かっぱのあしあと

献血のススメ 

昨日の記事にも書きましたが、久々の献血に行きました。
献血って、やったことのない方にはあまりイメージも
湧かないかも知れませんが、あっけないほど簡単です。
私の会社には半年に一度ずつ献血バスが来ますが、
生憎タイミングが合わないのでほとんど献血センターへ行きます。

献血と言うのは、大抵400mlの全血採血が行われます。
血小板や血漿のみを採取する成分献血などもありますが、
体力に問題がなければ400ml全血献血が適しています。
というのは、成分献血の場合採取した血液から必要な成分を
採取して残りを再び体に戻すため、非常に時間がかかります。
体への負担は少ないとはいえ、長時間針を刺したままじっとしているのは退屈ですしね。

400ml献血は男性は17歳から69歳まで、女性は18歳から69歳までで、
体重が50kg以上の方ができます。
ただし血液の回復を待つために、一年間で男性は3回女性は2回までしかできません。
私の場合、今回は17回目となるので比較的慣れているし
静岡市街中心にある「献血ルーム あおば」もすっかり馴染みになりました。

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献血をスムーズに行うためには、まず十分な休養と水分の補給が挙げられます。
特に汗をかく夏場は、事前に採血量を超える程度の水分の摂取が望まれます。
400ml献血の場合には、ペットボトル1本分(500ml)の飲料が最適だと思います。
その際、冷たい飲み物を飲むと冷えた内臓に血液が集まってしまい採血しにくくなります。
献血ルームには無料の自販機が置かれていたりするので、
暖かい飲み物を飲んでおくことをお勧めします。

また夏は汗をかいてしまうので、その直後だと肌が乾く際に冷たくなりがちです。
体が冷えると血管が細くなってしまうため、
献血ルームでは腕を温める湯たんぽなどを貸してくれます。
昨日は私もチャリで移動後だったため、汗が乾いて冷えたので
腕を長時間暖めていたのですが、暖めすぎたのか採血が終わっても
なかなか出血が止まらなくなっちゃいました(^^ゞ

また脂分や糖分の多い食事直後は献血を控える、勿論飲酒後も同様です。
そして採血直前に医師の診断を受けますが、血圧の上昇を防ぐために
献血ルームに入る前に十分な休息も必要です。

受付に献血カードを提出しタッチパネルの問診に回答した後、検査採血を行います。
献血するのと反対の腕から少量の血液を採取し、
比重や肝機能値などを調べ、献血に適合するかを調べます。
この段階で断られるケースも少なくはなく、この後の医師による診断で
血圧が高かったり低すぎたりするとやはり採血できない場合もあります。

これらをパスすると、いよいよ採血が始まります。
足が高くなるようにベッドに乗り、普通の注射針よりちょっと太い針を刺します。
でもこれらはあまり痛みがなく、献血ルームの看護師さんたちは
慣れているので未体験者の想像するよりずっと快適に採血できます。
400mlの全血なら、およそ10分程度で終わります。
DVDを借りてもオープニングだけしか見られずに終わっちゃいます。
成分献血なら30~90分はかかるのでDVDがいいかもしれませんね。

採決後はしばらく待合室で休憩してから退出します。
この際にも、十分な水分の補給と休息が大切です。
また激しい運動をしないようにといった注意事項を告げられます。
できればクルマの運転は避けて、公共交通機関で来る方がいいかも知れません。

私は以前、献血後に喉が渇いたからと冷たい生ビールをがぶ飲みし、
そのまま炎天下を歩いてひっくり返ったことがあります。
アルコールは血管を拡張するので血圧を下げます。
また冷たい飲み物は前述のように内臓に血液を集めてしまい、
さらに汗をかきながら歩いたために脳に回る血液が足りなくなったのだと思われます。

例えが悪いかもしれませんが、400mlの血液を
そこら辺にこぼすとまさに「血の海」状態になります。
それ位の大量の血液を一時的に抜いたのですから、それなりの体への負担はあるはずです。
少しぐらいの無理なら大丈夫だろうと思っていると、逆に輸血される事態にもなりかねません。

しかし、繰り返しますが献血は決して大変なものでも苦痛を伴うものでもありません。
一度やってみると拍子抜けするほど簡単で、それでいて何だか爽快な気分にすらなれます。
何より、今日においても血液は完全に人工的に作り出すことができません。
毎日の手術や治療には勿論、薬の製造などにも大量の血液が必要です。
その血液は私たちの献血でしか確保することができないのです。

昨年の震災の直後に献血ルームへ行った際には、
何と立ったままで3時間も待ちながらも献血に並ぶ若者が相次ぎました。
昨日も比較的若い人たちが次々と献血ルームへ訪れて来ては、
慣れた様子で献血を行っている光景を見ました。
こういった行動はとても頼もしいと感じる一方で、
それでも年々献血者が減っており血液の確保が難しくなっています。

とりわけ血液の凝固に必要な「血小板」は、採血から4日間しか利用できないそうです。
そのため毎日の献血が必要で、これがなくなると手術が行えなくなるなどの支障が生じます。
震災直後だけでなく、日ごろから献血ルームに足を運んだり
献血バスを見つけたら採血に応じる姿勢が必要なのです。

ちなみに災害などの際、献血経験者が優先的に
輸血されるなどといったデマもありますが、全くの嘘です。
あくまで献血はボランティアであり何かを求めるために行うことではありません。
詳しい献血についての情報は最寄の赤十字や血液センター、
献血ルームを検索してみてください。
そして気軽に足を運んでみましょう。
とっても簡単、そしてとっても気分爽快です(^^♪
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