かっぱのあしあと

下から目線で 

バリアングルモニターがデジタルカメラに搭載されたのは、
私の記憶では2000年に登場したキヤノンのコンパクトデジカメ
「PowerShot G1」からだったように思います。
ですから既に15年目の長い歴史を持つ機能なわけです。
私自身は、その翌年に発売されたニコンのCOOLPIX5000で
初めて体験し、その利便性に大変感心したのです。

その後、デジタル一眼レフに移行してからはしばらくのご無沙汰。
再び使ったのは2011年発売のニコンD5100でした。
こちらも一眼レフながら手軽にローアングルなどでの撮影ができる
大変便利な機能で、もともとD5100の光学ファインダーが
視野率も倍率もショボイので尚更頻繁に使うようになりました。

最近ではなぜかバリアングルモニターの搭載機種が少なくて、
モニター画面の大型化とカメラボディの小型化の流れからでしょうか。
多くを占めているのはチルトモニターと呼ばれる、上下に動くだけの
モニターで、便利な時もありますが、縦位置では使いにくくて困ります。
さらに「自撮りブーム」のせいか、モニターが180度回転して
自撮りしやすくするなんてのがこのところのトレンドのようです。

さてオリンパスは一眼レフのEシリーズで何度か採用してきたこの
バリアングルモニターを、OM-D E-M5 MarkIIで復活しました。
左側へ一旦開いてから角度を変える操作を嫌う向きもありますが、
私はCOOLPIX5000以来この方式に慣れているのでむしろ楽です。
そして軽くコンパクトなボディにこの機構を内蔵させたのは素晴らしい。

なぜなら、縦位置ローアングルといった撮影はフルサイズの大きな
一眼レフよりは、このようなコンパクトなカメラの方が使いやすいのです。
ローアングルだけでなく、カメラを空に向ける星景撮影でも活躍します。
ファインダーが覗きにくい、チルトだけでは使いにくいシチュエーションなど
問題にしないこの機能は、もっと多くのカメラに搭載して欲しいです。


2015032001.jpg
2015/3/10 13:57 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/6400秒 -1.7EV) WB:5000 ISO:200 Natural

モニターを左へ開き、カメラを手に低い位置まで下げての撮影です。
バリアングルモニターの難点は、モニターから目までが離れることです。
そのため微妙な構図やピントの確認がしにくくなります。
でも今のカメラはAFの性能がいいので、こちらがぶれない限り捕捉します。


2015032002.jpg
2015/3/10 14:26 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/250秒 -0.7EV) WB:5500 ISO:200 Natural

このような水面すれすれでの撮影こそ、バリアングルモニターの真骨頂ですね。
モニターを90度開いて水面の数センチ上までカメラを落とさないように
注意しながら降ろしてシャッターを切ります。


2015032003.jpg
2015/3/10 14:47 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/5300秒 -1.3EV) WB:5300 ISO:200 Natural

「たったの1600万画素」でも、レンズとAFさえ良ければ問題ありません。
ただ、トリミングにはちょっと足りないと感じることもあるので、
次世代OM-Dでは2000万画素程度をお願いしたいですね。


2015032004.jpg
2015/3/10 14:22 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1250秒 -1.0EV) WB:5000 ISO:200 Natural

このE-M5 MarkIIのモニターはタッチパネルです。
スマホのようにフリックやピンチ操作も可能で、
勿論AFをピンポイントで指定するなんてことも基本操作の一部です。
AFエリアをあらかじめ指定し、レンズのフォーカスリングを触ると
「MFアシスト」機能で自動的に拡大表示になりピントを確認できます。


2015032005.jpg
2015/3/10 14:37 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/320秒 -0.7EV) WB:5300 ISO:200 Natural

こちらも、ベンチに座り膝下までカメラを降ろしての撮影です。
これほど便利な機能なのに、オリンパスのWebサイトでも強調していません。
取扱説明書に至っては、たった1ページで開き方に触れるだけ。
もう少し活用法なども含めてアピールしたほうがいいと思うのですが。

ただし、このバリアングルモニターにも問題が!
購入当時はまだ専用の保護フィルムが発売されていなかったので、
ケンコーのE-M1用保護ガラスを貼りました。
しかしこれを貼ったためにモニターを裏返して格納することができません。
厚さが0.4mmあり、たったこれだけのためにしっかりと閉まりません。
今ではフィルムが発売されていますが、とりあえずこのまま凌ぎます。



【フォトマスター検定 準1級:共通問題】より 第41問

次の文章を読んで、正しい記述を(1)~(3)の中から選べ。
「カメラAとカメラBを使って、暗夜の花火を打ち上げと同時にどちらのカメラの
シャッターも切って撮影した。カメラAは、絞り値をF11、シャッター速度を15秒に
しており良好な画像とすることができた。カメラBは絞り値をF11、シャッター速度を
8秒にしていたが、カメラAで撮影した画像と比べてどのような画像となるか、
最も適切なものを次の中から選べ。」
※ただし、カメラAとカメラBは、同じ機構のカメラでそれぞれ同じ単焦点レンズ、
  ISO感度設定などカメラ設定も全て同じとする。また、撮影位置もほぼ同じ位置で
  花火をほぼ画面一杯に写し込めるものとし、花火は打ち上げから15秒以上
  閃光を発しているものとします。

(1)花火の閃光もその他の部分も半分の明るさの画像である。
(2)花火の閃光の明るさはほとんど変わらないが、他の部分は同じかより暗い画像である。
(3)花火の閃光は半分の明るさとなるものの、他の部分の明るさはほとんど変わらない画像である。


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はんべさん

どのお写真もあまりにも綺麗で言葉が出ない程です
1枚目 嘴にある水のしたたり
それは 美しいです

2枚目
睡蓮の水への反映も見とれます

3枚目
孔雀の羽 これほど綺麗だったのですね

りら #sSHoJftA | URL | 2015/03/20 20:32 * edit *

Re: はんべさん

> どのお写真もあまりにも綺麗で言葉が出ない程です
ありがとうございます(^^♪ とても嬉しいです。

この花鳥園は元々スイレン目当てで行き始めたのですが、
徐々に鳥も撮れそうだと色々撮るようにしています。
動物園とも違ったふれあいが面白いです。
ただ、家族連れやカップル向けの内容が増えてきていて、
鳥や花が好きで写真を撮りたいアマカメには敷居が高くなってきました。

はんべ #- | URL | 2015/03/20 22:54 * edit *
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