かっぱのあしあと

規制事実 

首相官邸屋上のドローン事件は大きな展開となりそうですね。
個人でも空撮が楽しめるドローンは、今年最大級の人気商品に
なりかけていたものの、この事件で一気に規制の方向です。
もっとも、正しい使い方で空撮を楽しむのに登録制は問題ないでしょう。
むしろ不正な飛行や悪用を防ぐ意味では効果的です。

またもう一つの「撮影機材」も規制の動きがあります。
セルカ棒とか自撮棒などと呼ばれるもので、昨年辺りから
急速にアジア圏の観光客を中心に使う光景を見かけます。
しかしこの自撮棒も、他の客に迷惑になったり、展示物を
破損しかねないために使用を禁止する施設が増えています。

新幹線のホームでは、架線に近づけた自撮棒に放電し、
ホーム上の客が感電する可能性もあるそうです。
もっとも、自撮りブームはどうなるにせよ、自撮棒は急速に
普及が進んでしまえば新規で売れなくなるし、そもそも
この商品の単価は非常に安いので利益も知れています。

一方でその効果や有効性が認められつつあるのが
「ドライブ・レコーダー」などと呼ばれる車載撮影カメラです。
事故の際には、確実な映像の証拠が残るため検証に役立ちます。
またドライブの記録としても活用されていて、最近では
動画投稿サイトでも車窓風景やドライブルートの投稿が見られます。

その有効性の一方で、Google ストリートビューなどでも見られた
プライバシーや肖像権の問題もはらんでいて、いつ規制の
対象になるかもわかりません。

デジタル時代になって、カメラの使い方の幅が大きく広がりました。
ネットの普及にも伴って画像の使われ方や撮影されること自体への
問題はこれからも起きる可能性がありますね。


2015042501.jpg
2015/3/30 14:21 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/2500秒 -0.7EV) WB:4800K ISO:200 Natural 大石寺


2015042502.jpg
2015/3/30 13:12 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
80mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/3200秒 -0.3EV) WB:5300K ISO:200 Natural 興徳寺


2015042503.jpg
2015/3/30 15:27 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/2500秒 -0.7EV) WB:4800K ISO:200 Natural 大石寺


2015042504.jpg
2015/3/30 14:48 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
24mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/3200秒 -0.3EV) WB:5800K ISO:200 Natural 大石寺


2015042505.jpg
2015/3/30 14:52 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO トリミング
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/2500秒 -1.0EV) WB:5300K ISO:200 Natural 大石寺


TVニュースで、「今日からゴールデンウィーク突入!」と聞いて
『なにを~!(怒』と思った人は正常な精神状態だと思います(^^ゞ


デジタルカメラが安くなって一気に普及したのがおよそ10年前。
携帯電話にカメラが付いて、さらにスマホの登場で写真を撮られる
機会が桁違いに増えるに連れて新たな問題も顕在化します。
またインターネットとその端末の普及も進み、拍車をかけています。

別なところでは、監視カメラも増えていつの間にか知らないうちに
撮影されていることもあるというし、監視や管理が進み顔認識も向上し
マイナンバーとも絡むと、映像の中の人物に個人名がついた状態で
ネット上に氾濫するなど、考えていくとキリがありません。

急速に増えたアマカメさんたちが、あちこちで撮影マナーの問題も起こるし
そのうち自撮棒ならぬ自撮ドローンも商品化されて、観光地の空を
埋め尽くすなんて日も来るかもしれませんね。




【フォトマスター検定 1級:デジタルカメラ分野問題】より 第13問

次の文章を読んで、(  )に入る正しい言葉の組み合わせを(1)~(3)の中から選べ。
「多くのデジタルカメラには、画像の仕上がり具合(色調)を調節できる機能があり、
メーカーや機種によって呼び方は異なるが、仕上がり具合の調節を『風景』、
『VIVID』、『ダイナミック』などと呼ばれるものを設定すると、画像は、スタンダード
あるいはNATURALと呼ばれるものと比べて( ア )となる。
極端な場合には色飽和を起こすことがあり、その場合には、標準的なものに設定したり
( イ )などと呼ばれる設定や( ウ )などと呼ばれる設定にしたりするとよい。」

(1) ア:彩度が高いもの  イ:ニュートラルあるいはFLAT素材
    ウ:ポートレート(PORTRAIT)
(2) ア:彩度が低いもの  イ:ニュートラルあるいはFLAT素材  ウ:人物
(3) ア:彩度が高いもの  イ:i-FINISHあるいはバイブラント  ウ:アコースティック


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はんべさん

記事を拝読させて頂きました
考えることが多々あります
最後のお写真拝見すると安堵します
自然の営みはまだここでは健在なのだと・・・

富士山のお写真
菜の花がまるで富士山の目前にあるかのように撮影されています
撮影スポット探しもさることながら 撮影姿勢にも苦慮されてのことでしょう
美しいお写真 暫し見とれました

りら #sSHoJftA | URL | 2015/04/26 07:47 * edit *

Re: はんべさん

> 考えることが多々あります
昨今では、「自由」の意味合いが変遷してきており、
「自由」の捉え方の多様性も広がっていて
ある意味ではむしろ「不自由」な状況が強まっています。
プライバシーや肖像権が一部の有名人だけのものでなくなり、
いつ自分の個人情報が知らない人間に渡っているかもわかりませんね。
都市部に住む人は、少なくとも一日に30回以上何らかの
カメラに写されているという話もあります(イギリスですが)。
個人情報の流出と同様に、もはや避けきれない状況なのかも。

> 撮影スポット探しもさることながら 撮影姿勢にも苦慮されてのことでしょう
富士山は、アルプスなどに比べ遥かにアクセスしやすく、
日本一高い独立峰なので、360度からかなり遠くまで見通せます。
そのため、撮影ポイントは無数に存在し、富士山の人気や
アマカメの急増に伴って各ポイントはいつ行っても誰かがいる
という、やや脱力気味な状態になっています。

私が最近富士山をほとんど撮らなくなったのもそのためで、
同じポイントから同じ被写体を同じようなカメラで
撮影すれば、みな同じような作品になってしまいます。
その事態に食傷気味となって富士山を撮らなくなりました。

しかし最近、ウチの会社のOBが参加している
東北被災地支援活動に、私の撮影した富士山の写真を贈りました。
すると、富士山を見たことが無い被災者の皆さんから、
予想を超える反響をいただいて驚いた次第です。

そう思うと、やはり富士山のカリスマ性は別格なんだろうなと。
このブログなどでも、見たことが無い皆さんに富士山を
お届けすることもできるのではないかと思い、
これから機会を見て富士山を再び撮ろうかとも考えています。

はんべ #- | URL | 2015/04/26 23:46 * edit *
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