かっぱのあしあと

導きの光 

毎年会社で実施していた健康診断が人間ドッグに
置き換えられることになり、昨日初めて受診してきました。
予約を取るだけでも大変でしたが、現場に着くとさらに実感します。
受付には長蛇の列、各診断場所の前も椅子にかけるのが大変。
やっと座れたと思ったら呼び出されてはい、また次へ。

平日だというのになぜこんなに人間ドックの受診者が多いのか。
会計では、私の場合会社モチなので支払いはなかったのですが、
他の一般の方たちは万単位の金額を払っています。
不安だから受診する、そして専門家の判断を仰ぐのは理解できます。

恐らくこれほどの出費をしてまでドックに来る方たちは、
それほど身体的に心配な点を持っていないのではないかと推測します。
検査結果を聞いて、「あぁ、この程度でよかった」と安心する。
それが目的な場合もあるのではと。

本当に「ヤバい」人たちは、ここまでして検査に来ないのでは。
検査結果次第では即入院なんてことを避けたいのでしょうか。
「これといって病気もないし、大丈夫だよ」と言ってみせる裏には、
実は事実・真実を知ることが何より怖いという心理もある気がします。

自分のことって実は一番知りたくないことなのかも。



2017012501.jpg
2016/12/23 20:08 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 マニュアル露出(f/2.8 60秒) WB:4200K ISO:1600 Natural 朝霧高原



2017012502.jpg
2016/12/30 1:24 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 マニュアル露出(f/2.8 90秒) WB:4200K ISO:1600 Natural 朝霧アリーナ



2017012503.jpg
2016/12/30 20:19 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 9-18mm F4-5.6
18mm相当 マニュアル露出(f/7.1 60秒x136コマ) WB:4200K ISO:1600 Natural 御前崎



2017012504.jpg
2016/12/29 19:05 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
80mm相当 マニュアル露出(f/2.8 90秒) WB:4200K ISO:1600 Natural 朝霧高原



2017012505.jpg
2016/12/30 22:41 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 マニュアル露出(f/2.8 90秒) WB:4200K ISO:1600 Natural 御前崎



賑やかな冬の星座が夜半には南中して西へ傾いていきます。
ちょっと大人しい春の星座が昇ってくると、やや一息かな。
春先には夜半過ぎに夏の銀河が姿を現すようになります。
宙の季節って体感とは違うのですが、季節を先取りするという
別の楽しみがあったりします。




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プレート入れました 


またまた機材ネタ、
寒いから外へ出たくないだけなんですけどね^^;

ポータブル赤道儀「TP-2」(Toast Technology)は大変
精密で使いやすいのですが、オプションパーツである
「ジンバルフォークユニット」(BENRO GH1P)に欠点がありました。
元々このユニットは、単に「重石」でしかないバランスウェイトを
廃し、クランプフリーなバランスを得られるものです。

しかしカメラやレンズの種類、搭載方法によっては、
特にレンズを北の空へ向ける際に問題があります。


2017011501.jpg


このようにカメラ本体がジンバルに当たってしまい、
そもそも北の空へ向けられないか、何とか工夫して向けても
今度はバリアングルモニターが当たってしまいます。
まぁ望遠レンズで天の北極方向へ向ける機会は少ないとはいえ、
実際にはカシオペア座辺りでも難儀してしまいます。


2017011502.jpg


そこで、思い切ってジンバルフォークユニットの利用を諦めます。
極軸に取り付けてあるパンベースクランプに、SUNWAYFOTOの
ロングプレートDMC-200を取り付け、垂直に備えられるクランプに
同じパンベースクランプDDH-05を付けて赤緯軸とします。
バランスウェイト代わりには大きめのアルカスイス互換仕様の
自由雲台をプレートの後端に取り付けます。


2017011503.jpg


これなら天の北極へカメラを向けるのも苦になりません。
自由雲台だけでは重さが足りない場合には、雲台のネジ穴に
ウェイト軸(テレスコ工作工房製、以下同)をねじ込み、
ちょっと余計な荷物になるけど小型のバランスウェイトを付け、
それでも足りなければ先端の「ペットボトルアダプター」に
水や砂などを入れたペットボトルをねじ込めば錘代わりになります。

全体のシルエット的にはビクセンのポラリエ用オプションパーツも
同じようなコンセプトで、スライドレールをベースにしていますね。
ジンバルに比べるとややかさ張るし重さも増えますが、
如何に素早くセットアップするかが星景撮影のキモなので
使いやすさも併せて期待したいと思います。


2017011504.jpg


ところでTP-2から外したジンバルはどうするか。
これはポラリエで運用できそうです。
ポラリエでは専ら広角レンズを使うので、ジンバルでも
カメラが当たる可能性は低く、さらに極軸周りのバランスを
取れば相当なポテンシャルを持つポラリエの実力を発揮できます。


今は月が大きいのですが、次第に細くなったら使ってみたいですね。
ただし一番夜が寒い時期でもあるので、もう少し待って3月ごろになれば
夜半過ぎに夏の銀河が南中してくるのを狙っても良さそうです。

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惹きつけてやまない 



「宇宙」の「宇」は大きな屋根のようなものを意味します。
「宙」は文字通り大空、昔の人は宇宙を真っ黒で
空一面を覆う大きな屋根の下を眺めていると感じたのでしょう。

でも実際の宇宙は、大地の上に被せられた屋根ではなく
(ずっと遠くに境界があるとはいえ)気の遠くなるほど広くて
想像を超えた大きな空間で、私たちはその中に浮かぶ
チッポケな土の塊にへばり付いているだけなんですね。

肉眼で見える星の数はおよそ5000個といわれます。
半分は地面の下なので一度に見えるのは約2500個程度、
もっともこれは真っ暗で空気の澄んだ最高条件の場合。
ただしこうしてカメラや望遠鏡を使うだけで星は一気に増えます。
さらに観測機器の発達で、それこそ「星の数ほど」と
喩えられる無限の世界が分かってきました。

でもこんな夜はそんな余計な知識は一旦仕舞っておいて、
何気なく星空を眺めていると、確かに黒い屋根の内側に
大小色々な光る点を散りばめたかのように見えますね。
そして気がつくと位置を変えながらゆっくりと動いていく。
星見は体にはしんどいけど、どうしてもやめられない。


2017010501.jpg
2016/1/2 19:13 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
56mm相当 マニュアル露出(f/4.0 8秒) WB:4500K ISO:1000 Natural あいあい岬

細い月に寄り添うのは金星。
月も惑星も日に日に位置を変えるフシギな星。
昔の人はそれを見て何を思ったのでしょうね。

「あいあい岬」は石廊崎西側の眺めのいい場所。
でもこの日は風速10mを超えるような暴風でカメラも揺れる。
傘を差して風を避けながら、海に出来た「光の道」を狙いました。


2017010502.jpg
2016/1/2 18:36 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 マニュアル露出(f/2.8 60秒) WB:4200K ISO:1600 Natural あいあい岬

だから長秒露出では若干星像が甘くなってしまいます。
西の空に沈み行く「夏の大三角」
東の空には「冬の大三角」が昇ってきています。
星で感じる季節感というのも星見人(ホシミスト)の特権かな。


2017010503.jpg
2016/1/2 23:03 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 マニュアル露出(f/2.8 180秒) WB:4200K ISO:1600 Natural 爪木崎

星景目的で爪木崎を訪れたのは初めてでした。
南東側に開けた大変景色のいい場所で、灯台もいいアクセント。
何より予想以上に空がよく、周囲の明かりもなくて
むしろ西富士辺りよりもずっといいロケーションです。
結構遠いけど、夏の宙を見にまた訪れたいと思いました。

灯台の明かりの右の方に低く見える明るい星は「カノープス」
その上の方にある「シリウス」に次ぐ明るく白い星ですが、
高度が上がらないので暗く赤い色に見えます。
中国ではなかなか見られないことから幸運を呼ぶ星(寿星)とされ、
一目見ると寿命が延びるとも伝えられます。


2017010504.jpg
2016/1/2 22:00~24:00 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 9-18mm F4-5.6
18mm相当 マニュアル露出(f/4 60秒x120コマ) WB:4200K ISO:1600 Natural 爪木崎

ただ気になるのはこの飛行機の多さ。
3分間の露出中に飛行機が横切らないタイミングを
狙うだけでも大変で、「星ぐる」コンポジットではこの有様です。
昔の人が見たらビックリしてしまうでしょうね^^;


2017010505.jpg
2016/1/3 7:07 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
36mm相当 マニュアル露出(f/5.6 1/1600秒) WB:5300K ISO:200 Natural 爪木崎


この年末年始は幸い天候に恵まれ、4回も星景撮影ができました。
その気になればもっと回数を稼げたのですが、さすがに真冬に
連日の徹夜は体力的に困難で、しぶんぎ座流星群も断念しました。
できることなら「夜行性」になりたい。。。なんてね。


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E-M1 MarkII 星景編 



本年も引き続きよろしくお願いします♪

早速ですが、E-M1 MarkII 試写の続きです。
今回は星景スペシャル。

なのですが、E-M1 MarkIIの超強力な手ぶれ補正をご覧ください。


2017010201.jpg
2016/12/30 21:20 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
24mm相当 マニュアル露出(f/4 15秒) WB:4200K ISO:5000 Natural 御前崎

手持ちです。15秒です。止まってます!
オリンパスの開発者が、「手持ちで天の川を写すのが目標」と言っていました。
それならばと星が写るように感度を上げてチャレンジしました。

4秒、8秒、まだ止まる、15秒ならどうだ。
被写体はほぼ真上、カメラを持って真上に向けて構えたまま
じっと息を殺して15秒間、真っ暗なEVFを覗きながら祈ります。
ノイズ除去処理が終わって見たモニターには、この星空が残されました。
冬なので天の川が薄いのですが、夏なら銀河が写っていたでしょう。

ちなみに15秒露出を10枚ほど撮影してそこそこ成功したのは3カット。
何にも寄りかからず、純粋に両手でカメラを保持しただけで撮れました。
息を止めても、鼓動でカメラが揺れるのを感じましたがちゃんと補正しています。
これからは手ぶれ補正ではなく鼓動補正の時代か?!



2017010202.jpg
2016/12/29 21:39 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
96mm相当 マニュアル露出(f/2.8 120秒) WB:4200K ISO:1600 Natural 朝霧アリーナ
M45(プレアデス星団:すばる)とヒアデス星団 おまけでNGC1647

E-M1 MarkIIを手にして、とにかく撮ってみたかったのが星景でした。
幸い連休に入ってから晴天続きなので、この日は西富士へ。
星撮りのメッカだけに、明るいうちから多くの「天キチ」が集います。
そのほとんどは大型赤道儀に望遠鏡をセットしての拡大撮影組。
せっかくそこに富士山があるのに、富士山そっちのけなんですね(笑


2017010203.jpg
2016/12/29 20:29 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 マニュアル露出(f/2.8 90秒) WB:4200K ISO:1600 Natural 朝霧アリーナ
ご存知アンドロメダ銀河(M31)と伴星雲(M31・M110)


2017010204.jpg
2016/12/29 23:43 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 マニュアル露出(f/2.8 120秒) WB:4200K ISO:1600 Natural 朝霧アリーナ
こちらもご存知オリオン座主要部(M42・馬頭星雲など)


2017010205.jpg
2016/12/29 23:54 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 マニュアル露出(f/2.8 90秒) WB:4200K ISO:1600 Natural 朝霧アリーナ
天狼星(シリウス)とM41


おおむねE-M1 MarkIIの星景適合性は高いといえます。
・バリアングルモニターになったので空にレンズを向けても操作しやすい。
・画素数が上がってノイズが小さくなったので見た目もキレイ。
・初代機に比べノイズそのものが少なく高感度にも強い。
・バッテリーが大容量になり残量も分かりやすくて撮影中も不安がない。
・リモートケーブルの挿し口がグリップ側になって使いやすい。
・ノイズ除去処理中、残り時間のカウントダウンが表示される。

一方でちょっと残念だった点も。
・「ライブバルブ」の感度の上限がISO1600のまま(3200ぐらいまで上げて欲しかった)
・LVブースト2の「重さ」が改善されていない(新画像エンジンに期待したのですが)
 これらはファームアップで対応できそうなので今後に期待しましょう。


ところで、この望遠レンズは一般の対象には大変シャープで
高画質なのですが、完全な点光源である星にはまだ厳しい。
それと300mm相当ではもう少し大きく撮りたいこともあるので、
今後Borgなどの単焦点望遠鏡も検討中です。


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秋月のかくれんぼ 

当初の天気予報では、晴れから曇りへ、火曜日の午後には
雨が降り出すというものだったので、月曜の夕方には
曇りだしてしまうことを想定していました。
しかし「もみじ湖」で夕暮れを迎えても雲ひとつ無い快晴。
この調子なら星景撮影もできそうだと、夏にも訪れた
木曽村の開田高原へと向かいました。

やはり夏と違って、日没の早いこの季節では
午後5時ごろでも既に真っ暗で星が見え始めています。
とはいえ南西の宙には月が残っており、月没となる午後10時過ぎ
まではこの月明かりを利用して白樺などを撮ろうと考えました。


2016111301.jpg
2016/11/7 18:53 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
24mm相当 マニュアル露出(f/2.8 60秒) WB:4200K ISO:1600 Natural 木曽馬の里


2016111302.jpg
2016/11/7 19:03 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
24mm相当 マニュアル露出(f/2.8 60秒) WB:4200K ISO:1600 Natural 木曽馬の里


2016111303.jpg
2016/11/7 18:53 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
24mm相当 マニュアル露出(f/2.8 20秒) WB:4200K ISO:2000 Natural 木曽馬の里


2016111304.jpg
2016/11/7 18:53 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
24mm相当 マニュアル露出(f/2.8 15秒) WB:4200K ISO:1600 Natural 木曽馬の里


月が御岳の向こうへ傾き始めた頃、気が付くと空を雲が覆い始めます。
時折月を隠しながら次第に星空も見えなくなってゆきました。
やはり天気予報はしっかり当たりました。
月明かりが無くなったら本格的に星景撮影しようと
早めにセッティングしておいたTP-2とポラリエをそそくさと撤収。
せっかく宙の暗いところへ来たのに残念でした。

この撮影の時も感じていましたが、意外なほど寒さが厳しくない。
車載気温計はなんと8度を指しており、氷点下も想定していたのに
思いのほか暖かな秋の夜に驚いた次第です。

いつまでもここにいても仕方ないので、「道の駅 三岳」へ降りました。
翌朝は王滝村へ移動する予定だったので、何も無い木曽馬の里よりは
トイレなど設備もあり御岳湖へ通じる場所で夜を明かすためです。
ここでもやはり気温は高めで、車内で寝袋に入っても快適でした。
夜が明け始めるのは午前5時過ぎ、日の出は午前6時過ぎで、
移動に約40分ほどかかるので午前4時にアラームをセットし就寝です。

つづく。



そうそう、月といえば次の月曜日14日は満月。
なんと68年ぶりの大きさに見えるスーパームーンです。
一般にスーパームーンはその年で最も見かけの直径(視直径)が
大きくなる時というのが通説とされています(定義はない)。
地球と月の距離は微妙に変化するので、今年地球から
最も遠い時と比べ直径は14%も大きく明るさはなんと3割増しです。
あからさまに大きさを感じることは無いでしょうが、
お天気がよければ月光浴というのもいいかもしれませんね。


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