かっぱのあしあと

シグマ DNレンズ 試写~其の六 

前回の続きです。
試用を始めて2回目の日曜日、このレンズを使い始めて665枚撮影しました。
スナップは少なめ、ネイチャーでは多めの撮影枚数になるので、
およそ7割程度は花など、残りがスナップ系の画像でした。
枚数だけを見れば、最も多かったのは60mm、次が30mmで最も少ないのは19mmです。

120mm相当の望遠となる60mmは、比較的ネイチャー対象には使いやすいです。
一方で19mmは38mm相当、広角というほどではないものの
使い方としては被写体に寄るといった広角レンズの使い方が向いています。
その意味では19mmに向いた被写体が少なかったのかもしれません。

2013061201.jpg
【画像クリックで拡大】2013/6/9 12:47 OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm F2.8 DN
60mm相当 絞り優先AE(f/3.2 1/4000秒 +0.0EV) WB:5300K ISO:200 i-Finish

30mmレンズは最短撮影距離が30cm、でも19mmに比べれば画角を絞れます。
標準レンズは寄れば望遠、引けば広角のように使えるといいますが、
このレンズの場合、50mmF1.4といった一般の標準レンズより暗いです。
寄ったときのボケ方、引いたときの画角の広さいずれも劣ります。
トレードオフになったのはコンパクトさか、コスパか。

2013061202.jpg
【画像クリックで拡大】2013/6/9 13:28 OLYMPUS E-M5 + SIGMA 60mm F2.8 DN
120mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/3200秒 -0.3EV) WB:5300K ISO:200 Normal

花菖蒲を望遠で撮っていて、いきなり訪れたシャッターチャンス。
ズームレンズなら瞬時に対応できますが、単焦点レンズでは
いちいちレンズ交換が必要になります。
とっさに2歩ほど後ずさってからの撮影になりました。

2013061203.jpg
【画像クリックで拡大】2013/6/9 13:45 OLYMPUS E-M5 + SIGMA 60mm F2.8 DN
120mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/4000秒 +0.0EV) WB:5600K ISO:200 i-Finish

300mmクラスの超望遠レンズのようには大きく写せません。
ボケの演出でも不利で、EマウントのNEXでは90mm相当だから尚更です。
とはいえF2.8の明るさは、フルサイズの大三元とも呼ばれるものと同等です。
自分が動く、MFTなら倍動く、思い切ったアクションで対応すれば
このレンズでも十分作品作りが楽しめます。

2013061204.jpg
【画像クリックで拡大】2013/6/9 15:01 OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm F2.8 DN
60mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/250秒 -0.3EV) WB:5000K ISO:200 i-Finish

以前にもここで書きましたが、中距離域でのボケがいまひとつ硬い印象です。
それはF2.8という明るさのせいなのか、レンズの特性のせいなのか。
ここでも左端のほうは溶けるように大きくボケそうなものですが、
まだ輪郭を残しており手前の被写体との対比が若干弱いです。

2013061205.jpg
【画像クリックで拡大】2013/6/9 14:52 OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm F2.8 DN
60mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/160秒 -0.3EV) WB:5000K ISO:200 i-Finish

歌を歌う人、それを聴く人、お互い知らない同士だからこの距離。
そこから会話ができれば半分以下に縮められますね。
コミュニケーションってやっぱり人と人の触れ合いなんだと感じます。
「こんにちわ」勇気が要るけど声はかけたほうがいいよね。

2013061206.jpg
【画像クリックで拡大】2013/6/9 15:12 OLYMPUS E-M5 + SIGMA 30mm F2.8 DN
60mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/800秒 -0.7EV) WB:5000K ISO:200 i-Finish

材質は分からないけど、レンガじゃない。
興味深い質感をかもす建物の壁も緻密に描写してくれます。
この程度の距離なら開放でもそれほどボケないので、
夜間の街撮りなんかでも楽しめる気がします。


昨日の火曜日、休日は前回のリトライで花菖蒲園と前回行けなかった百合園。
途中で驟雨に見舞われ消化不良でしたが、後日アップします。


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おはようございます。665枚ですか!!お疲れ様です。2枚目、とても良いですね。咄嗟の判断でレンズ交換、瞬発力に脱帽です。4枚目は、僕も似たような構図で撮った事があるのですが、鑑賞のポイントが大変、勉強になりました。5枚目は酷いですね。あ、写真じゃないですよ(笑)歌手と観客の距離が遠すぎる。カメラマンとして、冷静で客観的な目が面白です。次回のアップも楽しみです♪

nanaga2 #mYbggkm6 | URL | 2013/06/13 07:06 * edit *

ますますDN楽しい♪

>歌手と観客の距離が遠すぎる。
たぶん、誰かが近くに立てば他の人も近づいていたと思います。
静岡では大道芸も見かけますが、やはり距離感はこのくらいですね。
ただ、子供はまるでテレビを見るように近くまで寄ってきます。
私もなかなか距離が縮められないので頑張らなくちゃ。

はんべ #- | URL | 2013/06/13 20:37 * edit *
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