かっぱのあしあと

三振より三冠 



先ごろ、カメラ記者クラブ主催の「カメラグランプリ2017」において
オリンパスのE-M1 MarkIIは「大賞」「あなたが選ぶベストカメラ」を、
同社のM.ZUIKO 12-100mm F4 PROが「レンズ賞」を受賞、
いわゆる「三冠達成」と相成りました。

オリンパスとしては、大賞は2010年のE-P1以来、
レンズ賞は昨年300mm F4 PROが受賞しています。
こういった「大賞」的なものには懐疑的ではありますが、
ニコンやキヤノンが跋扈する同賞においての三冠は素晴らしいです。

しばらく前から「レフ機の時代は終わるのか」といった議論を聞きますが、
実際にニコンのD4を使っていた感触からすると、
E-M1 MarkIIのポテンシャルはレフ機フラッグシップに
比肩するか、部分的には凌駕するものを持っています。
ただ、その点を理解するには実際に使い比べないと分からないという
難しい側面もあるので、今回の三冠達成には驚きの声も聞こえます。

販売台数では、圧倒的にエントリーモデルのレンズキットが
上位を占めるものの、人気や実力ではこういった
「尖がった」ところのあるカメラでないと生き残れないでしょうね。
超高速AF&連写や大型センサー機など強い特徴を備えれば
高価でも買ってもらえる、逆に言えばそうでなければ
買ってもらえない厳しい現実もあるわけです。



グアム
2017/5/17 11:48 Canon G7 X MarkII / 32mm相当 絞り優先(f/4.0 1/320秒 -0.3EV) WB:5000K ISO:200



グアム
2017/5/17 12:15 Canon G7 X MarkII / 100mm相当 絞り優先(f/4.5 1/320秒 -1.3EV) WB:5200K ISO:160



グアム
2017/5/17 18:08 Canon G7 X MarkII / 24mm相当 絞り優先(f/2.8 1/60秒 -1.0EV) WB:6000K ISO:160



グアム
2017/5/17 19:12 Canon G7 X MarkII / 100mm相当 絞り優先(f/2.8 1/100秒 -1.0EV) WB:3300K ISO:1600



グアム
2017/5/17 9:19 Canon G7 X MarkII / 24mm相当 絞り優先(f/5.0 1/320秒 -0.7EV) WB:5300K ISO:125



ただ、OM-Dを使っていて感じるのはそういった「尖がった」部分だけではなく
もっとカメラ、写真を撮る道具としてのポテンシャルの高さも実感します。
ニコンの一眼レフを使っていた頃はいつも気にしていた
センサー面のゴミや防塵防滴性、レンズ交換時のホコリなども
OM-Dでは全くと言っていいほど気になりません。

軽さや小ささも加わって、より多くの機会で持ち出せる、
より多くのシャッターを切れる、より幅広いシチュエーションに
対応できるというところでもOM-Dは抜きん出ています。

「OM」とは「オリンパス」「米谷」の頭文字。
その米谷氏が理想とするカメラというのが「いつでも身に携えて
好きな時に写真が撮れる、より安価な価格のカメラ」でした。
今やそれはスマホという形でひとつの完成形を迎えていますが、
記録する、伝えるだけではない表現やアートの次元においては
やはり写真専用機はなくてはならないものです。



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