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かっぱのあしあと

廻り続ける 



少し更新が途絶えていましたが、29日から
一週間の休みに入って昼夜逆転していました。
こんな連休でないとなかなか夜の活動は出来ません。
昨晩までは晴天に恵まれたのも幸いでした。
かといって長野など寒い地域へ行く体力もないので
一時間圏内の近場に見つけたポイントです。


2018123101.jpg
2018/12/29 22:53 SONY RX100VI 御前崎市
24mm相当 マニュアル露出(f/2.8 30秒) WB:4600K ISO:2500 CS:Standard



今月はじめに北富士で試写したコンデジでしたが、
あまりの寒さに片手間程度だったため再挑戦です。
シャッター速度の最長が30秒なのでISO感度で露出を
調整せざるを得ず、多少ノイジーになってしまいます。
また銀河の細かい星が潰れ気味なのも気になりますね。
30秒を超えるためにはバルブモードを使いますが、
エツミで販売しているようなリモートケーブルも必要です。



2018123102.jpg
2018/12/29 23:14 SONY RX100VI 御前崎市
200mm相当 マニュアル露出(f/4.5 30秒) WB:4800K ISO:3200 CS:Standard



さらに今回は赤道儀を使ったので望遠撮影も試しました。
テレ端ではF値が4.5と暗くなるためISO感度は3200です。
やはり30秒では露出が圧倒的に足りず、M42は十分
写るものの馬頭星雲辺りは物足りないですね。

もっと露光した画像をコンポジットすればかなり
キレイに仕上げられるかと思われるのですが、
コンデジでそこまで無理しなくてもという気もします。
ただ、こうした星野撮影が思いのほか簡単にできたことと、
意外と赤い星雲がよく写っていたのは驚きでした。


御前崎
2018/12/31 0:05 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 8mm F1.8 Fisheye PRO
16mm相当 マニュアル露出(f/2.0 60秒) WB:5000K ISO:1600 Natural 御前崎市



もうひとつは先日入手したM.ZUIKO 8mm F1.8 Fisheyeレンズです。
7-14mm F2.8よりずっとコンパクトで軽いのに1段以上明るい、
しかも画像の隅まで点像で描かれるのには本当に驚きです。
この画像ではすぐ足下から、真上を越えて背中側の宙まで
写っていますが、一切サジタルコマフレアが見られません。

明るさも絶妙で、F2.0に少し絞ってもF2.8より一段明るい、
つまり露出時間を半分に減らせるので星景撮影でも
地上の景色の流れを極力抑えられたり、飛行機の光跡が
入らないようタイミングを見計らっての撮影が可能です。

魚眼レンズというと特殊なイメージが強く長らく手を出せませんでしたが、
こんなに素晴らしい描写ならもっと早く入手すればよかったと思います。
ただ、どうしても画角が広いので飛行機の光跡が入りやすいのは気になります。
そのため便数が減る夜半過ぎの遅い時間帯に重点的に使うのがよろしいかと。



シリウスとカノープス
2018/12/30 21:48~1:48 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12mm F2.0
24mm相当 マニュアル露出(f/2.8 60秒x213コマ) WB:5000K ISO:1000 Natural 御前崎



今回さらに撮りたかったのはこちら。
全天で一番明るい一等星シリウスと二番目に明るい
カノープスの日周運動を撮影することです。
水平線のすぐ上の赤っぽい明るい光跡がカノープスで、
画面の上1/3辺りのひときわ明るい青白い光跡がシリウスです。
後半に雲が流れて少し乱れていますが、何とか
カノープスの出没を撮ることができました。

オリンパスのカメラには「ライブコンポジット」という機能があって、
カメラ内で簡単に比較明合成撮影が行えます。
ただし最長3時間という制限があるのですが、今回の場合
画面内をシリウスが横切るのに3時間以上かかります。
そのため通常のインターバル撮影で撮影した画像を
「Siriuscomp」を使って合成しました。

このサイズでは分かりませんが、画像を等倍拡大すると
光跡が点線のようになっています。
どうしてもインターバル撮影ではコマとコマの間に
1秒ほどの間隔が空いてしまい合成した際に途切れます。
1コマの露出時間を短くする手もありますが、
あまりにも画像枚数が多くなるのも考えものでした。



御前崎
2018/12/30 1:37 SONY RX100VI 御前崎市
24mm相当 マニュアル露出(f/2.8 30秒) WB:4800K ISO:2500 CS:Standard



さすがに静岡なら気温は氷点下になりませんでした。
風さえなければ一晩中星空の廻り舞台を楽しめます。
夜半過ぎには春の星座も昇ってきます。
冬の星座と合わせて全天で21個ある一等星のうち
11個を一度に見ることが出来る贅沢なひとときです。

☆11個の一等星:カペラ(ぎょしゃ座)、アルデバラン(おうし座)、
ベテルギウスとリゲル(オリオン座)、カノープス(りゅうこつ座)、
アークトゥルス(うしかい座)、スピカ(おとめ座)、ポルックス(ふたご座)、
レグルス(しし座)、プロキオン(こいぬ座)、シリウス(おおいぬ座)



今年も今日でお仕舞いです。
多くの皆さまにご覧いただき心から感謝申し上げます。
相変わらずの拙い写真ブログですが引き続きよろしくお願いします。
よいお年を。




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