かっぱのあしあと

E-M1 MarkII ファーストインプレ 



発売直後、販売店へ受け取りに行った際、
箱から取り出し手にした時の第一印象は「ややゴツイ」

グリップがやや大型化して背面も全体に若干大きくなりました。
しかし寸法的には、初代E-M1に比べ幅で+3.7mmの増加にとどまります。
グリップの分奥行きは+5.8mm、一方高さは-2.6mmとちょっと低くなっています。
これはホットシュー下のアクセサリーポートが廃止されたためです。


E-M1 MarkII


重さはというと、バッテリー・メディア込みでE-M1 MarkIIが574g、
E-M1が497gで+77g重くなりました。
昨日このボディにM.ZUIKO 12-100mm F4 PROレンズを装着し
2時間ほど歩いたのですが、痛みを抱える肘には少々堪えましたね。


E-M1 MarkII
まだ保護フィルム貼ってませんでした(汗
初代機はアイカップ無くすわ傷だらけだわ(大汗


E-M1 MarkII
左のMarkIIの方がグリップ幅が厚くなり持ちやすい
ストラップ取付金具の位置が変わって手に絡みません。


E-M1 MarkII
「スーパーコンパネ」は項目が増え覚えきれない(巨汗


今回の改善点で最も嬉しいもののひとつがバッテリー表示。
モニターの左上に、従来の表示に加え「%」が追加されました。
今やスマホでも当たり前、ニコンも上級機で使われています。
「インフォリチウムバッテリー」に変更されたためで、
メニュー内ではバッテリーの劣化度やショット数なども確認できます。
また充電時間も従来の半分程度まで短縮されています。


E-M1 MarkII


液晶モニターは上下チルト式からバリアングルタイプへ。
賛否両論ありますが、個人的には歓迎です。
スナップ系のユーザーにはチルトの方が好まれますね。


E-M1 MarkII


バッテリーは一回り大型化しました。
しかし初代用のBLN-1はかまぼこ型だったのに対し
今回のBLH-1は豆腐のように真四角なので
逆向きにしてもとりあえず挿入できてしまいます。
そして奥まで押し込む際にバネで跳ね返される始末。
この辺は星景撮影など暗い場所では不便を感じます。


E-M1 MarkII


上は従来のBLN-1で下が新しいBLH-1です。
色も変わり重さも約50g(実測値)対約75gと5割り増しです。
メーカー発表では、撮影可能枚数で440枚と90枚ほど増えます。
実際に使った印象では、容量が増えた割には減り方は変わらないようです。
画像エンジンやシャッターなどの高速化で消費電力も増えたのかもしれません。


E-M1 MarkII


E-M1 MarkII


バッテリーの大型化に伴いバッテリーグリップも大きくなりました。
新たに十字ボタンが追加され、縦位置撮影での利便性が向上。
ただし本体+バッテリーグリップに2本のバッテリーを内蔵した時の
全体の重量は、初代機が約807gなのに対し、MarkIIでは約1075gと
268gほども重くなってしまいます。


E-M1 MarkII


メディアスロットはデュアル化され、上下に2枚挿入できます。
差し込む際のメディアの向きが初代機の反対なのが解せません。
メディアへの記録の方法はメニューで様々に設定できます。
安全のために同じデータを2枚に同時記録するのがおススメらしいです。

ちなみにスロット1はUHS-IIに対応していますが、ご自慢の
18コマ/秒での高速連写を多用する場合には、UHS-IIカードを
使わないとカードへの書き込みに時間がかかり使い勝手も悪化します。


E-M1 MarkII


初代機に加えE-M5系やE-M10系までは、リモートケーブルの
接続端子がグリップの反対側に他の入出力端子と併設していました。
するとケーブルの根元や端子のフタがバリアングルモニターと
干渉したり、L型ブラケットとも干渉してしまいました。

今回のE-M1 MarkIIではグリップ側に移動したため解消しています。
ケーブルを使うのは三脚に固定することが多いので、
グリップ側でも問題にならないためですね。
ただし端子形状が異なるので、抜けにくいものの互換性がありません。


メニューは色分けされていたものが白黒オンリーに。
しかし全体の操作性はE-M1と似ているのであまり戸惑いません。
付属する取扱説明書は非常に簡素で、「使い方」というより
単純な「操作方法」ぐらいしか載っておらず不便です。
実際に使う時の設定内容などはネットやムック本頼みでしょうか。


まだお試し段階とはいえ、高速連写や超強力な手ぶれ補正など
片鱗に触れただけでもE-M1 MarkIIのポテンシャルには驚きです。
逆にコンパクトなレンズを付けてのお気軽スナップなどには
やや大柄で重く、それにはE-M5 MarkIIが向いていそうです。
次回以降は実際の撮影画像を交えて使い心地などをお伝えします。



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こんばんは

ついに届きましたね。巷の評判も上々で、大いにフィールドで
期待できそうです。一番の要望改善ポイントであるフォーカス
性能も本物のようで、のどから出が出そうです。あとは長秒
露光時のノイズ特性ですが、ここも恐らくかなり良くなっている
のでしょうね。レポート楽しみにしてます。

GON #HKJnITgI | URL | 2016/12/26 00:44 * edit *

Re: こんばんは

> ついに届きましたね。

一部では、ノイズに関してE-M5 MarkIIと同等というレビューもありますが、
簡単に星景撮影してみた限り、E-M1はもとよりE-M5II以上に良さそうです。
ノイズ除去によるディテール消失は今までで最も少ないし、
カラーノイズも非常に少なくなっています。
安心して高感度・長時間露出が出来ると思います。

AFですが、プリキャプチャーを併用しながらうまくファインダーで
捉える限り、ニコンD一桁に近い性能を持っています。
ただしまだEVFのラグが若干あるのと、移動速度の速い
鳥などは捉えるだけで大変なので習熟が必要です。

記事にも書きましたが、数字以上に重さを感じます。
バッテリーグリップとPROレンズをセットすると、
完全にフルサイズ機並みの重量感でした。


はんべ #- | URL | 2016/12/26 18:22 * edit *

こんばんは
田中氏のTwでも手振れ補正について触れていましたが、
どうやらその性能は本当に異次元のようですね。
三脚無しで撮れるとなると、機動力アップで時間場所を
気にせずガンガン行けそうです。ん~羨ましい・・

フルサイズニコン機はいかがされました?
私も鳥撮りシステムだけ一眼を残して、他はFujiに行きたい
心境です。出来れば鳥もFujiにしたいくらい(笑)
でもMarkIIとサンヨンの相性も良さそうですね。
すごいサンプルが上がってきたらグラグラしてしまうかも(笑)

月見里 #A8BJpryA | URL | 2016/12/26 18:32 * edit *

Re: タイトルなし

> 三脚無しで撮れるとなると、機動力アップで時間場所を
> 気にせずガンガン行けそうです。ん~羨ましい・・
クリスマスのイルミネーションや一般の夜景でも、実際には
見た目以上に意外と明るいのか、ISO800ぐらいにすれば
手ぶれ補正でほぼ完全に撮影出来てしまいます。
夜景なら三脚も合成夜景モードも必要ないですね。

> フルサイズニコン機はいかがされました?
下取りに出してと思いましたが、予想以上に値付けが安いので
一旦手元に置いて、少しずつヤフオクで売るつもりです。
意外とレフ機ではフルサイズに人気がないようです。
レフ機では圧倒的にAPS-Cのお手軽モデルに人気が集中しており、
中古市場では今やソニーなどのミラーレスが人気らしいです。
レンズでも同様で、大三元もモデルチェンジが激しくて
旧型は一気に引きがなくなり、買取値が下落しています。

E-M1 MarkIIにはプロキャプチャーという機能があり、
シャッターを半押しすると撮影が始まり、全押しから
遡って指定数のコマを記録してくれます。
このおかげで鳥では飛び立つ瞬間を確実に捉えられます。
レフ機では出来ない芸当なので、野鳥撮りにも向いていそうです。
18コマ/秒の連写も伊達ではなく、ファインダーでしっかり捉える
スキルさえ身に付ければ動き物には適していると思います。

はんべ #- | URL | 2016/12/26 23:15 * edit *
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