かっぱのあしあと

梅雨に休みは要らない 

梅雨の中休みらしい。
台風が熱気を南洋から送り続けているらしい。
あちこちで猛暑日になり始めているらしい。
まだ真夏じゃないので湿度もハンパないらしい。
熱中症患者が一番多いのが今の時期らしい。

「梅雨の中休み」って、もう少し爽やかなイメージだったけど。
久々に青空が見えて、溜まった洗濯物や布団を干せる。
ちょっと湿っぽいけど風も吹いて真夏への準備期間。
でも異常に暑かった5月同様、7月も極端に走るかも。

まだ梅雨明け前には豪雨があるんだろうな。
それから殺人的な猛暑が来るんだろうな。
それからいつまで経っても残暑が続くんだろうな。
それからあっという間に秋が通り過ぎてしまうんだろうな。
「季節感」の喪失って食べ物だけじゃなくなるんだろうな。


2015071201.jpg
2015/6/29 10:21 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/3200秒 -1.0EV) WB:5300K ISO:200 ToyPhoto

このレンズが発売されてから2週間あまり経ちますが、今だに店頭在庫はありません。
オリンパスオンラインでも「次回、納期調整中のため、ご予約承れません」のままです。
ネット上の大手販売店でも納期1ヶ月以上と表示されます。

そもそも「受注販売」なんていう聞いたこともない販売方法も気になります。
確かにかなり贅沢な硝材を使っているし、数が出るレンズでもないので
納期がかかるのはある程度仕方ないとはいえ、とりあえず予約だけでも入れときましょう。
オリンパスのPROレンズに「買って損した」は一切ありません。


2015071202.jpg
2015/6/29 9:28 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/320秒 +0.7EV) WB:5000K ISO:200 Vintage


2015071203.jpg
2015/6/29 9:34 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/640秒 +0.0EV) WB:5000K ISO:200 ToyPhoto


2015071204.jpg
2015/6/29 16:06 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
96mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/125秒 -1.7EV) WB:4500K ISO:2000 Natural


2015071205.jpg
2015/6/29 16:14 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
140mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/160秒 -1.0EV) WB:4500K ISO:200 ToyPhoto


梅雨に休みは要らないけど私は休みが要る。
てわけで倒れない程度に撮ってきます。



【フォトマスター検定 1級:共通問題】より 第38問

次の文章を読んで、正しい記述を(1)もしくは(2)の中から選べ。
「多くの写真愛好家が集まって撮影を行う花火大会で、三脚にカメラを取り付けて
無線式のリモコン(リモートコントロールスイッチ)でシャッターを切れる状態に
しておいたところ、リモコンを操作していないにも関わらずシャッターが切れた。
その現象は、花火大会の期間中続いたが、写真そのものは全て良好なものであった。
また、後日、そのカメラをリモコンをメーカーのサービスセンターに持参して
点検を受けたところ異常なしとの結果であった。これらのことから、どうして、リモコンを
操作していないのにシャッターが切れたのか、最も適切なものを次の中から選べ。」
※ただし、その花火大会会場のそばでは、大出力の電波を発信するような
   施設などはないものとします。

(1)撮影していた場所のすぐ近くで、同じカメラと同じリモコンを使う人がいて、
   そのリモコンの操作によってシャッターが切れた。
(2)花火のような瞬間的な光を出すものは電波も出しており、その影響を
   受けてシャッターが切れた。

※花火が電波を出していたら、そもそも電波法違反だろ(汗



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相続放棄を 

富士山が世界遺産に登録されて2年余りが経ちました。
しかし登録時に様々な「宿題」を残されていて、その期限は来年二月。
保全状況報告書と呼ばれるもので、それらの改善が実現されないと
世界遺産登録の抹消すら可能性があります。

で、あと半年ほどしかないのに進捗状況はといえば全くダメで、
白糸の滝や三保の松原などはともかく、最大の難関は登山者対策です。
今年も今日、山梨側で「山開き」がありましたが、静岡県側は
安全確認などのため7月10日にずれ込みます。
今年も1000円の任意な入山料徴収となりますが、昨年の徴収率は
56%(山梨側)と低調で、登山者の意識の低さが懸念されています。

この2年間で、世界遺産登録の影響はといえば当初の見込みほどではないようです。
各観光地には、中華系を中心に多くの海外からの観光客も訪れます。
この日も観光バスのほとんどが中華系の人たちでした。
しかしそれも異常なまでの円安のおかげであって、富士山の「実力」とは
言いがたいものがあり、いつまでこの状況が続くとは思えません。

そもそも世界遺産は後世に『遺す』遺産であって、今現在に
観光資源として利用するためのものではなかったはず。
登録までは盛り上がりますが、一旦登録が済むとその人気を
維持するのが困難で、実際には「負の遺産」になりかねません。

「世界遺産」「東京オリンピック」は、本来の目的を忘れて
目先の経済効果にばかり注目されてしまいます。
もし登録抹消となった時、一気に富士山周辺の観光開発が
堰を切ったように進んでしまう恐れだってあります。
また抹消を避けられても、同様に気が抜けて保全意識が遠のくかもしれません。


2015070101.jpg
2015/6/29 9:25 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
140mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/400秒 +1.7EV) WB:5000K ISO:200 Vintage 大石公園


2015070102.jpg
2015/6/29 10:41 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1600秒 +0.0EV) WB:5000K ISO:200 Natural 大石公園


2015070103.jpg
2015/6/29 13:27 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/320秒 -0.3EV) WB:4500K ISO:500 Vintage 白糸の滝


2015070104.jpg
2015/6/29 16:27 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/60秒 -1.0EV) WB:4500K ISO:2500 Natural 青木ヶ原樹海


2015070105.jpg
2015/6/29 17:22 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 絞り優先AE(f/5.6 1/15秒 +1.0EV) WB:4500K ISO:2500 Natural 青木ヶ原樹海


富士山は誰のものでもない。
だから誰だって登れるし誰だって「利用」できてしまう。
既に多くの人が住んでいるし、観光開発も進んでいます。
個人的には富士山に近づけなくても構いません、勿論登山できなくても。
少しだけ噴気を出して、「警戒レベル」を上げてくれたほうがよかったかも。


【フォトマスター検定 1級:共通問題】より 第33問

次の文章を読んで、(  )に入る正しい言葉を(1)~(3)の中から選べ。
「三脚の雲台あるいは雲台部分には、ネジ(オスネジ)があり、これをカメラ
あるいはレンズの三脚座部分のネジ穴に入れて固定する。35mm一眼レフ
カメラのネジ穴は、(   )と呼ばれるものである。」

(1) U1/4
(2) U1/2
(3) U3/4

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「超」のつくもの 

「超広角」とも言われる、14mm相当の画角は驚くべきものでした。
これまでの24mm相当の超のつかない程度の広角と
同じような感覚で被写体に対峙しても、EVFの中の世界は別物です。
広角での撮影では、できるだけ被写体に近づくことが肝要です。
しかし十分近寄ったつもりでも、画面の中の被写体が小さくて驚き、
さらに1歩2歩と歩みを進めなければなりません。

一方で魚眼レンズに比べると、歪み方やその具合も少なく、
それでいて広い視界をカバーする性能は慣れるにしたがって
快感すら覚えてくるものでした。
今日は主にこの新しい「M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO」の
試写を兼ねて、久しぶりに富士山周辺を回りました。


2015062901.jpg
2015/6/29 10:05 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/2500秒 -0.7EV) WB:5000K ISO:200 ToyPhoto

ラベンダーと富士山のコラボで有名な河口湖北岸の大石公園。
着いた時はちょっとだけ見えていた富士山もすぐに雲隠れ。
おかげで富士山アマカメさんらが撤退し、ゆっくり花の撮影ができます。
花の先端がレンズに付きそうなほど(実際に何度か付きましたが)
近づいて、ようやく舞い飛ぶ蜜蜂の姿が認められます。


2015062902.jpg
2015/6/29 10:17 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 絞り優先AE(f/16 1/250秒 -0.3EV) WB:5800K ISO:200 Giorama

今度はバリアングルモニターを使って、ラベンダーの根元から狙います。
同じようなシチュエーションを下から見たらこんな感じかも。
超広角レンズには、バリアングルモニターの組合せが必要ですね。


2015062903.jpg
2015/6/29 13:04 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 絞り優先AE(f/22 1.3秒 -0.7EV) WB:5300K ISO:100 Natural

広大な景色を一気に収められそうだと「白糸の滝」へ降りました。
感覚的には、メガネの枠内の景色は全て収めることができます。
あるいはそれ以上に広い範囲が写っているかも知れません。
滝のような場所では、あっという間に前玉に水滴が付いてしまいます。
かといって保護フィルターは使えないので、頻繁に前玉の状態を確認が必要です。
また被写体によっては、PLフィルターを使いたくてもできません。


2015062904.jpg
2015/6/29 16:34 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 絞り優先AE(f/5.6 1/30秒 -2.0EV) WB:4500K ISO:2000 Natural

何故か一日中濃霧が取れない朝霧高原へ向かいました。
かつての噴火による溶岩流の痕でもある「富士風穴」
大きな口を撮ろうと少し降りたら、鳥肌が立つほどの冷気に触れました。
かなり暗い場所ながら、溶岩の岩肌の質感がよく捉えれています。


2015062905.jpg
2015/6/29 17:24 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 絞り優先AE(f/4.5 1/10秒 +0.7EV) WB:5300K ISO:2500 Natural

溶岩流に見舞われなかった大室山境界付近に広がるブナ広場。
樹齢1000年とも言われる巨大なブナの全景がかろうじて収められます。
すっかり薄暗くなった時間帯でしたが、ISO感度2500で1/10秒露出も
軽々手持ちでこなすOM-Dのポテンシャルの高さはあらためて素晴らしいです。


今回は厳密な画質のチェックのためではなく、あくまで使い勝手の確認と
少しでも使い慣れておきたいためのものでした。
非常に広い画角をどう生かすかはまだまだ修練が足りませんが、
新たなシーンを捉えたり、表現の幅を広げるには十分でした。
今回できなかった星景撮影は、梅雨明けにでも早速試してみたいです。

みたび田中希美男氏のブログから
「写真はレンズの画角で驚かせたり見せたりするものではない。
超広角や超望遠で写しても、レンズの画角を感じさせないのがうまい写真だ。 」
「広角レンズは構図を決めたら、そこから一歩だけ前に出てもう1枚写しておけ。
たった一歩踏み込んで写すだけで、余計なものが画面からはじき出されてテーマが明確になる。」

超広角レンズはなかなか使いこなしが難しいレンズです。
でもいい意味で、また新しい「眼」を得られたとも考えられます。
しかもこのレンズ、ニコンやキヤノンの超広角ズームより遥かにコンパクトです。
手元の機材を整理してでも手に入れるべき逸材だと感じました。


【フォトマスター検定 1級:共通問題】より 第32問

次の文章を読んで、記述が正しければ(1)を、間違っている場合には(2)を選べ。
「小さなゴミやホコリがレンズ前面に付着したまま撮影すると、絞り込むとゴミや
ホコリが黒または灰色の影になって写り込む。」
※ただし、ゴミやホコリは、微細で微量なものとします。


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備えあればうれしいな 

台風19号は上陸後急速に速度を上げて東北へ向かいました。
こちら静岡は13日の深夜に最も近づいたものの18号の時のような
直撃は避けられたため県内での大きな被害はなかった模様です。
それでも早くから避難勧告や避難準備情報が飛び交い
前回以上に緊張感が高まった夜でした。

今日午後会社に様子を見に行ったところ、周辺も含め冠水などの
被害の形跡はなく、いたって平穏な「台風一過」でした。
その代わり、台風が引き込んだ南風のおかげで
静岡県では30度の真夏日となった次第です。

18号の時はいくら静岡県に上陸するとはいえ、「七夕豪雨」以来
40年ぶりの冠水までは想定しておらず対策もほとんどありませんでした。
そこで19号に対しては、「900ヘクトパスカル!」とか「列島縦断」などといった
危機感を煽る情報が錯綜した「おかげ」で十分以上の対策でした。
被害がなくて幸いでしたが、台風への対策って
具体的にはどうしたらいいのか不安と戸惑いを実感しました。

避難情報の携帯メールが何度も届くのですが、実際に県内で
避難所へ集まったのは対象世帯の0.2%でした。
地震の時には避難の手順などが決められていて、毎年繰り返して
訓練を行ったりするものの台風に対しては手抜かりでした。

人間は過去の経験の範囲内でしか構えないものです。
関東大震災で火災対策、新潟地震で液状化対策、阪神大震災で
耐震見直しやボランティア対策、そして東日本大震災では津波対策。
そしてそれ以外またはそれを超える被害があるともうどうにもならない。
全ての可能性に備えるのは、安全性と経済性を天秤にかけることにもなります。
そしていつも住民の安全性は後回しになり悲劇を繰り返します。


2014101401.jpg
2014/10/14 9:52 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
24mm相当 絞り優先AE(f/9.0 1/200秒 -1.0EV) WB:5300 ISO:200 Natural

台風一過の青空。
静岡はあんまり暑いので涼しい富士山麓へ行ったものの、
こちらも気温25度以上の汗ばむ陽気で驚きました。
一面のオレンジフレアは終盤だったしコスモスも終わりでガッカリです。


2014101402.jpg
2014/10/14 11:09 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
24mm相当 絞り優先AE(f/13.0 1/160秒 -1.0EV) WB:5800 ISO:200 Natural

時折台風の置き土産のような強い風が吹く山中湖畔には、
普段あまり見ない白波が立ち白鳥たちの姿も見えません。
さすがにこの風では遊覧船の運航もお休みでした。


2014101403.jpg
2014/10/14 12:07 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
30mm相当 絞り優先AE(f/11.0 1/125秒 -0.7EV) WB:5300 ISO:200 Natural

河口湖北岸の大石公園ではコキアが色づき始めています。
真っ赤っかになるより、グラデーションを残している景色がいいです。
富士山麓の本格的な紅葉の頃には、山頂に白いものが載るようになります。


2014101404.jpg
2014/10/14 12:17 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
24mm相当 絞り優先AE(f/16.0 1/250秒 -1.0EV) WB:5800 ISO:200 Natural

湖畔のコスモスはほとんどが散って花芯を残すだけ。
風に揺れる枝ももうじき枯れて冬を迎えます。
(このセンサーも若干ながら「赤玉ゴースト」が出ますね)


2014101405.jpg
2014/10/14 12:25 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
80mm相当 絞り優先AE(f/11.0 1/320秒 -0.7EV) WB:5800 ISO:200 Natural

桜モミジは始まっていましたが、紅葉の見頃は来月初め辺りかな。
今年の秋は短そうな予感がします。


富士山の写真の多くでは、富士山は常に脇役です。
如何に主役である櫻や紅葉と上手く絡めるかがポイントになります。
夕焼けや雲海、星景でも同様で、やはり脇役になってしまいます。
でもその脇役は絵の中では「重心」となることも事実です。
だから不安定な構図や中途半端なバランスは重心が狂います。

これは富士山に限ったことではなく、風景写真以外でも同様です。
富士山を主役と捉えてしまうと、インパクトの薄い絵になりがちです。
主役に据える時には、よほどの大胆さも必要になります。
あまたの富士山写真と同じ写真を撮っていては楽しさも半分です。
でも富士山はいつも同じ形だからこそ、難しさもあるんですね。

「富士山の魅力は?」
「常に変化していて二度と同じ表情を見せないところです」
大抵の富士山カメラマンは言いますが、これは富士山以外でも同じこと。
渋谷の交差点だって赤ん坊の顔だって二度同じものはありません。
シャッターを切った瞬間に残された画像にどう意識と感情を込められるか。
見たままを写す「写真」ではなく、「写心」を撮るのはできそうにありません。

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興徳寺の櫻 

静岡県富士宮市には「興徳寺」という鎌倉時代から続く古刹があります。
ここは富士山カメラマンにとっては桜と富士山の
コラボ写真が撮れるメッカ中のメッカの一つです。

小高い場所にあるので、見事な枝振りの桜が
富士山と絡めて撮るのに最適なロケーションだからです。
この日は身延町を後にし、「まぁ、富士山雲隠れでも桜だけ」
のつもりで数年かぶりに興徳寺へ足を運びました。

2014041301.jpg
2014/4/7 13:07 Nikon D4 + AF-S 24-70mm F2.8
24mm 絞り優先AE(f/9 1/160秒 -0.3EV) WB:4500 ISO:100

しかし尾根を越えて姿を現した富士山は、この時期のこの時間帯とは
思えないほどすっきりと澄み切っていて美しい眺めでした。
春先の気温の高まる日は、空気中の水蒸気が増えて霞んでしまいます。
しかしこの日は朝から肌寒く、次第に上がった気温にもかかわらず
空気の透明度が非常に高かったラッキィな日和でした。


2014041302.jpg
2014/4/7 13:38 Nikon D4 + AF-S 70-200mm F2.8 VRII
155mm 絞り優先AE(f/22 1/40秒 -0.3EV) WB:4500 ISO:100

また、境内の染井吉野は予想に反して花持ちがよくほぼ満開でした。
平日にもかかわらず県内外から多くのカメラマンが訪れています。
住職のご好意で駐車場も完備され、週末にはイベントも行われます。
静岡県側からの雄雄しい姿と桜はとてもよく似合います。


2014041303.jpg
2014/4/7 14:00 Nikon D4 + AF-S 24-70mm F2.8
24mm 絞り優先AE(f/16 1/50秒 -0.3EV) WB:4500 ISO:100

ただし富士山と桜をいい具合にフレームに収めようとすると、
どうしても「ピン」ポイントからの似たような構図になりがちです。
混雑する週末には、その「ピン」ポイントに順番待ちのカメラマンが並びます。
それが嫌でここ数年足が遠のいていましたが...


2014041304.jpg
2014/4/7 13:42 Nikon D4 + AF-S 70-200mm F2.8 VRII
135mm 絞り優先AE(f/2.8 1/800秒 -0.3EV) WB:4200 ISO:100

境内に咲く桜はどれも見事なもので、富士山ばかり撮らなくても楽しめます。
でも富士山「しか」撮らずに帰る人ばかりで勿体無いといつも感じます。

かつては私もそうでしたが、いつも富士山がいいコンディションとは限らず、
そんな時に「風景」を撮らず手ぶらで帰らずに済むようにと学び始めたのが
前回の記事で述べた「ネイチャー」でもあります。
最近では富士山麓へ行っても富士山のほうが「おまけ」で
それ以外の対象を撮る方が楽しみになってきました。


2014041305.jpg
2014/4/7 13:48 Nikon D4 + AF-S 70-200mm F2.8 VRII
200mm 絞り優先AE(f/2.8 1/640秒 -0.3EV) WB:4200 ISO:100

毎年数多くのカメラマンの「生態」をご覧になってきた住職のブログでの
ご発言はアマカメの一人としてもちょっと辛く身に染みることがあります。
顔を合わせても挨拶もしない、境内の水仙などの草を踏み荒らす、
駐車場関係でちょっと注意すると逆ギレする...

私が感じる中でも、アマカメ同士の中で声や態度の大きい人が必ずいて、
観光客にすら罵声を浴びせたり、長時間同じ場所を占拠するなどの行為を見ます。
危険行為をするごく一部の「撮り鉄」が報道されましたが、
今年は河口湖畔で30本もの桜を幹ごと切り倒した大馬鹿者がいました。

被写体を好きになる、自然を愛する人でないといい写真は撮れないと言われます。
ただ写真を見ただけでは、実は邪魔な木を切り倒したかどうかは分かりません。
「フォトコン命」も度が過ぎると見境がなくなる可能性があります。
花が傷むのに霧吹きでわざとらしい水滴を作ったり、
洗濯バサミ付き紐で茎を引っ張ったりしていても作品では分かりません。

「自然を愛する」ってどんなことだろう。
考えてしまうと実は怖いことだったりするのかも。


[edit]