かっぱのあしあと

GANREF 飯島裕先生の星景ゼミ その六 

しつこいと言われようがまだ続きます(^^ゞ

今回のワークショップでは、入笠山に広がる牧場にある
「貴婦人の丘」と呼ばれる場所でも観望しました。
今回は双眼鏡が大活躍で、澄んだ空や欠け際の美しい
半月などを存分に楽しむことが出来ました。

双眼鏡は基本的に手で持って支えるものです。
でも星を見たりするには、できるだけ固定したほうが
暗くて小さな星まで見やすくなります。

2013110401.jpg

中級機以上の双眼鏡になると、専用の器具を用いて三脚に固定できます。
「ビノホルダー」とか言いますが、ニコンのこれの名称は「三脚アダプター」
双眼鏡の真ん中にネジ止めし、三脚に固定することが出来ます。
これだけでも振動がなくなり見え味が格段に向上します。

でもこれでは、徐々に動いていく星に対して
常に雲台のクランプを緩めて双眼鏡を動かす必要があります。
ワークショップでは飯島先生はより大口径で高倍率の双眼鏡を使いました。
その時「目からウロコ」のアイデアに出逢います。

2013110402.jpg

これは私の機材ですが、先生はポラリエに取り付けた
アクラテックの雲台に双眼鏡を載せていました。
つまり赤道儀を撮影用の追尾装置としてだけでなく、
眼視専用であるはずの双眼鏡用の追尾装置としても利用していたのです。

これなら一度視野に導入した星などをいつまでも見続けられます。
しかも固定しているので薄い星雲や星団も大変見やすくなります。
望遠鏡だって赤道儀に載せて使うわけですから、同様に双眼鏡も
赤道儀に載せることだって有りうるわけですね!

こうしているとカメラを載せての撮影に赤道儀が使えなくなりますが、
その間はカメラは三脚に固定して比較明合成向けに
インターバル撮影だっていいんだしね。
星を見始めて40年来になりますが、こんなにシンプルなアイデアを
今更学べたことも大きな収穫になりました。


ポータブル赤道儀というと、TOAST TECHNOLOGY社の「Toast Pro」や
ユニテック社の「SWAT-200」が本格的なスペックや
豊富なオプションパーツなどでの汎用性も高く大変人気があります。
ポラリエは今のところ新機種の噂がありませんが、
「Toast Pro」も「SWAT-200」も新機種へのアップグレードを控えています。
恐らくアイソン彗星の本格的な観測期となる今月下旬以降の登場でしょう。

ポラリエは見かけによらずポテンシャルの高さが知られています。
それでも200mm相当クラスの望遠での撮影には対応が難しいです。
ToastやSWATの新機種がどのような内容で出るのかが今から楽しみです。


あ、Tipsの続きはまた今度(^^ゞ
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