かっぱのあしあと

アイランズ 



会社によるご褒美旅行なので、
持って行ったのはキヤノンのコンデジのみ。
撮影のための旅ではないし、荷物は増やしたくないし。
3泊4日といっても初日と最後は移動だけなので
実質中間の2日のみの活動でした。

グアムは2001年にも訪れていますが、当時はほとんど
写真を撮っておらず、記憶も消し飛んでいたので
今回は折角の機会だからと、待ち時間などにカメラを使いました。
とにかく空の青さとヌケは印象的で、日本に帰国してから
見た空のボンヤリとした白さとは全く別物でした。
一応PLフィルターを持参したものの、
それを使用しなくてもご覧の通りの深い深い青空です。

深夜に出歩くことは出来ないので、ホテルの窓からわずかに
見えた蠍座は、日本で見たことがないほど高く昇っていました。
滞在中は乾期なのでほとんど降雨はなく、
一度だけほんの数分間のスコールにあったのみでした。
日本は四季があっていいなと常々感じるものの、
こうして毎週水曜日の夜に賑やかなイベントをやっている
バイタリティには驚かされる次第です。


グアム
2017/5/17 13:08 Canon G7 X MarkII / 24mm相当 絞り優先(f/4.5 1/500秒 -0.7EV) WB:5300K ISO:125



グアム
2017/5/17 18:09 Canon G7 X MarkII / 52mm相当 絞り優先(f/2.8 1/40秒 -1.0EV) WB:3800K ISO:1600



グアム
2017/5/17 17:59 Canon G7 X MarkII / 52mm相当 絞り優先(f/2.8 1/125秒 -1.0EV) WB:4500K ISO:1000



グアム
2017/5/17 11:52 Canon G7 X MarkII / 24mm相当 絞り優先(f/5.0 1/1250秒 -0.7EV) WB:5000K ISO:125



グアム
2017/5/18 14:14 Canon G7 X MarkII / 24mm相当 絞り優先(f/2.0 1/2000秒 -0.7EV) WB:5000K ISO:125


グアムも日本も太平洋に浮かぶ島。
地球は宇宙に浮かぶ島のようなもの。
たとえ小さくても狭くてもシアワセはいくらでもある。


この旅行のために本来の休みが減らされ、
多忙に加えて来週以降の活動もままならない状況です。
でも仕事があるだけマシなのかなぁ。
(と飼いならされる社蓄なのです)



※このグアムシリーズでの画像に記載された撮影時間は
 カメラ内の日本時間なので、現地では1時間プラスとなります。



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碧い空の記憶 




このグアム島は、面積では伊豆半島の1/3強しかなく、
しかもその1/3を米軍基地が占めています。
主に島中央部にある空港周辺に開発・観光が集中しています。
かつては「大宮島」と呼ばれた日本領でもありましたが、
近年は経済の大半を日本人を始めとする観光で支えられています。

日付変更線を跨ぐハワイや季節が逆転する豪州などと異なり、
3~4時間ほどで行けるし時差1時間しかないので大変手軽です。
80年代までは観光客の9割以上を日本人だったのもうなずけます。
しかしその手軽さが仇となり、価格競争にさらされてしまいます。
航空会社にとって旨みのない路線になり一気に便数が減ります。

そうして逆に価格は高騰、利用客も減るという悪循環に陥り、
今では日本からの観光客数はピーク時の2/3程度です。
その一方で中国や韓国といったアジア圏からの渡航者が増えます。
日本は今や中国、韓国に次ぐ3番手にまで減ってしまいました。
ホテル内やトローリーバスなどで目にするのも同様でした。

とはいえ、今でもほとんどの店で日本語が使えるし、
日本からの観光だというと喜んで対応してくれます。
(どうも中国人の行動やマナーのせいらしい)
あまり大きな島でもないので、あくまで短期滞在向けですが、
年中海を楽しめるし、食事も日本人の口に合わないことが非常に少ないです。
20年ほど前に比べるとショップやホテルの対応も改善しています。



グアム
2017/5/17 10:14 Canon G7 X MarkII / 24mm相当 絞り優先(f/3.2 1/800秒 -0.7EV) WB:5300K ISO:125



グアム
2017/5/17 11:58 Canon G7 X MarkII / 24mm相当 絞り優先(f/4.5 1/60秒 -1.0EV) WB:5000K ISO:250



グアム
2017/5/17 12:47 Canon G7 X MarkII / 44mm相当 絞り優先(f/4.5 1/800秒 -0.3EV) WB:5000K ISO:125



グアム
2017/5/17 17:54 Canon G7 X MarkII / 24mm相当 絞り優先(f/2.8 1/60秒 -0.3EV) WB:3300K ISO:320



グアム
2017/5/17 18:27 Canon G7 X MarkII / 35mm相当 絞り優先(f/2.8 1/50秒 -1.0EV) WB:4500K ISO:1600



グアムは日本統治下でも、今の米軍にとっても太平洋の要所です。
しかし基地や軍備の規模は縮小され観光が経済の柱となっています

同じことが日本の沖縄でも起きつつあり、米軍の撤退・縮小の跡地に
観光拠点やホテルなどの建設、開発が進められようとしています。
近い将来、日本にとってはグアム以上に身近なリゾートになるでしょう。


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三振より三冠 



先ごろ、カメラ記者クラブ主催の「カメラグランプリ2017」において
オリンパスのE-M1 MarkIIは「大賞」「あなたが選ぶベストカメラ」を、
同社のM.ZUIKO 12-100mm F4 PROが「レンズ賞」を受賞、
いわゆる「三冠達成」と相成りました。

オリンパスとしては、大賞は2010年のE-P1以来、
レンズ賞は昨年300mm F4 PROが受賞しています。
こういった「大賞」的なものには懐疑的ではありますが、
ニコンやキヤノンが跋扈する同賞においての三冠は素晴らしいです。

しばらく前から「レフ機の時代は終わるのか」といった議論を聞きますが、
実際にニコンのD4を使っていた感触からすると、
E-M1 MarkIIのポテンシャルはレフ機フラッグシップに
比肩するか、部分的には凌駕するものを持っています。
ただ、その点を理解するには実際に使い比べないと分からないという
難しい側面もあるので、今回の三冠達成には驚きの声も聞こえます。

販売台数では、圧倒的にエントリーモデルのレンズキットが
上位を占めるものの、人気や実力ではこういった
「尖がった」ところのあるカメラでないと生き残れないでしょうね。
超高速AF&連写や大型センサー機など強い特徴を備えれば
高価でも買ってもらえる、逆に言えばそうでなければ
買ってもらえない厳しい現実もあるわけです。



グアム
2017/5/17 11:48 Canon G7 X MarkII / 32mm相当 絞り優先(f/4.0 1/320秒 -0.3EV) WB:5000K ISO:200



グアム
2017/5/17 12:15 Canon G7 X MarkII / 100mm相当 絞り優先(f/4.5 1/320秒 -1.3EV) WB:5200K ISO:160



グアム
2017/5/17 18:08 Canon G7 X MarkII / 24mm相当 絞り優先(f/2.8 1/60秒 -1.0EV) WB:6000K ISO:160



グアム
2017/5/17 19:12 Canon G7 X MarkII / 100mm相当 絞り優先(f/2.8 1/100秒 -1.0EV) WB:3300K ISO:1600



グアム
2017/5/17 9:19 Canon G7 X MarkII / 24mm相当 絞り優先(f/5.0 1/320秒 -0.7EV) WB:5300K ISO:125



ただ、OM-Dを使っていて感じるのはそういった「尖がった」部分だけではなく
もっとカメラ、写真を撮る道具としてのポテンシャルの高さも実感します。
ニコンの一眼レフを使っていた頃はいつも気にしていた
センサー面のゴミや防塵防滴性、レンズ交換時のホコリなども
OM-Dでは全くと言っていいほど気になりません。

軽さや小ささも加わって、より多くの機会で持ち出せる、
より多くのシャッターを切れる、より幅広いシチュエーションに
対応できるというところでもOM-Dは抜きん出ています。

「OM」とは「オリンパス」「米谷」の頭文字。
その米谷氏が理想とするカメラというのが「いつでも身に携えて
好きな時に写真が撮れる、より安価な価格のカメラ」でした。
今やそれはスマホという形でひとつの完成形を迎えていますが、
記録する、伝えるだけではない表現やアートの次元においては
やはり写真専用機はなくてはならないものです。



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中から外から 



宇宙から見た地球には国境がないと言ったのは
日本人初のスペースシャトル搭乗を果たした毛利衛さん。
しかし現実には、(少なくとも人間界において)
人種、民族、文化、宗教、政治、そして国家などが
地球上の人類を数限りなく分けています。

特に日本は、直接地続きで他国に接することもなく、
またごく一部を除いて単一民族でもあることもあり、
異なる人種などに対するとりわけ感情的な壁を否定できません。
日常の生活の中ではあまり外国人に接する機会は少なく、
たまにこうして海外に出かけてみるとそういった
忘れかけていた壁を意識せざるを得ません。

理想的にはそういった壁は無くさなければならない、
でも全ての人類がそれを受け入れられるほど
世界も人も豊かではないんですね。

常々海外では「日本は安全で清潔で親切な国だ」と
評されるけど、まだまだ日本人自身はそれほど意識はない。
でもこれは間違いないことだし、もっとPRしてもよさそうです。
日本へ戻ると不安や緊張から解かれ、本当にいい所だと実感できます。
ただ、心から楽しむ気持ちや家族・友を大切にする伝統は
徐々に日本人の心から失われつつあります。
せめてそこだけは今からでも持ち直して欲しいものです。



グアム
2017/5/17 9:42 Canon G7 X MarkII / 28mm相当 絞り優先(f/5.0 1/320秒 -0.3EV) WB:5000K ISO:200



グアム
2017/5/18 12:45 Canon G7 X MarkII / 24mm相当 絞り優先(f/2.0 1/2000秒 -0.7EV) WB:5000K ISO:125



グアム
2017/5/17 13:21 Canon G7 X MarkII / 28mm相当 絞り優先(f/2.8 1/5000秒 -0.7EV) WB:5000K ISO:125



グアム
2017/5/17 18:07 Canon G7 X MarkII / 100mm相当 絞り優先(f/2.8 1/200秒 -1.0EV) WB:4000K ISO:400



グアム
2017/5/18 13:00 Canon G7 X MarkII / 24mm相当 絞り優先(f/2.0 1/1250秒 -0.7EV) WB:5300K ISO:125


4日間ずっと乗り物に揺られっぱなしで眩暈が止まりません。
今日はこれにて。。。



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次の手は闇 


昨日の各紙で、「カメラのキタムラ」の一斉閉店が取り上げられました。
2月末までに少なくとも22の店舗を閉鎖するというものですが、
もともと850もの店舗を有するだけに、22店舗程度でニュースに
なるというのは、その遠因にあると思われます。
昨年総務省が携帯電話の「実質0円」に対する規制から
主にスマホの販売が激減、大幅な減収減益となり
一部店舗の閉店を余儀なくされたというものです。

かつてはキタムラが来ると周辺のカメラ店が全滅するとまで
言われた強力な販売力を誇っていました。
首都圏などの都市部の駅周辺にあった大手カメラ店らと違い、
もっぱらカメラ関連事業に注力し家電などはあくまで
予備的な商品として扱ってきました。

それだけにデジタルカメラの普及への対応も素早く、
個人のカメラ店では導入が難しかったデジタルラボ機を一斉に配備。
カメラを安く売ることで、その後のプリントやフォトブックでの
需要を喚起しながら、主に地方での固定客を獲得してきました。
ネット販売や中古取引にも取り組み、地方では手に入りにくい
用品の取り寄せや修理対応などにも熱心でした。

しかし時代はスマホへ一気に流れていきます。


下田港
2017/1/3 10:17 Canon G7X MarkII
44mm相当 絞り優先AE(f/2.5 1/160秒 -0.7EV) WB:4800K ISO:125 下田港



下田ペリーロード
2017/1/3 11:16 Canon G7X MarkII
69mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1250秒 -1.0EV) WB:5000K ISO:125 ペリーロード



下田ペリーロード
2017/1/3 11:17 Canon G7X MarkII
100mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/320秒 -1.0EV) WB:5200K ISO:125 ペリーロード



下田港
2017/1/3 11:30 Canon G7X MarkII
90mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1000秒 -0.7EV) WB:5000K ISO:125 下田港



下田ペリーロード
2017/1/3 11:22 Canon G7X MarkII
24mm相当 絞り優先AE(f/1.8 1/800秒 +0.7EV) WB:5300K ISO:125 ペリーロード


スマホの普及に伴い、デジタルカメラの販売が急速に落ち込みます。
またスマホで直接SNSなどを通じた写真の「シェア」が広がり、
プリントやアルバム、スタジオ事業もしぼんでいきました。
そこで収益の柱に代わったのが携帯電話販売でした。
こちらで何とか事業を支えていたものの、昨年の安売り規制で
機種変更料金が高騰し、一気に販売が減退してしまいます。

もはやすぐに代われる事業もなく、既存の家電やネット販売も不調、
個人の印刷行動の低下からプリンターやインク販売も減少、
収益の悪化で赤字が増えてしまい一部閉店となった模様です。


一方でかつて「ビックカメラ」「ヨドバシカメラ」とともに「YSB」を名乗った
「さくらや」は競争激化のあおりを受けて事実上倒産。
そのビックやヨドバシもカメラ販売よりは家電などに傾注、
大手家電量販店との激しい競争を繰り広げています。
一時は爆買いブームに乗って業績を伸ばしたものの、
それも収束しつつあり厳しい局面に立たされています。

かつてカメラは一度買うと、フィルムや現像などのランニングコストが
かかる分、それらが販売店にとって大きな収益となっていました。
しかしデジタルカメラが普及すると小規模な販売店は次々と淘汰されます。
今度はカメラ自体が売れなくなると、家電販売など他の事業へ転換、
それも今やすっかり終息し、「売るものがない」といった状況です。


もっともこれはカメラや家電に限ったことではなく、
あらゆる消費が冷え込んで販売・製造への影響が出ています。
様々な規制緩和で経済格差が拡大し、大多数を占める
中間層以下の消費者にはモノを買う余力がなくなりつつあります。
不甲斐ない野党のおかげで2/3の支持率を保持する政権ですが、
このまま任せていては本当に日本は死んでしまうかもしれません。



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