かっぱのあしあと

折り返しで引き返し 

一年は12ヶ月なので、単純な中間点は6月から7月にかけてです。
でも、季節で考えると、何だか9月になる時に折り返し点を
通過するような気がします。
夏休みが終わり、新学期が始まる。
仕事でも9月末が仮決算とはいえ、8月は長期の休みがあるためか
ひとつの区切りのようなものを感じるのも確かです。

堪える真夏の暑さに耐えると、そこからは体力的に楽になるし
後半の仕事に向けて新たなスタートの気分になれます。
社会人になって何十年経っても、新学期を迎える感じですね。

ただ一方でやり残したことの多さに後悔するばかり。
夏は昼間が長く、祭りや花火大会などのイベントも盛りだくさん。
だからいかにも沢山のことができるように思いがちですが、
いつも手帳(日記代わりにも使っています)を見返しては
当初の予定にバツ印をつけながら溜息の連続です。

次は紅葉などの秋景色かな。
でも今年も行きたかったポイントの半分も行けずに終わるだろうけど。


2015083001.jpg
2015/8/12 15:17 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6 II
300mm相当 絞り優先AE(f/5.6 1/400秒 -0.7EV) WB:5400K ISO:200 Vintage 奈良井宿


2015083002.jpg
2015/8/12 15:05 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6 II
160mm相当 絞り優先AE(f/5.5 1/160秒 -0.3EV) WB:5300K ISO:400 Natural 奈良井宿

こちらの撮影風景はこんなんでした。


2015083003.jpg
2015/8/12 15:44 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6 II
180mm相当 絞り優先AE(f/5.6 1/200秒 -0.3EV) WB:5600K ISO:800 ToyPhoto 奈良井宿


2015083004.jpg
2015/8/12 14:35 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6 II
270mm相当 絞り優先AE(f/5.6 1/320秒 -1.0EV) WB:5800K ISO:500 Natural 奈良井宿


2015083005.jpg
2015/8/12 14:52 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 14-150mm F4-5.6 II
240mm相当 絞り優先AE(f/5.6 1/320秒 -0.7EV) WB:5300K ISO:800 Natural 奈良井宿


最近はすっかりオリンパスばかり持ち出しています。
ニコンのフルサイズを今後どうしようか少し悩んでいます。
フルサイズの描写や切れ味のいいレフ機のフィーリングは捨てがたい。
でも大きく重いカメラを持ち歩くのもそれほど楽ではない。
今のところD4とD600を1台にまとめて入れ替えられる
納得の行く機種がない。

D750は微妙なところでD610を引きずっているし、
D810は前モデルよりは改善されたもののオールマイティ
とは言いがたいし、今だにD700の正統後継機がない以上
思い切ってマウント変更すら検討したものでした。
でもやはり今からキヤノンへの変更は相当難しいし
キヤノンだからと言っても1台でフォローできないでしょう。

ミラーレスはと言うと今のところソニーが独壇場ですが、
まだまだレフ機ほどのレンズ資産が用意されていません。
しかもレンズを含めたサイズとかを比べるとミラーレスの
必然性にも疑問が生じます。

やはりフルサイズ対応の体力をつけるしかないのかな。。。




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「+」は何か 

さて昨日から横浜で「CP+」が始まりました。
様々なサイトで様子が伝えられていますね。
昨年は思わぬ大雪で土曜日が休止となり、大変でした。
今年はいまのところ天気も問題はなく、過去最大の規模になるそうです。

キヤノンやペンタックスは盛況なようですが、ニコンは元気なさそう。
オリンパスやレンズメーカーはここに合わせて新製品を出してきたため
いち早く現物を手にできるいいチャンスですね。
一方ソニーやパナソニックはいまひとつかな。

度々苦境が伝えられるニコンは、このままじゃ新機種の開発資金が
足りないのではないかと思いたくなるほどです。
ニコンはカメラ市場の縮小とステッパー事業の頓挫で昨年比の
利益が半減し、下方修正の繰り返しを迫られています。

個人的にも、D4以外のフルサイズはどれも中途半端感があるし、
DX機にも欲しいと思わせるものが見当たりません。
かといって今更マウント変更はキツイし、場合によっては
用途に応じて「二刀流」的な体制作りも考えなくちゃならないかも。


ところで「CP+」は「Camera and Photo Imaging Show」とも呼ばれます。
ですから「CP」はカメラと写真を差すとして、「+」は何だろう。
それは、写真をサポートする様々な周辺機器などを指すのではないかと。
三脚やバッグ、ストロボやプリンターなどと、むしろこちらの分野の方が
面白い機材に出逢えるともいわれる上に、なかなか店頭で
手にすることもできないものが多いのでガジェットマニアもいるようです。

そんななか、やはり天体写真の撮影で欠かせない「ポータブル赤道儀」に
新たなアイテムが加わりそうです。


2015021301.jpg


「スカイメモ」で有名なケンコー・トキナーが、CP+で披露するのが
こちらの「スカイメモS」だそうで、近日発売も控えています。
従来のスカイメモよりずっとコンパクトで軽く、しかも流行の
タイムラプス撮影やインターバル撮影にも対応しています。

最近はポラリエやTP-2などのような薄型赤道儀が増えている印象ですが、
スカイメモは伝統的なドイツ式赤道儀の赤経体部分を利用しています。
さらに極軸望遠鏡を内蔵し、耐荷重は5キロとかなり本格的。
それでいながら本体はわずか1キロで、販売価格も5万円です。

気になるのは使い勝手や周辺アクセサリーで、従来からも
スカイメモはこの点でTP-2などに比べ不利な点ではあります。
もっとも、ポラリエより追尾精度は高そうなので、ポラリエからの
アップグレードにもリーズナブルな価格でウケそうな気がします。


まだ今のところ、CP+に行くか(というより行けるのか)決めていません。
相当な混雑が予想されるのでちょっと気が引けてしまいます。
もしも行くことができたら、できるだけ仔細にレポートしたいと思っています。
期待しないでね(^^ゞ



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流行りモノ 

毎年この時期に発表されては違和感パンパンになるのが「流行語大賞」
昨年は異例の4つ、そして今年は2つ選ばれました。
昨年のはまだ納得できなくはないのですが、
今年の「集団的自衛権」って流行語だったのでしょうか?

基本的に流行語は多くの人々の口から出ないものは
流行り言葉とはいえないのではないかと私は思います。
だから一部のメディアが本の一時的に取り上げただけの
「集団的自衛権」はトップ10にも相応しいものではないでしょう。

この恒例行事はあくまで一企業のPRイベントであって、
国民総意に基づく記録に残すようなものではないにもかかわらず、
メディアが盛んに採り上げているだけにすぎないのでしょう。
同様に漢字検定のPRイベントだけど投票によって決まる(とされている?)
「今年の漢字」の方がまだ納得できなくはないのと異なります。

2009年のトップ10には「新型インフルエンザ」が選ばれています。
今年はインフルエンザの流行が例年より6週間も早まっています。
私も前回(今年3月)には、インフルエンザの発症と胆石発作が同時に起き、
即個室入院を強いられた上、胆石治療優先のために3日間は
氷枕を抱えただけでインフルエンザは自然治癒待ち。

今回はさすがにインフルエンザに罹りたくないので、
会社の費用補助もあって昨日予防接種を受けてきました。
事務所は大所帯で感染リスクも高く、寒い場所と往復することもあり、
病欠すると仕事が止まるし自分にも溜まって収拾がつかなくなります。
とにかく今年は流行が早いので、皆さんも早めに予防接種をおススメします。
病院は午前の方が混むため、午後に行かれるとよいです。


2014120901.jpg
2014/12/1 9:05 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
80mm相当 絞り優先AE(f/4.5 1/20秒 -1.0EV) WB:4500 ISO:2500 小國神社


2014120902.jpg
2014/12/1 9:10 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
284mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/320秒 -1.0EV) WB:4800 ISO:800 小國神社


2014120903.jpg
2014/12/1 12:04 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/5.8 1/160秒 -1.0EV) WB:3800 ISO:2500 小國神社


2014120904.jpg
2014/12/1 11:57 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
80mm相当 絞り優先AE(f/4.5 1/50秒 -1.0EV) WB:4200 ISO:2500 小國神社


2014120905.jpg
2014/12/1 10:20 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
86mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/80秒 -1.0EV) WB:4500 ISO:800 小國神社


【フォトマスター検定 準1級:デジタルカメラ分野】より 第14問

次の文章を読んで、記述が正しい場合には(1)を、間違っている場合には(2)を選べ。

「SD規格のメモリーカードには、SDメモリーカードの他に、携帯電話(スマートフォン含む)や
ノートパソコン(タブレット含む)など用に、SDメモリーカードよりも寸法の小さい
『miniSDメモリーカード』や『microSDメモリーカード』がある。
これらには、容量や転送速度は別として、SDHCメモリーカードやSDXCメモリーカードと
同等な電気的性能を有しているものがある。
また、これら用に用意されているアダプターを介して『SDメモリーカード』を記録メディアとして
使うデジタルカメラで使用可能となるものが多いが、デジタルカメラでアダプターを介して
これらを使うことは、多くのデジタルカメラメーカーが作動の保証をしていない。」
※ただし、『SDメモリーカード』を記録メディアとして使うものの、『miniSDメモリーカード』や
『microSDメモリーカード』用のカードスロットを持っていないデジタルカメラの場合です。


まわりくどい記述だけど即答ですな。
ところでmicroSDを使ったデジカメがもっと出てきていいかと思いますが、
まだごく一部のコンパクト機ぐらいで普及が進んでいませんね。
機動性が重視されるコンパクト機は、microSDを複数枚内蔵し、
USB充電対応やWiFiも内蔵してくれればより使いやすいと思うのですが。
コンパクト機はあくまでコスト優先なんでしょうね。


[edit]

M氏の気魂 

先日の記事でご紹介したBSジャパンの番組
「カメラ進化論~歴史を変えた技術者魂~」を視聴しました。
番組の冒頭では、カメラを好きな人々、宮崎あおいさんや
「東京カメラガールズ」のメンバー、続いて森永卓郎氏や
市井沙耶香さんなどがそれぞれの写真の楽しみ方を紹介。

そしてカメラの歴史を紐解き、国産カメラの黎明期を振り返ります。
カメラが月給の半年分にもなる高価なものだったにもかかわらず、
新しい機種が出る度に日本人を沸き立たせてきました。
1959年天覧試合サヨナラホームランの年、ニコンFとともに登場した
オリンパスペンの開発秘話を再現します。

オリンパスペンを開発したのは入社間もない
若い天才技術者「米谷美久(まいたによしひさ)」氏でした。
大卒初任給1万2000円の時代に「6000円で買えるカメラを作れ」という
無理難題とも言える課題を任されます。

しかし米谷氏はレンズだけは妥協せず、代わりに他の部分でコストダウン。
それには「ハーフサイズ」を取り入れるアイデアを思いつきます。
ハーフサイズは通常の1コマを半分づつ使うため、一本のフィルムで
2倍の枚数が撮れ、レンズの焦点距離を半分にできるので
被写界深度も深まり、カメラの画期的なほどの小型化に成功しました。

米谷氏のこだわりは「カメラを常に持ち歩けること」
その魂は後に開発した一眼レフ「OM-1」に受け継がれます。
ペンタプリズムとコンデンサーレンズを一体化し全高を下げ、
シャッター機構にエアダンパーを導入して静音化に成功。
圧倒的なほどの小型化とシステム化は世界的大ヒットとなります。


2014070501.jpg
2014/6/30 9:03 OLYMPUS E-M1 + ZUIKO 50-200mm F2.8-3.5 SWD
400mm相当 絞り優先AE(f/3.5 1/1000秒 -1.0EV) WB:5300K ISO:200 ToyPhotoII


2014070502.jpg
2014/6/30 8:36 OLYMPUS E-M1 + ZUIKO 50-200mm F2.8-3.5 SWD
400mm相当 絞り優先AE(f/3.5 1/1600秒 -1.3EV) WB:4500K ISO:200 ToyPhotoII


2014070503.jpg
2014/6/30 8:56 OLYMPUS E-M1 + ZUIKO 50-200mm F2.8-3.5 SWD
400mm相当 絞り優先AE(f/3.5 1/400秒 -1.0EV) WB:4500K ISO:200 FabtasicFocus


2014070504.jpg
2014/6/30 8:48 OLYMPUS E-M1 + ZUIKO 50-200mm F2.8-3.5 SWD
338mm相当 絞り優先AE(f/3.4 1/1250秒 -1.3EV) WB:5000K ISO:200 ToyPhotoII


2014070505.jpg
2014/6/30 8:53 OLYMPUS E-M1 + ZUIKO 50-200mm F2.8-3.5 SWD
364mm相当 絞り優先AE(f/3.5 1/320秒 -1.3EV) WB:5000K ISO:200 ToyPhoto


小型軽量化は日本のお家芸でもありますが、とりわけオリンパスは
今日に至るまで「ペン」の気魂を受け継いでいるのを感じます。
オリンパスがデジタルカメラに乗り出す際に「フォーサーズ」という
小型センサーをあえて選択したのも、小型軽量なシステムへのこだわりなのでしょう。

センサーは小型にもかかわらずEシリーズ用のフォーサーズレンズの中には
フルサイズ用にも負けないほど大きく高価なものがあります。
これはセンサーに極力垂直に光を当てたい「テレセントリック性」を
高めるためという画質へのこだわりが生み出した必然なのです。
これは今日になって、画面の四隅に至るまで素晴らしい画質を持つ
レンズとして再評価され、プロカメラマンにまでオリンパスを
愛用する多くのファンを獲得する結果として結実したと言えます。

面積で言えばフルサイズの1/4しかないセンサーのためか、
マイクロフォーサーズは一般的には低く見られがちなところがあります。
しかし今日ではセンサーや画像エンジンなどの技術が進歩し
よほど大きなプリントでもない限りはセンサーの大きさで
カメラを選ぶ時代は終わったと感じさせます。

カメラが無ければどんな残したい瞬間に出逢っても何もできません。
米谷氏のこだわった「カメラを持ち歩けること」は写真にとって
最も重要な要素の一つではないかと思います。
「OM」の名称は「オリンパス」と「米谷」の頭文字を合わせたものです。
今私たちが「OM-D」を手にする時、カメラや写真に対する米谷氏の気魂が
カメラを通じて感じ取ることのできる気がします。

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懐古と言う名の壁 

インプレスのWebサイト「Car WATCH」上に面白い記事がありました。
もの作り対談 トヨタ「86」開発者 多田哲哉& ニコン「Df」開発者 後藤哲朗
と称する対談で、なかなか内容の濃いものでした。

「86(ハチロク)」はかつて若者を中心に大人気となった、
カローラをベースに作られた軽量コンパクトな後輪駆動スポーツカー「AE86」を、
今日の技術をつぎ込んでスバルと共同開発し蘇らせたスポーツクーペです。
「AE86」は今の軽自動車並みの軽いボディだからこそ非力なエンジンでも
思いのまま操れる楽しさを多くの人にもたらしました。

今では安全性などの問題からそこまで軽くはできない代わりに、
徹底した低重心化などを図りスバルの水平対向エンジンを搭載。
さらに「AE86」同様にユーザーの「いじれる余地」を残すことで
所有し、改造し、その愛着ある愛車を転がす楽しみを思い起こさせました。

一方でニコンDfは中身こそ最新のセンサーなどを使いながらも
たくさんのダイヤルを回し、じっくりと被写体に対峙し
一回のシャッターに心を込めていた時代を想起させます。
そういった意味では大変共通項の多い両者を開発した人自身が
対話するのですから、なかなか興味深い記事です。

個人的に気になった部分を列記してみます。
・多田氏はキヤノンのほうがスペックは上じゃないかと後藤氏に言うと、
 実際に店頭で触ってみればどちらが良いか分かるはずだと伝えます。
 結局多田氏はニコンD90を購入しました。

・86は先日のマイナーチェンジでサスペンションのボルトを変更。
 これだけで乗り味が変わるため、既存のユーザーにもボルトのみを提供。
 注文が殺到して供給が追いつかない状況らしい。

・86は電子デバイスで誰でも上手く乗れるクルマを目指したが
 下手くそが乗るとまともに走らず、練習すると楽しくなる方針へ変更。
 豊田章男社長自らハンドルを握り納得の行くまで作りこんだ。

・Dfは面倒な操作をユーザーに覚えてもらいながら、ユーザーが
 カメラとともに育つことをコンセプトにしていた。

・カメラのデジタル化はフィルムを巻き上げたり戻したりの操作が不要になった。
 フィルムカメラ時代はその力加減がカメラメーカーの技術を知る手がかりになっていた。
 クルマもエンジンの始動時のチョークやアクセルの加減が必要でなくなり、
 アクセルも電子ボリュームのような構造にせざるを得なかった。

・スポーツカーは趣味性が高く、必ずしも必須のものではない。
 乗降性や使い勝手の癖も、ある意味ではスポーツカーならではのもの。
 しかしドアハンドルだけは使いやすいクラウンのものを流用している。

・ニコンが重視しているのは信頼性。プロ機材からスタートしたカメラメーカーなので
 何より信頼性を大切にしているが、コストなどとの按配も必要になってきた。
 電子化された最近のカメラのアンチテーゼとして、思い切ったダイヤル操作を取り入れた。

・クルマ離れが深刻化していた2007年にスポーツカー造りを本格的に始動。
 クルマ好きの王道であるスポーツカーのなかったトヨタが、
 当時営業部門の役員だった豊田章男氏の後押しでユーザーとともに育つクルマを目指した。

・ニコンがジウジアーロ氏と組むきっかけになったのが三本和彦氏。
 Dfはダイヤルを多用したもののその手ごたえと音はライカに敵わない。
 使い込むことで変わるのか、今だ原因は掴めない。

・通常共有部品を多用する傾向の中で、86は共有部品を減らし
 ルームミラーもコストをかけて専用のデザインで作っている。
 カメラは部品が多いほど良い感触を得られると言うが、
 昨今のカメラはネジでも共通のものを使うことが増えている。

・ニコンは社員自身にも写真を撮る楽しみを求めている。
 86を作って感じたのは常に常識に対する疑問を忘れないこと。

2014062101.jpg
2014/6/16 13:25 OLYMPUS E-M1 + ZUIKO 50-200mm F2.8-3.5 SWD
246mm相当 絞り優先AE(f/3.5 1/2000秒 -1.3EV) WB:4500K ISO:200 ToyPhotoII

 
2014062102.jpg
2014/6/16 12:00 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
80mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/200秒 -1.3EV) WB:4500K ISO:200 Natural


2014062103.jpg
2014/6/16 11:48 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
48mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/80秒 -1.3EV) WB:3500K ISO:800 Natural


2014062104.jpg
2014/6/16 13:57 OLYMPUS E-M1 + ZUIKO 50-200mm F2.8-3.5 SWD
216mm相当 絞り優先AE(f/3.3 1/4000秒 +0.0EV) WB:4200K ISO:200 FantasicFocus


2014062105.jpg
2014/6/16 11:11 OLYMPUS E-M1 + ZUIKO 50-200mm F2.8-3.5 SWD
316mm相当 絞り優先AE(f/3.4 1/1600秒 -1.3EV) WB:6000K ISO:200 ToyPhoto


なぜか、ペンタックスやオリンパスのカメラを愛用する方が共通することを言います。
「作り手の気持ちが伝わるカメラがすきなんだよね」
私たちは日頃様々なモノに触れ、使ったり消費したりしています。
「モノづくり」と簡単に言ってしまうと実も蓋もないほどの
情熱が込められたモノを手にしていることだってあるでしょう。

とはいってもコストや時間の制約の中で妥協も必要になってきます。
幸いにして、私たちはプロと同じ機材を比較的手頃に入手して使える環境にあります。
これはスチルカメラといった限られた世界だからこそでもあるし、
日本の優れた大量生産技術と多くの熟練工のスキルで成しえた偉業とも言えるでしょう。


ところで86もDfも「懐古調」という括りで語ることができます。
かつての名機を今日の技術で蘇らせ、シニアにも懐かしく
若者には新しい刺激や感動をもたらしている点で共通しています。
しかし私が気になるのは懐古や復古はそれ自体が新しいモノを生み出さないこと。

音楽や映画をはじめ、私たちの身の回りにはいつの間にか懐かしいモノが溢れています。
長い不景気の中で、冒険や実験が許されない風潮が蔓延しています。
ここから新しいモノが生み出され、それがまた復古して繰り返されるのか。
「温故知新:古きを温ねて新しきを知る」とは古いことを学んで新しい価値を見出すとされています。
大切なのは古いことを学ぶだけではダメなこと。
常に疑問を持ち、新しいことを生み出す情熱が人間には必要です。

86やDfが評価される一方で、10年後にはどんなクルマやカメラが
私たちを楽しませてくれるのかと期待することも忘れたくはないですね。

週末でつい長文になってしまいました^^;
休みは何処へ行こうか。
もう少しだけ時間にゆとりがあるといいのですが。

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