かっぱのあしあと

三丁目の記憶 

写真は被写体を撮影することで「記録」として残します。
模型もそれに似ていて、現実のものか空想上のものかは
別にして、立体造形として形に残すことができます。
このホビーショーで見かけた数々の模型やジオラマは、
夢を立体化させたものや懐かしい景色を再現したものもあります。

今ではほとんど見ることも出来なくなった昭和の風景を
手に取るような立体造形として再現した作品を見ると、
懐かしいと言う思いとともにあの頃の暮らしの中に
息づいていたささやかな幸せがほのかに蘇ります。

あれから半世紀、果たして日本や世界はよりよくなったのか。
人間は賢いから21世紀の未来は明るいことばかりだろう。
ロボットが進化し機械化が進んで人間はどんどん楽になる。
世界一周だって宇宙にだって誰もが行くことができる。
病気もなくなり戦争もなくなり貧困や争いもなくなる。

半世紀前に想像していた未来は「こんな」だったっけ。
なんてことを思いながらミニチュアを眺めていました。


2016051701.jpg
2016/5/15 13:42 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6 II
50mm相当 絞り優先AE(f/5.6 1/50秒 -1.0EV) WB:3500K ISO:250 Natural


2016051702.jpg
2016/5/15 14:09 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6 II
94mm相当 絞り優先AE(f/6.3 1/25秒 -1.0EV) WB:4200K ISO:2500 Natural


2016051703.jpg
2016/5/15 12:42 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6 II
160mm相当 絞り優先AE(f/5.6 1/160秒 -1.0EV) WB:4500K ISO:2000 Natural

豆腐は鍋を持って買いに行くものだと知らない世代がとっくに半数を超えた?


2016051704.jpg
2016/5/15 13:45 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6 II
98mm相当 絞り優先AE(f/5.6 1/100秒 -0.7EV) WB:4200K ISO:1600 Natural ときわ荘

玄関の奥の張り紙、「地震だ!火を消せ!」
細かすぎだろ。


2016051705.jpg
2016/5/15 14:35 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6 II
84mm相当 絞り優先AE(f/5.4 1/100秒 -0.3EV) WB:4500K ISO:2500 Natural ガルパンはいいぞ、らしい


私が子供の頃作ったプラモデルは、今ほど精密ではありませんでした。
塗装すらいい加減で、それでも完成するのが楽しみだったものです。
「セメダイン」やラッカー塗料の臭い、はみ出したセメダインや
手に付く塗料、それでもプラモデルは子供の夢でもあります。

今では接着剤のいらないものや、最初から色の付いた
プラモデルもあって、時代の変わりようをつくづく感じます。
でもやっぱり本格的な愛好家はエアーブラシなどを駆使して
思わず見入ってしまうような緻密な模型作りに勤しんでいます。

コストはともかく、時間とスペースに相当な余裕があるか、
人並みはずれた情熱でもない限りあそこまでの作品を
作り上げることは難しいですね。
数百分の1秒で完結する写真とはエライ違いを感じます。
その意味では絵画に近いものなのでしょうか。

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>豆腐は鍋を持って買いに行くものだと知らない世代がとっくに半数を超えた?

そうですね、そんなことを思い出しました^^
買いに行かされましたよ。もう半世紀以上前の思い出。。
懐かしい、、、お豆腐屋さんもいつしかなくなっちゃって。

monopod #mQop/nM. | URL | 2016/05/18 02:12 * edit *

Re: タイトルなし

> 懐かしい、、、お豆腐屋さんもいつしかなくなっちゃって。
買ってきた豆腐は鍋に入ったまま冷蔵庫を占拠していました^^;
刺身も魚屋がリアカーを引いて売りに来ては、その場で捌いていました。
スーパーでもトレイなんかなかったので、緑色の薄紙で包んだものです。
つくづくゴミの多さに溜息が出る今日ですね。

はんべ #- | URL | 2016/05/18 20:10 * edit *

昭和の時代、懐かしいですね。
今みたいに賞味期限とか消費期限なんかなかった。
その日ぎりぎりのものしか作らなかったからだ。
みんな貧しくて腹を空かしていたが夢があった。
子どもの頃は車を所有出来るなんて思いもしなかった。

今、食うものはあふれ、必要以上にぜいたくをしている。
でも、満ち足りていない。
心は貧しくなったような気がする。

いけの鯉 #- | URL | 2016/05/18 20:39 * edit *

はんべさん

まるで絵本の世界のようですね
ショップを見てから工場を覗いてお豆腐買って友達の家に行き
友達と戦車に乗って遊びました

りら #sSHoJftA | URL | 2016/05/18 21:16 * edit *

Re: いけの鯉さん

> 昭和の時代、懐かしいですね。
私は昭和と言っても東京五輪の前の年生まれとはいえ
五輪の記憶はないのですが、新幹線やテレビのカラー化、
建造物の木造からコンクリートへの変化を体験してきたので、
いわば昭和のいい時代でもあったと思います。

「明日は必ず今日よりよくなる」と言われた昭和の時代は
大なり小なり誰もが希望や夢を持てるし、実際に右肩上がりでした。
しかし成熟した日本はどう進むべきかを見誤ってしまいました。
今でも「バブル」待望論まで出る始末で、過去の栄光を
取り戻すことが幸福なんだと勘違いした未来は暗澹たるものです。

モノが足りない、みんなが貧しい時代は、各々が助け合わなければ
生きてゆくことされままならなかったものです。
だから人と人の絆も強いし、心のつながりも同様でした。
経済的に豊かになって核家族化、さらに一人暮らしが増えても
大して困らずに生活できるため心もバラバラになってしまったのでしょう。


はんべ #- | URL | 2016/05/18 22:29 * edit *

Re: はんべさん

> まるで絵本の世界のようですね
ミニチュアって、どうも日本人の機微に触れる気がします。
古くから「箱庭」もあったし、そもそも日本庭園は
大自然をそのまま庭に再現したものですからね。
失われてゆく昭和の景色を、ミニチュアでもいいので
是非多く残して欲しいと思いました。

はんべ #- | URL | 2016/05/18 22:32 * edit *
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