かっぱのあしあと

時は急がず休まない 



そろそろ桜の開花予想が気になりますね。
気象庁は現在民間会社に任せて予想を発表していません。
「日本気象協会」「ウェザーマップ」「ウェザーニューズ」の
3社がそれぞれ独自に解析して発表しています。
静岡市の平年の開花日は3月25日。
それぞれの現在までの予想は「日本気象協会」が3月29日、
「ウェザーマップ」は3月28日、「ウェザーニューズ」が3月24日です。

日本全体としては、2月以降の寒さで休眠打破は進んだものの、
年末年始までの暖かさもあってやや遅めの予想となっています。
ここまでの梅や河津桜の開花情況を見た限りでは
例年になく早いと思われましたが、染井吉野は異なるかも。
もっとも昨年は3月に寒の戻りがあったため
3月27日と平年より2日、2015年より一週間も遅かったです。
開花間近い頃の気象次第で前後する可能性があるわけです。

個人的には、決算明けの4月に入ってから開花してくれたほうが
ゆっくりと楽しめそうなのですが、最近は全体に早めのようですね。



河津桜
2017/2/13 11:20 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
24mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1250秒 +0.3EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2017/2/14 7:39 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO + MC-14
420mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/250秒 +0.3EV) WB:5800K ISO:320 Natural 河津町



河津桜
2017/2/13 12:19 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1250秒 +0.3EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2017/2/13 19:42 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
36mm相当 絞り優先AE(f/5.0 1/5秒 +0.0EV) WB:4500K ISO:2500 Natural 河津町



河津桜
2017/2/13 20:37 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 マニュアル露出(f/2.8 30秒) WB:4200K ISO:1600 Natural 河津町



身近な場所で桜が咲き出すと、つい気ばかり焦ってしまいます。
でも体はひとつだし時間もひとつ、そんな間にも時間は流れます。
もはや焦らず受け流せるか、それでも追いかけたくなるか。

やっぱり追いかけよう。


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徳俵はそこに 



河津で櫻に興じていた最中、ニュースが飛び込みました。
13日にニコンはコンパクトデジカメDLシリーズの発売を中止しました。
昨年2月に発表、CP+でも実機が展示されていながら、
発売が延び延びになったまま1年になろうというときでした。
このニュースはカメラ関係だけでなく、経済紙や一般紙の
経済欄にまで採り上げられ話題となりました。

さらに同日発表された2017年度の連結決算は、当初の60億円から
90億円に及ぶ赤字の増額を予想していました。
その原因はカメラ販売の減退が大きく、熊本地震の影響もありました。
そして1000人を超える希望退職者も報道されています。
今年のCP+でのニコンの展示スペースが大幅に縮小していたので
若干気になっていたものの、一旦発表した製品の発売を中止するなど
まさかここまで大変な状況だとは思いも寄りませんでした。

一方で昨日はキヤノンがエントリー一眼レフモデルやコンデジなど
多数の新製品を発表し、CP+での展示の後発売が予定されています。
熊本地震の影響が最小限だったこともあって、
どこか勢いの違いを見せ付けられた感がありますが、
キヤノンとて決して安閑をしていられないのは事実です。

昨年はコンデジが大幅に不振だったのに対し、レンズ交換式は
そこそこ堅調に推移し何とか全体の落ち込みをカバーしました。
そのレンズ交換式デジカメでは、ソニーやオリンパス、フジフイルムに
パナソニックなどミラーレス陣営が席巻し、キヤノンは末席です。
Mシリーズの投入を気にシェア拡大を狙っており、注目されます。

果たしてニコンはどうなるのか、100周年を迎えた今年、
いい意味での転換点にして欲しいと願うばかりです。


河津桜
2017/2/13 11:34 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/640秒 +0.0EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2017/2/13 11:05 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
24mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/800秒 +0.3EV) WB:6000K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2017/2/13 14:31 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1250秒 +0.3EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2017/2/13 9:16 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO + MC-14
420mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/500秒 +0.3EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2017/2/13 18:42 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
40mm相当 マニュアル露出(f/13 20秒) WB:3000K ISO:640 Natural 河津町


発売が予定されていたDLシリーズのうち「DL18-50 f/1.8-2.8」は
超広角ズームレンズを持つ唯一の高級コンパクトになるはずでした。
個人的には、「DL24-500 f/2.8-5.6」がオールマイティに使えて
手軽に持ち出せそうだと様子を見ながら発売を待っていました。
同種の高倍率機ではソニーやパナソニックなどがありますが、
大きさや重さで難がありAF性能も含めてニコン機に期待していたのですが。

既にコンデジでは選択肢が極端に減ってしまいました。
このままカメラ産業が衰退してしまえば、写真を楽しむ手段自体も
次第に縮小あるいは消滅してしまいかねません。
映像の記録は、後世に時代を伝える重要な手段でもあります。
どうか写真文化がなくならないよう、頑張って欲しいですね。



ところでこの河津での撮影中、E-M1 MarkIIに不調発生です。
バッテリーグリップ側のコマンドダイヤルと内蔵した
バッテリーが本体に認識されなくなり、操作不能となりました。
他のボタンやシャッターは使えるし、何度か着脱などを試したものの
症状は変化がなく、昨日販売店を通じてカメラ本体及び
バッテリーグリップは一旦メーカー送りとなりました。

今のところE-M1やE-M5 MarkIIがあるので困りませんが、
櫻などの撮影が続く時期だけに早く戻って欲しいです。



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急ぎすぎる春 



梅の開花が早いと聞いていました。
そして南伊豆河津町の河津桜も例年より
一週間程度開花が早まっていると観光協会などの
HPで伝えられていたものの、さすがにまだ
ちょっと早すぎたかなと思いながらの再訪でした。



河津桜
2017/2/14 10:26 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
24mm相当 絞り優先AE(f/5.6 1/125秒 +0.7EV) WB:6000K ISO:200 Natural 河津町



もう、ほぼ満開です!
見たい方は急いでください!
今週末にはピークでしょう。
一応桜まつりは3月10までですが、今月中には葉桜です。

例年2月下旬から3月初旬が満開だったのですが、
今年は暖冬傾向のせいか異常に開花が早まりました。
一時は2月10日からのまつりに開花が間に合わないからと
開花促進剤を一部の木に投与するなどが行われました。
しかし今年はそんな必要がないばかりか、祭りが始まって
即満開というある意味では異常事態です。

今回訪れた印象では、いわゆるバスによる団体客が少ないです。
まだピークはこれからと見込んでいるのでしょう、駐車場の
混雑具合も予想したほどではなかったのは時期の問題かな。
これで、今月末辺りに来る団体客は、既に葉桜になった
木々を眺めるしかなく、来月になってからではどうやって
集客したらいいのかすら問題になりかねません。

この調子では、染井吉野の開花も記録的な早さになるかも。
全国の「桜まつり」が「新緑まつり」になってしまいそうです。


今回は13~14日車中泊しながら堪能しました。
月明かりさえなければ星景も取り組めましたが、
つくづく伊豆はいいところだと実感します。
とりあえず約5000カットの整理が付かないので今日はこれまで。


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新たなる脅威 

4月14日午後9時26分、熊本県で最大震度7を記録する地震が起きました。
その後16日午前1時25分にも震度6強の地震が発生。
後にこちらが本震で14日のが前震であったことがわかりました。
その後も度重なる強い余震で17日現在42名の死者を確認、
さらに9万人を超える被災者や1000人以上の負傷者を出しました。

最初の地震が起きた時、たまたまTVを見ていて速報にビックリ。
「震度7」の表示に戦慄を覚えたものの、駅前辺り(?)の
映像では通行人らも落ち着いていて、むしろ花金を楽しむ
かのような光景すら見られたのですが。

明るくなって次第に被害が判明すると凄いことになっていました。
それでも津波もなく、土砂災害でも直接の大きな人的被害は
あまりなかったようで若干ホッとしたかに見えました。
そこへ震度6クラスの余震が重なり、傾いた建物が崩れるなどして
多くの人々が圧死し大変な被害をもたらしたわけです。

あらためて直下型大地震の恐ろしさを目の当たりにしました。
今日では数多くの防犯カメラやスマートフォンの映像が残ります。
また取材の最中にも大きな余震が来たため、揺れる街並みや
人々の混乱する状況がTVやネットなどを通じて擬似体感されます。
度重なる余震で、傷みかけた住居へ戻ることも出来ず、
また避難所でも眠れない被災者が疲れを募らせています。

阪神淡路大震災や東日本大震災などで私たちは様々な被災を見てきました。
その度に予想を超えた火災や津波などの被害に見舞われています。
今回も大きな余震の連発という新たな地震のタイプを体験しました。


2016041701.jpg

この画像は、2009年8月11日に駿河湾沖で起きたM6.5の地震で
静岡市内の駿府城跡の石垣が崩壊し、その復旧工事のひとコマです。
石垣の石はここだけでも700以上あり、ひとつひとつ大きさも形も違います。
それを全て元通りに組み直すのは至難の業です。

2年以上にわたって4箇所の崩落現場の工事が行われました。
石垣だけでもこれですから、巨大な天守閣などまで崩壊した
熊本城の完全なj復旧には相当な時間とコストがかかるでしょう。
重要な建築遺産ですから、単純にコンクリートで固めるわけにも行きません。


2016041702.jpg
2016/4/11 9:33 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
180mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/200秒 +0.3EV) WB:5000K ISO:400 FantasicFocus 冨士霊園


2016041703.jpg
2016/4/11 9:53 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
190mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/250秒 -0.3EV) WB:5600K ISO:400 Natural 冨士霊園


2016041704.jpg
2016/4/11 10:31 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1250秒 +0.7EV) WB:5300K ISO:400 Natural 冨士霊園


2016041705.jpg
2016/4/11 11:36 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
150mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1000秒 -1.3EV) WB:5300K ISO:200 ToyPhoto 冨士霊園


2016041706.jpg
2016/4/11 12:06 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1000秒 +0.0EV) WB:5300K ISO:200 Natural 冨士霊園


これまでの大震災で、尊い犠牲の上に様々なことを学んできました。
東北の震災で津波を見たことから、最近の地震対策が津波にばかり
集中していることは大変気にかけていました。
実際の地震の被害は津波ばかりではなく、また東北の地震のように
2~30分の時間差で津波が来るとも限りません。

今懸念されている南海トラフの連動地震では、私の住む静岡県中部は
震源域の真上に相当し、揺れている最中に津波が来るとも言われます。
海岸に近い地域では津波タワーなるものが作られていますが、
いざ大地震が起こればそこまで辿り着くことができないかもしれません。

また耐震性ではもっとも進んでいる静岡県内の建築ですが、
今回のような度重なる強い余震は想定されていません。
一刻も早い復旧を祈るとともに、貴重な犠牲を次に起こさない
英知と努力で報いることこそ私たちに求められています。


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もう来ないでと言わないで 

またですね。撮り鉄事件です。
栃木県の真岡鐵道が、自社のフェイスブックで撮り鉄が
地元の皆さんの育てた菜の花畑を踏み荒らしたと告発、
「もう来ないでください」にネット上で賛同の声が上がります。

これまでも撮り鉄の様々な「事件」がニュースになるたびに
その行動に非難の声が殺到していました。
しかしアマカメには様々なジャンルもあるし、いわゆる
マナー違反な行動は撮り鉄に限らず散見していました。
なのに撮り鉄が注目され集中砲火を浴びるのはなぜでしょう。

ひとつは被写体が公共交通機関であること、そこには当然
利用者や運行者がおり、彼らを時には妨害したり設備を損壊することすら
あるのでは、いくらなんでも非難されるのは当たり前と言えます。
そこまでして写真を撮ろうとするのには、時間と場所と言う
非常に限定された撮影ポイントでしか撮れない事情もあります。
鉄道が通る瞬間だけを捉えたいがために、自分の撮りたいポイントを
占拠したり邪魔なものを排除することも厭わない人が出てきてしまうのでしょう。

デジタルカメラが手軽になって、シニア層の人口が増えるに伴い、
富士山の周辺でもアマカメの数がここ数年急激に増えています。
大抵はマナーを守っている人もいますが、立ち入り禁止の場所に
入ったり観光客に罵声を浴びせるといった光景も見られます。
さらにスマホを手にした観光客も加わって、写真を撮影することに
少なからずストレスを感じることすらあります。

どうしたらこういった「事件」が無くなるのか、
永遠のテーマなんていう無責任な結論ではダメかな。


2016041501.jpg
2016/4/11 14:49 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
80mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/800秒 +0.3EV) WB:5300 ISO:200 Natural 仮宿の下馬桜


2016041502.jpg
2016/4/11 14:53 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
194mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/800秒 -1.0EV) WB:5000 ISO:200 Natural 仮宿の下馬桜


2016041503.jpg
2016/4/11 14:58 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
240mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/640秒 +0.0EV) WB:4500 ISO:200 Vintage 仮宿の下馬桜


2016041504.jpg
2016/4/11 14:51 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/500秒 +0.3EV) WB:5300 ISO:200 ToyPhoto 仮宿の下馬桜


2016041505.jpg
2016/4/11 15:00 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/400秒 -0.3EV) WB:5300 ISO:200 ToyPhoto 仮宿の下馬桜


ある記事では、いわゆる「専門誌」上などでマナー違反を
助長するかのような記述が見られ、撮り鉄の世界で常態化しているとか。
アマカメは主に「センセイ」に従い、他人と競うことを至上とします。
そこで客観的に自分の存在を認識できるか、それとも撮りたいものを
撮るためなら手段をいとわないのか、そこにマナーが存在します。

プロや専門誌といった指針を示すべき存在が率先してマナー教育を
すべきなのに、仮に雑誌を売りたい、セミナー受講生を増やしたいが
ために後回しやないがしろにしているとすれば、非常に問題です。

カメラマンはあくまで鉄道や自然や街並みを撮らせてもらっている立場です。
写真を撮ることは個人の自由かもしれませんが、個人の自由の前には
公共の利益が優先されるべきで、それを意識できなければ
「立ち入り禁止」「撮影禁止」が増えるばかりで、
結局自分の首を絞めてしまいかねません。


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