かっぱのあしあと

新たなる脅威 

4月14日午後9時26分、熊本県で最大震度7を記録する地震が起きました。
その後16日午前1時25分にも震度6強の地震が発生。
後にこちらが本震で14日のが前震であったことがわかりました。
その後も度重なる強い余震で17日現在42名の死者を確認、
さらに9万人を超える被災者や1000人以上の負傷者を出しました。

最初の地震が起きた時、たまたまTVを見ていて速報にビックリ。
「震度7」の表示に戦慄を覚えたものの、駅前辺り(?)の
映像では通行人らも落ち着いていて、むしろ花金を楽しむ
かのような光景すら見られたのですが。

明るくなって次第に被害が判明すると凄いことになっていました。
それでも津波もなく、土砂災害でも直接の大きな人的被害は
あまりなかったようで若干ホッとしたかに見えました。
そこへ震度6クラスの余震が重なり、傾いた建物が崩れるなどして
多くの人々が圧死し大変な被害をもたらしたわけです。

あらためて直下型大地震の恐ろしさを目の当たりにしました。
今日では数多くの防犯カメラやスマートフォンの映像が残ります。
また取材の最中にも大きな余震が来たため、揺れる街並みや
人々の混乱する状況がTVやネットなどを通じて擬似体感されます。
度重なる余震で、傷みかけた住居へ戻ることも出来ず、
また避難所でも眠れない被災者が疲れを募らせています。

阪神淡路大震災や東日本大震災などで私たちは様々な被災を見てきました。
その度に予想を超えた火災や津波などの被害に見舞われています。
今回も大きな余震の連発という新たな地震のタイプを体験しました。


2016041701.jpg

この画像は、2009年8月11日に駿河湾沖で起きたM6.5の地震で
静岡市内の駿府城跡の石垣が崩壊し、その復旧工事のひとコマです。
石垣の石はここだけでも700以上あり、ひとつひとつ大きさも形も違います。
それを全て元通りに組み直すのは至難の業です。

2年以上にわたって4箇所の崩落現場の工事が行われました。
石垣だけでもこれですから、巨大な天守閣などまで崩壊した
熊本城の完全なj復旧には相当な時間とコストがかかるでしょう。
重要な建築遺産ですから、単純にコンクリートで固めるわけにも行きません。


2016041702.jpg
2016/4/11 9:33 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
180mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/200秒 +0.3EV) WB:5000K ISO:400 FantasicFocus 冨士霊園


2016041703.jpg
2016/4/11 9:53 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
190mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/250秒 -0.3EV) WB:5600K ISO:400 Natural 冨士霊園


2016041704.jpg
2016/4/11 10:31 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1250秒 +0.7EV) WB:5300K ISO:400 Natural 冨士霊園


2016041705.jpg
2016/4/11 11:36 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
150mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1000秒 -1.3EV) WB:5300K ISO:200 ToyPhoto 冨士霊園


2016041706.jpg
2016/4/11 12:06 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1000秒 +0.0EV) WB:5300K ISO:200 Natural 冨士霊園


これまでの大震災で、尊い犠牲の上に様々なことを学んできました。
東北の震災で津波を見たことから、最近の地震対策が津波にばかり
集中していることは大変気にかけていました。
実際の地震の被害は津波ばかりではなく、また東北の地震のように
2~30分の時間差で津波が来るとも限りません。

今懸念されている南海トラフの連動地震では、私の住む静岡県中部は
震源域の真上に相当し、揺れている最中に津波が来るとも言われます。
海岸に近い地域では津波タワーなるものが作られていますが、
いざ大地震が起こればそこまで辿り着くことができないかもしれません。

また耐震性ではもっとも進んでいる静岡県内の建築ですが、
今回のような度重なる強い余震は想定されていません。
一刻も早い復旧を祈るとともに、貴重な犠牲を次に起こさない
英知と努力で報いることこそ私たちに求められています。


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はんべさん

三枚目のお写真
桜の幹の美
そこにある 花の美
二つの美の競演ですね

四枚目のお写真
まるで左右から花の波がせめぎ合っているかのごとく感じます
冨士霊園の桜 豪華ですね

五枚目のお写真
一枝の桜
鮮やか背景色が気になります
お時間ある時教えて下さい

りら #sSHoJftA | URL | 2016/04/18 20:15 * edit *

Re: はんべさん

> 二つの美の競演ですね
幹から直接咲く花や伸びた枝を「胴吹き」といいます。
樹勢の弱まった老木に多く、幹に眠っていた花芽が生命力を
取り戻して目を覚ましたとも言われています。
太い幹に小さな可憐な花房が目を惹きます。

> 鮮やか背景色が気になります
3mほどもある大きな椿です。
深緑色の木に咲いた鮮やかな真っ赤な花と
淡い桜の取り合わせが良かったです。

はんべ #- | URL | 2016/04/18 21:34 * edit *
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