かっぱのあしあと

ほこxたて富士山決戦第二弾 

昨年3月11日に放映された「ほこxたて」にて、
静岡県側から見る富士山と山梨県側から見る富士山の
写真対決が行われ、僅差で山梨県が勝利。
それを受けて第二弾が今日放映されました。

今回は視聴者をはじめ多くの作品を募集し、その中から
それぞれの県の代表者が選定し対決を行いました。
かなりの長丁場の募集期間なので、私も提出される作品に期待しました。
さてその結果は...

まず第一戦は「春の田園」(静岡3-0山梨)
静岡は富士市大渕の茶畑、山梨は忍野の水田に映る逆さ富士。
これは審査員の言うとおり、圧倒的に茶畑の写真が優れていました。
水田なら御殿場でも見られるし、稲穂が実るような景色ではないので
畝が重なる茶畑がやはり美しいです。

第二戦は「夏の日の出」(静岡1-2山梨)
静岡は「ふもとっぱら」での朝霧、山梨は山中湖長池での赤富士。
これは単純に色の濃さのインパクトが全てでしょう。

第三戦は「秋の山水」(静岡2-1山梨)
静岡は「さった峠」からの眺め、山梨は精進湖を俯瞰で見た紅葉。
こちらも紅葉の赤みの強さがモノを言った感じがします。
そして駿河湾と空とのコントラストが素晴らしい作品です。

第四戦は「冬の自然」(静岡3-0山梨)
静岡は西伊豆井田からの波しぶき、山梨は三つ峠からの雪景色。
夕日に染まる激しい波しぶきの迫力が全てでした。
この写真を撮られた方は、波でびしょぬれになりながらの撮影だったでしょう。
雪景色は大変難しく、よく見る写真だけに力不足でした。

第五戦は「春の花」(静岡1-2山梨)
静岡は富嶽CCからの桜と富士、山梨は本栖リゾートの芝桜。
これは静岡の作品が明らかに力不足、富士山もピンボケでいまひとつです。
芝桜の写真も逆光ので富士山があまり美しくはありませんでしたが。

第六戦は「夏の彩り」(静岡3-0山梨)
静岡は御殿場からの赤富士、山梨は河口湖大石公園のラベンダー。
明らかに静岡の作品が力強く、山体も雲も染まる赤い色合いが素晴らしい。
ラベンダーの色は夏らしさという点ではいまひとつ弱い。

第七戦は「秋の木々」(静岡0-3山梨)
静岡は富士宮からのススキと紅葉、山梨は新倉山浅間神社からの唐松の紅葉。
静岡の作品は富士山と紅葉のバランスが悪く、色の力も弱い。
山梨の作品は大胆に大きく取り入れたオレンジ色がよかったです。

第八戦は「冬の水辺」(静岡0-3山梨)
静岡は富士川の堤防での流れ、山梨は精進湖での星景写真。
富士川の写真は定番中の定番で私には面白いと思わなかった。
普段あまり見にしない夜の富士という意味では山梨に分があった。

最終決戦は「特別な一枚」(静岡2-1山梨)
静岡は沼津市内浦からの霧越しの富士、山梨は河口湖での花火大会。
これはやはり写真のできの佳さが全てでした。
静かで、それでいて雄大な富士を魅せるには絶好の一枚です。

というわけで静岡5勝、山梨4勝で今回は静岡のリベンジ。
さて三回目があるのかはわかりません。
またやって山梨が勝てばさらに四回目へなんて感じでキリがなくなります。
恐らくやるとしても、別の方法で両県が競うことになるでしょう。

今回のような、写真を見せ合って審査員が決めるのは
本当に「どちらの県から見た富士山が綺麗か」というジャッジには
向いていないのではないかと思います。
いつもあの絶景が見られるわけではないし、風景としての富士山ばかりでなく
人々の暮らしや、富士山が見えない地域の人々の憧れなど
様々な思いがあるのが富士山でもあるからです。

2013062301.jpg
【画像クリックで拡大】 私の好きな日本平からの朝焼け富士(HDR)

それにしてもこの企画、富士山の世界遺産登録を見越していたようなタイミング。
もし登録されなかったらどうしていたんでしょうね(^^ゞ

関連記事
スポンサーサイト

[edit]

はんべさん今日は(^^)

昨日のほこたての写真対決我が家でも見てました。
見ながら夫婦でどちらの勝ちか推理してましたが
楽しかったですね。

写真を趣味にする前だったら,ああ綺麗な写真だ
で終わっていたと思いますが,なんで日の丸構図
なんだとか,空の色が悪いとか勝手に写真評論家に
なって楽しく見られました。

totoro #mQop/nM. | URL | 2013/06/24 11:21 * edit *

勝負じゃないけどね

> 昨日のほこたての写真対決我が家でも見てました。
私は喧騒を避けて下田へ行ったので、帰宅したときには勝負が決まっていました。
録画を再生しながら記事を書きましたが、意外だったのは
いわゆる「定番」写真が少なかったこと。
それと作者名などが公表されなかったのも同様です。

でもこれからは撮影者が殺到するでしょうね。
平日ならまだしも週末なんかはとんでもないことになりそう。
ますます足が遠のくかもしれません。

はんべ #- | URL | 2013/06/24 20:07 * edit *
Secret

トラックバックURL
→http://kappahanbesuki.blog94.fc2.com/tb.php/678-6c911f7c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)