かっぱのあしあと

徳俵はそこに 



河津で櫻に興じていた最中、ニュースが飛び込みました。
13日にニコンはコンパクトデジカメDLシリーズの発売を中止しました。
昨年2月に発表、CP+でも実機が展示されていながら、
発売が延び延びになったまま1年になろうというときでした。
このニュースはカメラ関係だけでなく、経済紙や一般紙の
経済欄にまで採り上げられ話題となりました。

さらに同日発表された2017年度の連結決算は、当初の60億円から
90億円に及ぶ赤字の増額を予想していました。
その原因はカメラ販売の減退が大きく、熊本地震の影響もありました。
そして1000人を超える希望退職者も報道されています。
今年のCP+でのニコンの展示スペースが大幅に縮小していたので
若干気になっていたものの、一旦発表した製品の発売を中止するなど
まさかここまで大変な状況だとは思いも寄りませんでした。

一方で昨日はキヤノンがエントリー一眼レフモデルやコンデジなど
多数の新製品を発表し、CP+での展示の後発売が予定されています。
熊本地震の影響が最小限だったこともあって、
どこか勢いの違いを見せ付けられた感がありますが、
キヤノンとて決して安閑をしていられないのは事実です。

昨年はコンデジが大幅に不振だったのに対し、レンズ交換式は
そこそこ堅調に推移し何とか全体の落ち込みをカバーしました。
そのレンズ交換式デジカメでは、ソニーやオリンパス、フジフイルムに
パナソニックなどミラーレス陣営が席巻し、キヤノンは末席です。
Mシリーズの投入を気にシェア拡大を狙っており、注目されます。

果たしてニコンはどうなるのか、100周年を迎えた今年、
いい意味での転換点にして欲しいと願うばかりです。


河津桜
2017/2/13 11:34 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/640秒 +0.0EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2017/2/13 11:05 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
24mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/800秒 +0.3EV) WB:6000K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2017/2/13 14:31 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1250秒 +0.3EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2017/2/13 9:16 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO + MC-14
420mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/500秒 +0.3EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2017/2/13 18:42 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
40mm相当 マニュアル露出(f/13 20秒) WB:3000K ISO:640 Natural 河津町


発売が予定されていたDLシリーズのうち「DL18-50 f/1.8-2.8」は
超広角ズームレンズを持つ唯一の高級コンパクトになるはずでした。
個人的には、「DL24-500 f/2.8-5.6」がオールマイティに使えて
手軽に持ち出せそうだと様子を見ながら発売を待っていました。
同種の高倍率機ではソニーやパナソニックなどがありますが、
大きさや重さで難がありAF性能も含めてニコン機に期待していたのですが。

既にコンデジでは選択肢が極端に減ってしまいました。
このままカメラ産業が衰退してしまえば、写真を楽しむ手段自体も
次第に縮小あるいは消滅してしまいかねません。
映像の記録は、後世に時代を伝える重要な手段でもあります。
どうか写真文化がなくならないよう、頑張って欲しいですね。



ところでこの河津での撮影中、E-M1 MarkIIに不調発生です。
バッテリーグリップ側のコマンドダイヤルと内蔵した
バッテリーが本体に認識されなくなり、操作不能となりました。
他のボタンやシャッターは使えるし、何度か着脱などを試したものの
症状は変化がなく、昨日販売店を通じてカメラ本体及び
バッテリーグリップは一旦メーカー送りとなりました。

今のところE-M1やE-M5 MarkIIがあるので困りませんが、
櫻などの撮影が続く時期だけに早く戻って欲しいです。



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生活と風景 

先日のニュースで、北海道美瑛町の「哲学の木」
と呼ばれる一本ポプラが伐採される話題を見ました。
理由は木が大きくなりすぎて、倒れた時の被害に備えてということもありますが、
最大の原因は観光客らが畑に入り込んで迷惑をかけていることです。
同じ北海道の富良野では嵐のCMのロケ地になった5本の松でも
同様に観光客やファンらが踏み荒らし地主とのトラブルになっていました。

畑の持ち主や近隣の住民にとっても思い出のある木だけに、
伐採に至る切実な思いは大変深刻なことだったろうと察します。
それほどまでにマナー違反を犯す観光客などは困ります。

NHKのニュースでは、さも急増する外国人観光客のせいだと
言わんばかりでしたが、こういった迷惑行為はずっと以前からあり、
意図的に中国人への嫌悪感を醸成したいかのような編集に見えました。
確かにマナーそのものを知らない旅行者の行動は時に迷惑になるでしょうが、
それはきちんと教示しない側の問題も大きいので一概に観光客のせいにはできません。

こういった訪問者と地元の方とのトラブルは、風景撮影などでの
カメラマン(そのほとんどがアマチュア)に関しても頻繁に話題になります。
とりわけ目に付くのは「撮り鉄」と言われる分野さんですが、
他にもイベントに集まるアマカメさんらも他の観光客との摩擦を生じています。

浜松市で開催されている「浜松がんこ祭り」では、今年から
一部の場所でカメラマンの撮影場所や撮影時間を制限しました。
http://www.ganko-matsuri.com/wp/archives/2693
こういった対策は今後様々なイベントに広がる可能性を見せています。
また以前富士山へ通っていた頃には、観光客に「入るな○○!」などと
罵声を浴びせるアマカメ(特にシニアのグループ)を目にしました。

スマホなどを使う人は数知れないわけで、一般の観光客も含めれば
カメラマンと見るや悪いイメージを持たれるかといった懸念はどうかと思いますが、
やはり大きな一眼レフを持っていたり、三脚で場所を占有する人たちは
(カメラマンの高齢化の伸展と相まって)今まで以上に人さまの
目を意識する必要性が高まるのではないのでしょうか。


2016022601.jpg
2016/2/22 8:44 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/640秒 +0.0EV) WB:5300K ISO:200 ToyPhoto 河津町


2016022602.jpg
2016/2/22 12:28 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/320秒 +0.7EV) WB:5800K ISO:250 FantasicFocus 河津町


2016022603.jpg
2016/2/22 9:20 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO + MC-14
420mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/320秒 +0.7EV) WB:5300K ISO:200 Vintage 河津町


2016022604.jpg
2016/2/22 10:59 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
80mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/500秒 +0.3EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町


2016022605.jpg
2016/2/22 10:18 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
80mm相当 絞り優先AE(f/4.5 1/250秒 +1.3EV) WB:5000K ISO:200 Vintage 河津町



今だにCP+へ行くかやめるか迷っています。
とんでもない量の仕事が溜まってはいるのですが、
さっさと諦めて仕事を片付ければ楽になることは間違いありません。
でも、諦めることで失ったり得られないことも少なくないわけで。
とにもかくにも一日が24時間しかないことが一番悔しいことです。

「見たら欲しくなるだろ」
と自分にいい聞かせるしかないのだろうか。。。


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買えないから欲しい 

毎月20日の写真誌の発売になると、
書店で立ち読みしては何かしらの刺激を受けます。
素晴らしい作品の数々や新しいレンズの作例を見ては
またじっくりと取り組んでみたいと思うわけなのですが。

全ては時間次第です。
時間さえあれば人知れない穴場探しも出来るし、
そんな場所で一日中被写体探しも出来るし、
遠征しては夜も昼も撮影に明け暮れることも出来ます。
でもプロと違って勤め人には時間がありません。

時間がないときはどうするか。
極力たくさんの被写体があって様々なパターンでの
撮影ができそうな場所に足を運ぶことになります。
そしていろんなレンズやいろんな手法(テクニックと言うほどのものではないので)を
駆使してはひたすら数多くシャッターを切り、帰宅後の整理で疲れます。

同じ場所でも光や時間で変わる表情なども捉えてみたいもの。
でもやはり時間の制約があるとなかなか腰を据えられません。
明日のことを考えて夕暮れを待たずに帰途に着くしかない。
まとまった時間が取れるのはせいせい大型連休ぐらい。
そんな混雑する時にはかえって出かけたくないもの。

でも、数年後かには時間が有り余るようになるだろうし。
そうなったらランニングコストの少ないデジカメは有効?
でも毎日撮った写真をどうするのさ。
一日一枚ずつにすればHDDはもつかも?
とりあえず歩ける体は確保しないとね。


2016022401.jpg
2016/2/22 9:32 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO + MC-14
230mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/250秒 +0.3EV) WB:6000K ISO:320 Natural 河津町


2016022402.jpg
2016/2/22 8:48 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
128mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/640秒 +0.0EV) WB:5300K ISO:200 ToyPhoto 河津町


2016022403.jpg
2016/2/22 10:44 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO + MC-14
420mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/320秒 +0.3EV) WB:5300K ISO:500 Vintage 河津町


2016022404.jpg
2016/2/22 12:15 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
240mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/400秒 +0.7EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町


2016022405.jpg
2016/2/22 12:34 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/3.2 1/250秒 +1.3EV) WB:5300K ISO:500 Natural 河津町


明日からは横浜でCP+が開催されます。
一般客は26日(金)から28日(日)まで。
今年は各メーカーとも意欲的な新製品が大挙展示されます。
毎年事前登録するものの結局行けなかったので、
今年こそはと思うのですが。

今日やっと20日(土)の仕事を片付けた。
この分では相当量の仕事が溜まる一方なので、横浜で一日を使い切るか、
その一日で少しでも仕事を片付けるかで迷います。
時間外手当だけでも毎月レンズを買えるほどなのだけど、
逆にその金で時間が買えるのならなんて考える。




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叩けば出るもの 

今日2月22日には「猫の日」だそうです。
「2・2・2」で「にゃんにゃんにゃん」との語呂合わせ。
ちなみに11月1日も同様に「わんわんわん」で「犬の日」
奇しくも同じ1987年に制定されています。
(しかもどちらにも日本ペットフード協会が噛んでいるし)

まだ肌寒いこの季節は、暖かい場所が好きなネコが
可哀想なことになるからと進められているキャンペーンがあります。
「猫バンバン」と呼ばれるもので、クルマに乗る前に
ボンネットを「バンバン」してください、というものです。

クルマを駐車すると、まだ暖かいエンジンルームやタイヤハウスに
ネコが入り込み、そのままで再び始動・走行すると
隠れていたネコがベルトに巻き込まれたり、轢かれてしまいます。
一説によると、毎年数千匹ものネコが犠牲になっていると言われます。

私も仕事柄頻繁にクルマのボンネットを開けるのですが、
その裏側に貼ってある遮音材(板状のクッション、無いものもある)に
びっしりとネコの毛が張り付いているのを目にすることがあります。
これはエンジンルームの下からネコが入り込み、上へと登っては
エンジンとボンネットの間に挟まってしまって暴れた痕跡です。

こういった悲劇を防ぐ手段のひとつとして、「猫バンバン」があります。
ボンネットを叩くとネコが驚いて飛び出したり、暴れて気配を感じます。
とりわけ体の小さな子猫が犠牲になることが多いそうで、3年ほど
前からはJAFで、さらに最近では日産自動車がキャンペーンを始めました。
まだまだ浸透していませんが、心当たりのある方は是非。


2016022201.jpg
2016/2/22 9:06 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
24mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/640秒 +0.3EV) WB:4500K ISO:200 Vintage 河津町


2016022202.jpg
2016/2/22 11:28 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/3.2 1/320秒 +0.3EV) WB:5300K ISO:320 Natural 河津町


2016022203.jpg
2016/2/22 10:33 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
240mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/320秒 +0.7EV) WB:6000K ISO:200 FantasicFocus 河津町


2016022204.jpg
2016/2/22 12:08 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/3.2 1/320秒 +0.7EV) WB:5300K ISO:200 Natural 河津町


2016022205.jpg
2016/2/22 10:11 OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
164mm相当 絞り優先AE(f/5.6 1/500秒 +1.3EV) WB:5300K ISO:200 Vintage 河津町


例年よりかなり早めに満開を迎えた河津町の河津桜。
先週末の暖かさで一気に咲き出し、その後の強い雨で
一部の花は既に散り、残ったものも雨に打たれて色あせ気味でした。
それでも平日に関わらず毎年のごとくの大群衆。
例年以上に外国人が多く、空気を読めない行動にややうんざり。
とはいえ日本の観光業や個人消費は外国人頼みなので我慢するしかない。

ここ河津町は宿泊施設や観光拠点が少なくて、
年間の観光収入の6割以上をこの桜まつりで稼がなくてはなりません。
そのため開花の時期がずれたり雨が続いたりすると大変です。
見頃と言えるのはせいぜい今週末まで、でも桜まつりは3月10日まで。
残りの期間はどうやって持ち堪えられるのか心配です。

300億円とも言われる経済効果ですが、その大半は運営費で消えます。
駐車場の確保や人件費、仮説トイレや看板などのの設営、
ゴミの回収や露天商らの管理などで町の財政はトントン状態。
元々東伊豆と下田の間にある地味な存在だった河津町で発見された
新種の河津桜のおかげで一躍全国区の人気スポットに。

地元の皆さんにとっては混雑や渋滞など生活面への影響があり
必ずしも歓迎されなかったこともありましたが、最近では見慣れた
景色となり定着してきた感があります。
一方で財政面でのメリットが少ない、河津町以外でも河津桜が
見られるようになってきたことなど課題も少なくありません。




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