かっぱのあしあと

ザ・別荘展 

今日初めて長野県の軽井沢へ行ってきました。
今更何だと言われそうですが、上越自動車道や
北陸新幹線で比較的簡単にアクセスできる首都圏と違い、
静岡からは身延みち、中央道を降りて長々と佐久甲州街道を
使って片道5時間以上もの時間がかかるのでおいそれとは行けません。

旧中山道の宿場だった軽井沢宿は、明治になってショー宣教師が
避暑地として紹介、当初は外国人ばかりだったらしいです。
清廉な避暑地だった軽井沢に日本人の観光開発の手が入り、
富裕層の別荘やスポーツ施設が急増し観光地化されました。

箱根や伊豆などと違い、町の面積の大半を別荘地や観光地が占めます。
8800世帯2万人の人口に対し、14000もの別荘が立ち並び
夏季休暇には別荘のオーナーや観光客らで人出は10倍以上に。
夏は涼しい代わりに冬は厳しい寒さで営業しない商店もあったのですが、
新幹線やアウトレットなどの影響からか今は冬季も来客が絶えません。

これまでは「軽井沢」に特殊なイメージを持っていました。
今どき別荘を持てるようなごく一部の富裕層のもので、
観光客がその暮らしぶりを覗かせてもらっている、てな感じです。
しかし今回初めて訪れて、「旧軽」周辺や教会群などをウロついた
率直な印象は、それほど特殊な場所ではなく、ごく普通の観光地でした。

ただ、先述の通り一般世帯よりも多い別荘の数々に圧倒されるし、
観光地にありがちな「ギトギト」した商売気はあまり感じませんでした。
豊かな緑に囲まれ、高級車が難儀するような狭い道路が縦横無尽に
走るので、自動車よりも(自前の)チャリでの移動が快適でした。
では自分も住んでみたいと思うか、それは残念ながら否ですね。


2016102401.jpg
2016/10/24 12:59 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6 II
28mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/30秒 +0.7EV) WB:5300 ISO:500 Vintage 旧三笠ホテル


別荘はあくまで個人の保有地なので、自由に立ち入れません。
ゴルフ場やアウトレットなどの観光施設は私には用はないし、
白糸の滝や雲場池はそれほど何度も通うような規模でもありません。
財政が潤沢で地方交付税は未交付、なのに町全体に活気がありません。
あくまで静かで落ち着いた雰囲気が支配するのはいいものの、
旅行などではなく別荘に滞在するとなるとやはりもう少し「便利」さも欲しいもの。

今日も「旧軽銀座」には観光バスで訪れた大勢の観光客がそぞろ歩いています。
しかしその話す言葉の大半は日本語ではありませんでした。
いつまでも中国依存の観光や個人需要は必ず破綻します。
このままでは再び静か過ぎる軽井沢に戻ってしまうでしょう。
ただ、富士山麓や伊豆などに見られるような「廃墟」化した
観光施設などが少ないのはせめてもの救いかもしれませんが。

GWや夏休みの大混雑に比べると、紅葉の時期は快適らしいです。
今日も大混雑・大渋滞を「期待」していましたが、どこへ行っても
中国人の観光バスぐらいで意外なほど平日は空いていました。
紅葉もまだ早めで、ピークは今週末辺りになりそうです。
時間と関心があったら、ちょっと早めの紅葉を楽しんではいかがでしょうか。

今日撮った写真などは次回以降にて。


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