かっぱのあしあと

今年はパスで 

静岡市では、毎年11月初めの週末4日間をかけて
大道芸ワールドカップ in 静岡」が開催されます。
今年で21回目となりますが、今回は見に行くことができません。
休みは最終日の日曜日のみで、最終日に言ってもろくに見られないためです。

それでなくても毎日のスタートは午前11時ごろと遅く、
最終日は午後2時過ぎにはパフォーマンスは終わってしまい
表彰などを残してファイナルイベントへ移行してしまいます。
ですから日曜日だけ出掛けても人垣は多いばかりなので今年はパスです。

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静岡市の秋にはこれといったイベントがありませんでした。
静岡市が新しい街づくりを目指して基金や推進室を設置し、ボランティアを募って
文化や芸術を花開かせようという目的から1992年に第一回目が開催されました。
当時は大道芸などに馴染みがなく、集客も盛り上がりもいまひとつだったそうです。

それから21年経ち、今では4日間に200万人近い人が集う一大イベントになりました。
あの東静岡のガンダムでも8ヶ月間かかって140万人ですからその規模が窺い知れます。
静岡からだけでなく、全国から大道芸ファンが集まりその経済効果は20億円とも。
私も見に行くのを楽しみにしていましたが本当に残念です。

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しかし問題がないわけではありません。
とりわけ年々増える一方の見物客のおかげで、見たいパフォーマンスを
好きなポジションで見るには、始まる30分以上も前から「場所取り」が必要です。
そのため一日で見られるパフォーマンスが減ってしまい、疲れだけが残ります。
私も最近はやや腰が引けてしまうのもこの点で、後ろの方からでも見えるよう
脚立を担いで一日中街中を歩き回る体力はありません。

一部有料のステージもあり、そちらならゆっくりと座って見られます。
しかしそのチケットを買うためにまた長蛇の列に並ばなくてはなりません。
また並んでも数少ないチケットを必ず買えるとも限りません。
疲れたからといっても腰掛けるスペースすらないほどの大混雑です。
さすがにこれには忍耐の限界を超えてしまいます。

また中心街の商店街や駿府公園など数々のポイントでパフォーマンスを
行いますが、人出が多い割りに地元への貢献が少ないように感じます。
スカイツリーがオープンしたときにも見られましたが、大道芸を見に来る人ばかりで
商店街やデパートで買い物をする人はむしろいつもより少ないのかも。

憶測ですが、一方で商店街からは協力金などが集められると思われますので、
集客に効果が少ないのに負担ばかり大きいのでは困ります。
しばらくパフォーマンスポイントでもあった浅間神社通りで
2007年から行われなくなったのもうなずけます。

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大道芸人にとって静岡でW杯に出るのは一つの目標なんだそうです。
自分のプロフィールに「大道芸W杯 in 静岡 オン部門出場」と
入れるのがステータスにもなるのだとか。
それほど厳しい競争と審査に勝ち抜かないと出られないイベントです。
また海外から出場するパフォーマーは多額の旅費を自己負担になります。
それでもやってくるのはやはり大道芸好きの静岡市民が待っているからです。

それだけにどのパフォーマーも熱のこもった技を見せます。
たとえ欧州でサーカス一団に参加する一流の大道芸人でも、
毎年見物して目の肥えた静岡市民の前では常に全力投球です。
ほんの数箇所でそのパフォーマンスを見れば必ず虜になるでしょう。


昨年で20回を迎えた大会ですが、何らかの刷新が図られるかと期待はありました。
しかし相変わらずの大混雑と細かい部分での運営の不備が目立ちます。
また見物人らのマナー(ゴミを分別しないなど)も目に付きます。
とはいえこれほどのイベントなのですから楽しみたいものです。

今日と明日の平日は比較的空いているので、平日に人気パフォーマンスを見て、
週末は人出が増えるストリートなどを散策するのがお勧めです。
私もどちらかというと駿府公園より呉服町通りのようなストリートが好きです。
大道芸らしい雰囲気があるし、駿府公園内は撮影にも向きません。

来年こそはぜひスケジュールを合わせてたっぷりと楽しみたいです。

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