かっぱのあしあと

冨士霊園の櫻 

モータースポーツの好きな方なら必ずご存知だと思われる
「富士スピードウェイ」の西側に隣接する広大な霊園があります。
「冨士霊園」はとても広い敷地に無数の櫻などの花々が咲き、
見頃の時期には大変な賑わいとなる名所の一つです。
これほど有名な場所でしたが、今回初めて訪れてみました。

まぁ平日だしそれほどの混雑でもないかと余裕をかまして
仏舎利平和公園から向かったものの、近づくにつれて
次第に車列に巻き込まれているのに気が付きました。
ようやく現地に着いたものの、メインストリート沿いは満車で、
結局最も高い場所の駐車場にたまたま空いたスペースへ入れました。

そこからの眺めは真っ直ぐに伸びる緩やかな上り坂の両側を埋め尽くし
眩しい輝きを放つ染井吉野の重なりに圧倒されます。

2014042901.jpg
2014/4/15 11:51 Nikon D600 + AF-S 70-200mm F4 VR
200mm 絞り優先AE(f/4 1/1600秒 -0.3EV) WB:4500K ISO:200

西富士にある「富士桜自然墓地公園」も櫻で有名ですが、
こちらは敷地全体の面積だけでも倍程度の規模があります。
ただし富士山とのコラボはごく限られたポイントだけなので
いわゆる富士山カメラマンはほとんど訪れず、三脚を抱えた人は僅かでした。


2014042902.jpg
2014/4/15 12:31 Nikon D600 + AF-S 24-85mm F3.5-4.5 VR
24mm 絞り優先AE(f/11 1/125秒 -0.3EV) WB:4500K ISO:200

主に染井吉野が多いのですが、所々に枝垂桜や富士櫻(豆桜)なども咲いていて
平地で終わった櫻が時期をずらせて楽しめるため大変な人気なのも頷けます。
作られたのがちょうど50年前の昭和39年、桜の木もいい具合に育ち
美しい枝ぶりや溢れるような花付きがとても美しい光景でした。


2014042903.jpg
2014/4/15 12:52 Nikon D600 + AF-S 70-200mm F4 VR
200mm 絞り優先AE(f/4 1/500秒 -0.3EV) WB:4500K ISO:200

墓地を縫う歩道沿いには、レンギョウや椿などの色合いも楽しめます。
異なる色彩は一層櫻の美しさを引き立ててくれますね。
赤い手前のボケも僅かに残った梅で、花が傷んでいたので暈けに使いました。


2014042904.jpg
2014/4/15 12:37 Nikon D600 + AF-S 70-200mm F4 VR
200mm 絞り優先AE(f/4 1/1600秒 -0.3EV) WB:5000K ISO:200

葉を出す前に満開の花を咲かせる櫻。
光合成で栄養ができないのに、これほどまでの力強い花景色を見せてくれるのは、
前の年の冬までに蓄えた力を、わずか一週間ほどの間に爆発させるのです。
花びらを散らせた櫻は、ゆっくりと葉を芽生えさせて新たな力を蓄えます。
限界まで身体を絞り、リングで完全燃焼させるボクサーのようですね。


2014042905.jpg
2014/4/15 12:55 Nikon D600 + AF-S 70-200mm F4 VR
200mm 絞り優先AE(f/4 1/640秒 -0.3EV) WB:4500K ISO:200


あの悲しいニュースを目にしたときは、何かの間違いであって欲しいと思いました。
たった5年しか経っていないのに、人々の記憶には残ってないかも知れません。
私の世代なら、「スター誕生」からデビューし、欽ちゃんファミリーとしても
親しまれながら、稀に見る真面目で誠実なキャラクターが印象に残っていたはずです。
なのにあんな死に方はあまりにも悲しすぎました。
幼くして亡くした父親の墓前で命を絶った清水由貴子さんもここに眠っています。
「介護うつ」の問題はあれから前進したでしょうか。


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