かっぱのあしあと

やめてケーレ ジコジコ 

今回はクルマネタです。

先ごろ13日、警視庁と静岡県は新東名高速道路の一部区間で
最高制限速度を100キロから110キロへ変更する試行を
来年度中にも開始すると発表しました(東北道でも試行予定)。
具体的には、路肩や車線が広く、カーブや傾斜の少ない区間、
新静岡ICから森掛川IC間の約50キロにて行われる予定です。

これは今年の3月、専門家委員会で120キロまでの規制緩和の
提言を受けて、まずは110キロで1年ほど試行してみようというもの。
これまで半世紀もの間、100キロで動かなかった最高速度が
いよいよ変わるのかと一部では期待されていますが、
果たしてこの動向はどんな結果をもたらすのでしょうか。

最高時速を120キロにするメリットとして、
時間短縮とそれによる経済効果(?)をあげる声が多く聞かれます。
また、そもそも120キロでも走行可能な設計だからとか、
実勢速度に近づけよう(これも随分乱暴な論理だけど)などと
様々で、何だか言いくるめられているような気もしてきます。


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2016/10/17 13:39 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/400秒 -0.7EV) WB:5800K ISO:200 Natural 八千穂高原自然園


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2016/10/17 11:44 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
190mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/200秒 -0.3EV) WB:5800K ISO:500 Natural 八千穂高原自然園


2016102203.jpg
2016/10/17 12:22 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
80mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/80秒 +0.0EV) WB:5800K ISO:400 Natural 八千穂高原自然園


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2016/10/17 9:36 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
220mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/200秒 -0.7EV) WB:4500K ISO:2500 ToyPhoto 白駒の池


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2016/10/17 14:10 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 絞り優先AE(f/5.6 1/640秒 +0.3EV) WB:6000K ISO:200 ToyPhoto 八千穂高原自然園


今回試行される50キロメートルの区間を時速100キロで走れば
30分かかりますが、110キロでは計算上どうなるのか。
たったの3分足らずしか短縮できないことになります。
時速10キロの速度差はわずかのように感じますが、
従来どおり80キロで走行する大型トラックとの速度差は大きくなるし、
わずかな速度差でも車線変更を迫られるので危険が伴います。

そんな短い時間を短縮したところで、経済効果などあるのでしょうか。
逆に制動距離が伸びるなどで事故の確率や損傷が悪化するばかりか、
燃費の低下や環境への悪影響、車体やタイヤなどの劣化が早まる、
疲労やストレスが増し、トータル的にはむしろデメリットが勝るはずです。
それでも120キロへ上げたい理由は何でしょうか。

中には、海外では制限速度が120~130キロだとかクルマの性能が
よくなったなどとワケの分からないことを言う自称専門家もいます。
実際には130キロ以上で走るクルマだっているだろうとか、
自分はずっと無事故だったなどとますます意味不明な話も聞きます。
しかしどんな人間がどんな精神状態で運転しているとも分からないし、
クルマはいつだって「走る凶器」に変わりありません。


※この歌、知ってる人どのくらいいるのかいな。

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