かっぱのあしあと

君と樹海へ 

8月になっても不順な天候が続きます。
ピンスポットゲリラ豪雨が所かまわず降っています。
土砂降りを抜けて数百m走ると道路が乾いているなんてのも。
ようやく明日辺りからこちらでも夏天気になるようですが。

先日購入したニコン AF-S 70-200mm F/4 VR を実際に
使ってみたいけど、この天候じゃどこへ行こうか迷います。
小雨交じりの中で向かったのは青木ヶ原樹海でした。
晴れた日では撮りにくい場所でもあり、近接望遠撮影には
もってこいの対象がたくさんあります。

着いた時には雨は上がっていましたが、木々や地面は湿気を
たっぷり吸って所々では水滴が舞ってきます。
早速D600に70-200mm F/4を装着して歩道に入りました。

2013080601.jpg
2013/8/6 11:34 Nikon D600 + AF-S 70-200mm F/4 VR
70mm 絞り優先AE(f/4 1/80秒 -1.3EV) WB:4500 ISO:400

梅雨が明けて様々な命の息吹が見られるかと思ったのですが、
思いのほか芽吹きやキノコの類は少なかったです。
まだ真夏の暑さが本格的でないからでしょうか。

2013080602.jpg
2013/8/6 11:45 Nikon D600 + AF-S 70-200mm F/4 VR
200mm 絞り優先AE(f/4 1/125秒 -1.3EV) WB:4500 ISO:400

これまでのF/2.8とは明らかに距離感が違います。
今までなら被写体を見つけたら、ちょっと後ずさってからカメラを構えます。
でも今日は逆に少し前に出て、それでもまだ寄れるからと
更に踏み込んでファインダーを覗けるほど近付くことができます。

2013080603.jpg
2013/8/6 12:34 Nikon D600 + AF-S 70-200mm F/4 VR
200mm 絞り優先AE(f/4 1/250秒 -1.7EV) WB:4500 ISO:800

F/2.8ではできるだけ近づいても、小さなものは小さくしか写せませんでした。
虫目線とまではいきませんが、このF/4では猫目線ぐらいには寄れます。
それだけに、ピントやブレには神経質にならざるを得ません。

タムロンの70-300mmのように視野が凍りつくほどの手振れ補正の実感はなく、
シャッターを半押ししてもそれなりにファインダー視野は動きます。
ただ、十数分の1秒といった遅いシャッターでもそれほどぶれていないので
手振れ補正の効果そのものは高いのではないかと思われます。

2013080604.jpg
2013/8/6 12:07 Nikon D600 + AF-S 70-200mm F/4 VR
200mm 絞り優先AE(f/7.1 1/125秒 +0.7EV) WB:4500 ISO:400

やはり口径食は予想したように強めに出るようです。
ニコンF/2.8ズームレンズではほとんど目立たないのですが、
比較的目立ちやすいタムロン70-300mmと比べてもむしろ強いようです。

そこでこの画像ではf/7.1まで絞っていますが、まだ周辺部では残ります。
APS-Cカメラで使う分にはそれほど影響は多くなさそうなものの、
フルサイズではイメージサークルの周辺部まで使うので無視できません。
撮影する対象によってはF/2.8ズームを使う必要がありそうです。

2013080605.jpg
2013/8/6 12:11 Nikon D600 + AF-S 70-200mm F/4 VR
400mm 絞り優先AE(f/8 1/50秒 -2.3EV) WB:4500 ISO:800

さて200mmでも十分大きく写せますが、テレコン併用ではどうでしょう。
純正の「TC-20E Ⅲ」を使って焦点距離を2倍に引き伸ばしてみました。
最短撮影距離は1mのまま、撮影倍率は1/1.8倍ともはやマクロレンズの世界です。
F値は「8」とやや暗くはなりますが、直径1cmほどのキノコが
ここまで大きく写るのですから驚きです。

2013080606.jpg
2013/8/6 12:25 Nikon D600 + AF-S 70-200mm F/4 VR
200mm 絞り優先AE(f/4 1/125秒 -1.3EV) WB:4500 ISO:800

このような被写体ではピントが後抜けしやすいのですが、
明暗差さえあれば比較的迷うことなくAFが効きます。
ただし視野全体が大きくアウトフォーカスな状態からでは
シャッター半押ししてもなかなかAFが動いてくれません。
もっともこれはタムロンでも同様ですから想定範囲内かな。


実際に手にして撮影してみた印象では、タムロンのようにレンズが
伸び縮みしないのが良かった、でもレンズの先端近くに幅の広い
フォーカスリングがあって、つい触ってしまいピントが動きます。
やはり軽くて持ち歩きしやすい、ただテレコン込みだと重い。
F/2.8よりファインダーが暗くなるので、今日のような薄暗い場所では
ピントの山が分かりづらく、カメラの側もAFが迷いやすくなります。

さてこの後はほど近い場所にある「富士花鳥園」で
主にAF性能などを試してみました。
そちらは次回以降にて。


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こんばんは。前回もおっしゃってましたが、寄れるってのは面白そうですね。僕はこのf4ズームはヨドバシの実機コーナーで少し触った事がありますが、D4に付いてたんで、D4にばかり目がいってしまい、薄っすらとコンパクトで軽かった事しか覚えていません(あの連写音は、初めてだと壊れているのかと思いましたよ)。それにしても、これだけ綺麗に撮れれば、例え、僅に口径食があっても、僕としては十分だなぁ(笑)おもちゃにしては、かなり本気モードで使えそうですね。

nanaga2 #mYbggkm6 | URL | 2013/08/06 20:38 * edit *

Re: タイトルなし

>寄れるってのは面白そうですね。おもちゃにしては、かなり本気モードで使えそうですね。
高倍率ズームレンズでは、撮影倍率の低下が以前から言われていて
テレ端300mmでも実際には140mmの画角ぐらいしかありません。
F/2.8ズームでも同様に撮影倍率の低下に悩まされていました。
基本的な画質やAF性能では「別格」なので大変惜しいのですが。
自由に動き回って被写体を探して撮るネイチャーではF/4は最適ですね。
ただ、次回述べますがAFではF/2.8の後塵を拝しています...

はんべ #- | URL | 2013/08/06 22:01 * edit *
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