かっぱのあしあと

手のひらのシアワセは 



自由な時間があれば、大抵はOM-Dを抱えての撮影行。
でもそればかりでは疲れるし、必ずしも収穫が見込めるとは
限らないので、時々は撮影目的でないブラブラもある。
そんな時でも、カメラを持たずに後悔したくないのが悪い癖。
だから欲しくなるのが「お散歩カメラ」
(なぜか「お散歩カメラ」で検索すると想定外の結果)

撮影目的じゃないから、軽くて小さい方がいい。
でも何があるか分からないので汎用性も必要。
暗所でも撮るかもだしある程度ボケもほしい。
基本的にはコンデジから選ぶことになるけど、
悲しいことに今やコンデジの選択肢は激減です。



2017071701.jpg
※外付けグリップとフィルターアダプター装着済み

現有のキヤノン PowerShot G7X MatkIIも大変いいカメラです。
スナップ用途には最適なのですが、もう少し望遠も欲しい。
動き物にも対応できるAFや連写も、たまには動画もなどと
高まる要望に最も近そうだと考えたのがパナソニックの
「LUMIX DMC-TX1」でした。

コンデジでは大き目の1インチセンサーを備え、25~250mm相当の
10倍高倍率ズームレンズ、4Kフォトなど多彩な撮影機能を持ちます。
これなら幅広い使途に対応できるし、そこそこコンパクトだし、
発売後1年経っているのでまぁまぁ手頃な価格になっています。


2017071702.jpg


大きな差といえば、このようにモニターがチルトするG7XIIと、
チルトしない代わりに小型のEVFを持つTX1です。
どちらもタッチパネルだし大変な多機能を上手く
コンパクトにまとめていて扱いやすいといえますが、
やはり試写に持ち出してみるとこの違いは大きかったです。

スナップ的な撮影には、明らかにチルトモニターが有利です。
EVFは予想したよりは使えなくないのですが、
やはり視認性は低く構図を大まかに確認するのが精一杯です。
また電源スイッチは、G7XIIがワンプッシュのボタン式、
TX1がスライドタイプで、これもボタンに分があります。



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2017/7/16 12:38 LUMIX TX1 250mm相当 絞り優先AE(f/5.9 1/400秒 +0.0EV) WB:AUTO ISO:125


どうしても望遠側を使っての撮影が多くなりますが、
電動ズームの動きは鈍重でAFもそれほど早くはありません。
何よりEVFが見にくいし頻繁に視度調整が動いてしまいます。
ピントの山も分からず、ピーキングを併用しての
拡大確認も実用的とは言えない印象でした。



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2017/7/16 13:47 LUMIX TX1 25mm相当 絞り優先AE(f/6.3 1/1250秒 -1.0EV) WB:AUTO ISO:125

遠景の解像感は1インチらしい高いもので、超解像技術も奏功しています。
ダイナミックレンジやノイズ感はG7XIIほどでないものの納得できる範囲です。
発色はアッサリとしていて(STANDARD設定)、JPEG撮って出しはイマイチかな。



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2017/7/17 12:12 LUMIX TX1 250mm相当 絞り優先AE(f/5.9 1/125秒 -0.3EV) WB:AUTO ISO:250

テレ端での最短撮影距離は70cmと案外寄れません。
またレンズを少しズームしただけでF値が上昇してしまうので
1インチの割りにボケ具合は「ソコソコ」です。
同じ対象を同じ距離からE-M1II&40-150mmPROで撮ると
全く違った画像になってしまうのも仕方ないのかな。


まだこの機能のごく一部しか試していませんが、
率直な印象としては「万能は万能ではなかった」というところ。
スナップ用途には、電源スイッチやモニター(EVFも)が使いにくい。
ネイチャー系にはピントが分かりにくくボケも活かしにくい。

どんな用途にもそこそこ対応できるかと思っていたのですが、
むしろ逆にどんな用途にも中途半端にしか対応できない。
ちょっと考えれば分かりそうなことでしたね。
暗所には強くはないけど、今更ながらオリンパスの
「Stylus1」はいい落し所にあったカメラだと思いました。

せっかくなのでもう少し探ってみますね。




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星より密かに 

かつてGWなどの観光地で見かけたのは、
「カチャッ、ジージー」と独特な音が鳴る「写ルンです」
その後「写メ」が流行り、今やスマホでSNSが主流です。
その間にコンパクトデジカメは衰退の一途をたどり、
今残っているのは高倍率タイプと高級機のみ。

その高級機は1インチセンサー搭載で横並びながら
ソニーから始まり、キヤノン、パナソニック、ニコンも出しています。
特に標準域をカバーするズームレンズを持つモデルは激戦区。
しかしいざ選ぶ段になると微妙な違いが気になるものです。

その中では恐らく販売数でリードするのがキヤノン。
「PowerShot G7」は画質や機能に加えコスパでも評価されています。
発売から1年半経ち、「MarkII」が登場しました。
各メディアでは初代機との違いばかりが採り上げられています。
かくいう私も初代を使いましたが、「何となく」MarkIIに代替(汗


2016050501.jpg

初代との主な違いは画像エンジンが「DIGIC6」から「DIGIC7」へアップデート、
上方だけだったチルトモニターが下へも45度傾けられる、
前側にグリップが追加されたなどなど。
その辺はネット上のレポートが詳しいので。

初代で最も不評だったのがグリップがないこと。
そのためサードパーティのグリップがよく売れました。
MarkIIのは広い面積をゴム製のグリップが覆い非常に持ちやすいです。
ただそのゴムの質感が全体のそれを若干損なっている感はあります。

また露出補正用の専用ダイヤルがとても固く回しにくかったのですが、
ここはあまり改善が見られず残念です。
一方でレンズ周りのコントローラーリングのクリックを解除し
滑らかに回転させることが出来るのは大きなメリットです。

今回の新機能で最も役立ったのは、今更ながらのUSB充電機能。
これまではかさ張る充電器や予備バッテリーを一緒に持参しなければ
ならなかったのが、スマホへの充電端子で併用できます。


2016050502.jpg

ソニーのはモニターでのタッチ操作ができないのですが、
キヤノンは初代からタッチパネルでここは大きなアドバンテージです。
一方今回可動方法が変わりモニターがわずかに厚くなりました。
そのため隣のコントローラーホイールの操作性が悪くなりました。
メニューは従来と異なりデジイチのEOSに似たものになったのですが、
元々EOSを使っていない私にはかえってわかりにくいものに。

今のところまだ使い始めだし、テストのような撮り方はしないので
映像エンジンと裏面照射型になったセンサーの恩恵は分かりません。
一応高感度画質が改善し、手ぶれ補正や連写も向上したようです。
とはいえ画質が良くなるのは結構で、暗い場所でも活躍できます。


2016050503.jpg
LENSMATE Quick-Change Filter AdapterでKenko PROSOFTON-Aを装着


今回追加された機能に「バルブ撮影」があります。
ISO1600までながら最長4分16秒まで撮影できます。
ニコンとパナソニックは最長2分、ソニーは30秒ですから相当長いですね。
そこで今回、星景撮影に使えないか試してみました。

このカメラには元々星空を撮影するモードが用意されています。
それは星空をバックに人物を撮る、星空と夜景を一緒に撮る、
日周運動を撮影する、そしてタイムラプス動画の撮影機能です。
これだけあると面白そうですが、撮影機能(焦点距離など)に制限があり、
一般的な星景撮影には若干使いにくいところがあります。

そのためバルブ機能を使って、赤道儀での追尾撮影を行いました。


2016050504.jpg
2016/5/4 23:46 Canon PowerShot G7 X MarkII + Kenko PROSOFTON-A
24mm相当 バルブ露出(f/2.0 30秒) WB:4200K ISO:800 山中湖

透明度が悪く星の数の寂しい春の空なので見栄えはいま一つですが、
思ったよりも短い露出でかなり明るく写ってくれます。
解像感やノイズもコンデジにしては健闘している印象です。
露出時間を短くできるので、赤道儀がなくても十分撮れそうです。

ただし画質を上げるには地上の景色を入れず複数撮影し
PC上でコンポジット合成しないとやはりS/N比的に苦しいかも。
また撮影時のカメラの操作もオリンパスのE-M5 MarkIIと比べると
ライブバルブやLVブースト2などが使えない分劣ります。

またバルブ撮影には必須のリモートケーブルが使えないし、
かといって撮影中シャッターボタンを押し続けるわけにもいきません。
一応WiFi機能でスマホからリモート操作が出来るのですが、
これもバルブではシャッターボタン機能を押し続ける必要があります。

幸いにしてモニターでのタッチシャッターを使えば、開始と終了時の
タッチで撮影を行えるので、あらかじめレンズの前を塞ぎ
タッチシャッターで開始してから数秒後にレンズ前を開ければ対応できます。


2016050505.jpg
2016/5/5 0:19 Canon PowerShot G7 X MarkII + Kenko PROSOFTON-A
24mm相当 「星空軌跡モード」(f/1.8 30分) WB:4200K ISO:400 山中湖

一応日周運動が撮れる「星空軌跡」モードも試しました。
30分の短い露出ですが、それなりに雰囲気は撮れたでしょうか。
このモードでは最長120分まで撮影できます。
しかも自動的に星にピントを合わせる機能もあります。

ほったらかしにしておくには十分ではないでしょうか。
ただし撮影しているのを忘れてそのまま帰ってしまわないように^^;
オリンパスのOM-Dに比べると、星空を撮影するには物足りないものの
使い方によってはナノ・トラッカーなどと組み合わせて
最小最軽量な星景撮影システムができそうです。


実はこの後、北富士演習場へ入ってOM-Dで夏銀河を撮る予定でしたが、
あまりにも強い風と体感温度の低さに負けて帰途に着きました。
上の画像の撮影中にも何度かカメラが風でぶれてしまいました。
勤め人にとって、休みと天気と月齢が合わないと星景撮影は難しい。
年間何度撮影できるかわからないけど、それでもいつも気持ちは
星空に遭いたくて天気予報とにらめっこの毎週なのでした。

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寄りたがり 

毎年この時期に振り返るのが、「今年買ったもの」
主な購入暦は2月のオリンパス「M.ZUIKO 25mm F1.8」「同45mm F1.8」
7月のオリンパス「STYLUS1」そして11月に購入したオリンパスの「M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO」

つまりはオリンパスのコンデジとレンズ3本のみでした。
画素数競争が終わり、カメラの基本性能もある程度充実しました。
以前のように新機種が出る度に買っていたのとは違い、
最近は満足する内容でないと簡単にスルーしています。
来年春のCP+には行ってみたいと思いますが、果たして面白い
新機種がそれまでに登場してくれるのか分かりません。


ところで、今年買った唯一のカメラ・オリンパスの「STYLUS1」です。
昨日このカメラに関して「大変な発表」がありましたが、それは後述します。
このカメラ、大変バランスがいいのにいまひとつ注目されません。
どうしてもセンサーサイズで語られることが多い高級コンデジでは、
1/1.7インチサイズは極小センサー扱いで、レンズやボディを含めた
トータルでのバランスの高さを見逃されがちです。

確かにボケの演出では不利だし、ノイズ耐性でも劣ります。
でもF2.8通しの明るい高倍率ズームをコンパクトにまとめ、
OM-D並みの見やすいEVFやチルトモニターを備え、
機能的にも使いやすさでも上級モデルに引けをとりません。


ただ、数少ない欠点の一つが「最短撮影距離の長さ」です。
同程度のスペックを持つMFT用のレンズ「M.ZUIKO 14-150mm D4-5.6」では
0.5mで最大撮影倍率も0.48倍(35mm判換算)となるのですが、
STYLUS1では最短撮影距離は0.8mで撮影倍率が0.3倍と劣ります。
実際に使っていても寄り切れず歯がゆい思いをしています。

しかしオリンパスは、ケンコーの「ACクローズアップレンズ No.5」の55mm径を
STYLUS1(s)のアクセサリーとしてHP上でも掲載しています。
これを純正のコンバーターアダプターCLA-13を介して取り付けます。


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このクローズアップレンズは二枚のレンズを合わせた「アクロマート」構成。
色消しに優れ、単玉の従来品よりはシャープで高画質が得られるらしいです。
コーティングは最小限でしょうが、価格は手頃なので導入しやすいものです。
ではこれを使うとどの程度大きく写せるようになるのでしょうか。


2014121703.jpg

こちらはカメラのテレ端(300mm相当)の状態での最短撮影距離撮影です。
カメラから被写体までの距離はスペック上は80cm(実測で約78cm)、
最大撮影倍率は0.3倍、約100mmの幅の範囲が写せます。


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このカメラには「スーパーマクロモード」があり、焦点距離は
42mm相当固定ながらレンズ前5~60cmまで被写体に近寄れます。
撮影倍率は0.5倍、約55mmの幅がいっぱいに写せます。
これでもかなり大きく写せるものの、広角になってしまうため
背景を暈かしたり、更にもっと大きく写したい場合には物足りません。


2014121705.jpg

こちらが先のクローズアップレンズを取り付けてのテレ端撮影画像です。
被写体までの距離は約15cm、およそ22mmの幅の範囲が写せます。
3枚目の画像に比べるとこんなに大きく写せれば嬉しいですよね。
でも撮影可能距離は15~20cmのみだし、被写界深度もかなりシビアです。

とはいえ300mm相当の焦点距離を活かせるしマクロレンズのように
露出倍率が増えることなく、テレコンバーターと比べてもかなりコンパクトで安いです。
ケンコーのACクローズアップレンズにはNo.2からNo.5まであり、
数字が小さいと拡大率が小さくなりますがワーキングディスタンスが伸びて
使いやすさでは向いているかもしれません。

このクローズアップレンズは2枚玉のため厚さが14mmほどもあり、
広角側ではけられてしまうので基本はテレ側で使います。
まだ実践投入はしていませんので、近いうちにでも試してみます。


さて「大変な発表」の件です。
オリンパスは、1月15日に「STYLUS1」に対して新ファームウェアVer.2.0を配布します。
これを適用することで、なんと「1s」とほぼ同等の内容になってしまいます。
スモールAFターゲットの追加、焦点距離表示で「焦点距離」と「35mm換算」を追加、
9段階のステップズーム機能、MFアシストにピーキング表示を適用、
インターバル撮影とタイムラプス動画にも対応します。
「1s」との違いは、外装の僅かな差とバッテリーの容量が少し増えただけ。

「1」から「1s」へ買い換えた方もいるかもしれませんが、ちょっと悔しいですね。
一方で底値の頃に「1」を買った方は嬉しいサービスになりました。
大手量販店では既に「1」の在庫は無く、メーカーもそのタイミングを
見計らって発表したのではないかと思われます。
個人的には、E-M1に続くVer.2.0ファームは嬉しいニュースです。


【フォトマスター検定 準1級:デジタルカメラ分野】より 第19問

次の文章を読んで、正しい記述を(1)~(3)の中から選べ。
「JPEG(Exif)データ形式の画像データは圧縮と呼ばれる処理が施されており、
デジタルカメラでは、記録時に下のデータをそのまま記録する場合と比べて
1/4あるいは1/8、さらには1/16程度の小さなデータ量とすることができる。
この『1/4への圧縮』、『1/8への圧縮』、『1/16への圧縮』は、量的に
どの程度正確なものであるか、最も適切なものを次の中から選べ。」

(1)誤差を別とすれば、仮に1/4となっていればほぼ1/4となることは間違いない。
(2)誤差の範囲は±25%と決められており、仮に1/4となっていれば、
   5/16~3/16の範囲の大きさのデータとなる。
(3)あくまでも目安であって、仮に1/4となっていてもその通りとなることは
   非常に少なく1/3となることも1/5となることも多い。


投票行きましたか?
私は投票には行きましたが、白票を投じてきました。
速報番組も、その後の報道も馬鹿らしくて全く見る気がしません。
個人的には、本当の今年の漢字は「愚」だったと思うのです。
もはや安倍艦隊の暴走は誰にも止められません(公明党も無力です)。
日本は確実に自滅の道を進み続けています。
平成26年12月14日は、「戦後民主主義」が死んだ命日です。

[edit]

STYLUS1導入編 

昨年11月の発売以来ずっと気になって、ショップサイトの
「お気に入り商品」」に登録したまま半年以上迷っていました。
その理由は、 ボディ本体の大きさ自体が手持ちのE-M5と大差ないことです。
  STYLUS1:116.2x87x56.5mm  E-M5:121x89.6x41.9mm
また発売当初の価格も7万円近くでコンデジとしては高いかなと。

しかし28-300mm相当でF2.8の明るい高倍率ズームレンズを搭載し
このコンパクトさと本格的なEVFを持つ機種は他にありません。
30倍以上の超高倍率ズームのカメラはありますが、その多くは
センサーが小さく、本体も「ネオ一眼」と呼ばれる大柄なタイプです。
ちょいと持ち歩くには、可能な限りコンデジサイズに近いのが理想です。

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STYLUS1は、明るい高倍率ズームレンズを内蔵しながら、
未使用時にはレンズがすっきりと収まってしまいます。
しかもこの同梱される自動開閉キャップのおかげで
キャップの着脱がいらず電源オンでそのまま撮影ができます。

EVFと内蔵フラッシュを収める「頭」がやや出っ張っていますが、
外付けEVFに比べればずっとコンパクトだし外れる心配もありません。

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同等の画角が得られるM.ZUIKO 14-150mm F4-5.6付きのE-M5と比べます。
E-M5もかなりコンパクトですが、レンズを装着するとややかさばります。
しかも重量はE-M5+14-150mmで約685gに対し、STYLUS1は402gしかありません。
あらかじめ取扱説説明書をダウンロードして見た限り、
機能的にもE-M5に劣る部分はごく少なく、操作性は非常に似ています。

2014072103.jpg

そして望遠端となる300mm相当までレンズを繰り出すと、ここまで差があります。
300m F2.8といえば「サンニッパ」、フルサイズ用なら大砲ですが
STYLUS1ではこんなにコンパクトで超望遠撮影が楽しめます。
その代わりセンサーが1/1.7インチと、マイクロフォーサーズに比べ
面積比で1/5.2となる分、画質が気になります。
とはいえ多くの高倍率コンデジに使われる1/2.3インチよりは大きく、
キヤノンPowerShot S120で把握していたので購入に踏み切れました。

2014072104.jpg

ただし、この手のレンズ一体型コンデジでフィルターを使いたい時には
このような専用チューブを併用する場合が多いです。
本来このチューブは、専用のテレコンバーターを取り付けるためですが、
55mm径のフィルターを使うことができるため一緒に入手しました。
キャップは専用のものがないので、汎用品を使います。

E-M5に比べ、センサーサイズ以外には大きく劣る部分がありません。
逆にEVFは見やすい「キャッツアイコントロール」を備え、
スマホと連携できるWiFi機能を内蔵するなど有利な点もあります。
何よりこの軽快さは代えがたいものです。

現在オリンパスではこのSTYLUS1を購入するともらえるキャンペーンも実施中。
一旦上がった販売価格が落ち着いて生きたため今回購入しました。

次回はファーストインプレッションです。

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スマホのもたらすもの 

携帯電話市場ではすっかりスマートフォンが大勢を占めるようになりました。
iPhoneが日本で発売されて4年、これほど急激な変化があるとは予想しませんでした。
今日発売されたWindows8もタッチパネルに対応し、新しいPC環境をもたらします。
先ごろiPadの小型バージョンも発売され、数年後にはノートパソコンを
タブレット端末が出荷量で追い越すとまで言われています。

やはりスマートフォンが私達の生活に与えた変化は大変大きなものです。
タッチパネルがパソコンやタブレットに一般化するのは勿論、
スマートフォンで家電を操作したり、様々な情報を簡単に入手できる、
既にスマートフォンが様々な機器の代わりとしても使えるアプリもあります。
スマートフォンは小さなパソコンと例えられますが、パソコンにはない
センサーなどを利用してさらに広い用途に応えようとしています。

ニコンは先ごろ「COOLPIX S800c」というコンパクトデジカメを発売しました。

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Androidを内蔵し、撮影した写真を直接SNSなどに投稿できるなど、
デジカメとスマホの垣根を取り去ったかのような製品です。
このようにコンパクトデジカメばかりでなく、一眼レフでも
ネットワークとの親和性を高める傾向が最近目に付きます。

コンパクトデジカメの市場は確実に縮小しつつあります。
最大の原因はやはりスマートフォンの普及でしょう。
携帯電話にカメラが付いた頃から言われていましたが、
スマホには様々なアプリを入れることで画像処理を楽しんだり
画像を簡単にネット上で共有できたりと写真の持つ可能性を大きく拡大しました。

それに対してコンデジは画素数を上げるとか、デザインを変えるなどの
様々な工夫をしてきたもののスマホの勢いには敵いません。
COOLPIX S800cのように逆にスマホと合体させてしまう手も出ました。
対抗して別の機能を持たせるのか、或いはスマホとの共存の道を選ぶのか、
コンパクトデジカメには数少ない道しか残されていません。

最近増えている高級コンデジは一層センサーの大型化を進めつつあります。
ミラーレスも機種が大幅に増え、それぞれの個性を磨き続けています。
スマホはなお一層性能も機能も向上を続け、確実にコンデジを食っています。
とりわけ欧州ではコンデジが売れず、ミラーレスも参入できずにいます。

ソニーは今年いっぱいでポータブルカーナビからの撤退を決めました。
これもやはりスマホがカーナビ代わりに利用されているためです。
数年前までたくさん見られた海外製の安いポータブルナビも
急速に数を減らし、価格競争からの脱落が目立ちます。

先ごろ発売されたニコンD600でも、12月に発売されるキヤノンEOS 6Dでも、
スマートフォンをリモートモニター代わりに利用できたりと
スマホとデジカメの親和性を高めようとしています。

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今後このような形態は一層増えてゆくものと思われます。
こうなると光学ファインダーの視野率など問題でなくなり、
デジイチを構えながら目に装着したスカウターで構図を確認し
瞬きでシャッターを切るなんて世界も遠くはないかもしれません。

私たちにとってスマホは必要不可欠なアイテムとなり、
その操作性や機能が様々な機器へも影響を与えていくでしょう。
「小さなパソコン」と言われたスマホだったのですが、
Windows8が逆にパソコンを「大きなスマホ」と呼ばせてしまいそうです。
デジタルカメラの5年後、10年後なんかまったく予想もできなくなりました。

[edit]