かっぱのあしあと

桜の足 



今日は写真誌が一斉に発売の日。
書店の一角はまるで満開の桜並木の様相でした。
3月号はどの写真誌でも桜の名所や撮影法などを特集します。
行ってみたい、見てみたい、撮ってみたいと思わせる絶景が
数多く掲載されているものの、現実にはそこまで足を運ぶ
時間もコストも無ければ、体力や精神力も足りません。

でもそれほどまでに日本中に桜があるわけで、
日本人は本当に桜が好きなんだとあらためて思います。
毎年やってみたいと思うのは、桜を取り入れた星景撮影
なのですが、桜の見事な場所には大抵照明があるし、
寺院など夜間立ち入りの出来ない場所もあります。

昼間のロケハンで良さそうだと思っても、夜になって
訪れると思い切り水銀灯が灯っているとか、
山影の向こうに街明かりがあって空が明るいとか。
デジタルになって星景撮影がしやすくなったとはいえ、
思い描くイメージどおりの場所ってなかなか無いんですよね。



稲取
2017/2/14 11:44 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
24mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/60秒 +0.0EV) WB:4500K ISO:640 Natural 稲取 雛の館



稲取
2017/2/14 11:47 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
36mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/60秒 -0.3EV) WB:4800K ISO:1600 Natural 稲取 雛の館



稲取
2017/2/14 11:55 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
34mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/60秒 -0.7EV) WB:4000K ISO:320 Natural 稲取 雛の館



稲取
2017/2/14 12:07 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
200mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/200秒 +0.0EV) WB:3800K ISO:3200 Natural 稲取 雛の館



稲取
2017/2/14 11:45 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
94mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/100秒 -0.3EV) WB:4500K ISO:800 Natural 稲取 雛の館



最近桜の名所で話題になっているのが、相次ぐ「三脚禁止」です。
京都ではほとんどの寺院で三脚使用が禁止され、
中には撮影自体も禁止されている場所もあるそうです。
浦安の有名な遊園地も2008年から三脚使用が禁止です。
実はそれぞれに理由が異なっていて、一概に捉えられないものです。

京都などでの禁止は、狭い遊歩道を塞いだり、苔などを傷めたりして
庭を乱すといった寺院や他の参拝客への迷惑から。
撮影自体を禁じるのは、あまりにも大勢の撮影者が一角に殺到し
混雑ばかりか建物の耐久性にも影響しそうになるためとか。

また某遊園地の場合は、三脚で撮影したパレードの映像を
DVD化して無許可販売する者が後を絶たなかったとも言われます。
三脚で場所取りをしては観光客の顰蹙を浴びるとか、
立ち入り禁止の場所へ入り込むなど三脚のイメージはよくありません。

桜にとっては、三脚の鋭い先端で根を踏まれると木全体が傷みます。
足で踏まれただけでも影響があるので、花見の宴会もよくありません。
「桜の根に三脚を立てるのは、桜の足を踏みつけているも同じだよ」
とある富士山ポイントで言ってみたことがありましたが、
その中判カメラのファインダーを覗く人は苦笑いするだけ。
自然写真家って自然を愛する人じゃないのでしょうかね。


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