanbesuki.blog94.fc2.com/tb.php/829-2f3cf2d9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)