かっぱのあしあと

きっと何か見つかる 




伊豆半島というのは、もともとグアムなどのような海底火山の集まりで、
フィリピン海プレートの活動で日本列島にぶつかり、今でも押し付けられています。
火山島ということで、全体が山地で構成されていて平地はほとんどありません。
そのため漁業や観光業ぐらいしか目だった産業がありません。

観光業は様々な外的要因で激しく業績が変わる問題があります。
過去には伊東沖での群発地震で客足が遠のきました。
最近なら東日本の震災に伴う計画停電などの影響や
自粛ムードもあって、7年前には大きな打撃を受けています。

それでなくとも昭和の観光ブームが去った後の対応に遅れ
なかなか回復しきれないまま活気が戻りきれずにいます。
どうしたら伊豆が元気になれるのか、大変難しい問題です。
昨今のインバウンドブームでも、伊豆は素通りされがちです。



河津桜
2018/3/4 10:31 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1000秒 +0.3EV) WB:5300K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2018/3/4 9:58 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
212mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1000秒 +0.3EV) WB:5000K ISO:200 Vintage 河津町



河津桜
2018/3/4 10:10 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/320秒 +0.0EV) WB:5000K ISO:200 BleachBypass 河津町



河津桜
2018/3/4 11:15 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
80mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/320秒 +1.3EV) WB:4500K ISO:200 Vintage 河津町



河津桜
2018/3/4 8:30 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
212mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1250秒 -0.3EV) WB:5300K ISO:200 Natural 河津町



問題点のひとつに交通の便があるでしょう。
高速道路は勿論無く、山の中を走るクネクネ道しかありません。
現在伊豆縦貫道が建設中ですが、下田まで開通するのは
恐らくまだ10年ほど先になると思われます。
これが開通しないと観光バスも走りにくく、今回の
河津桜まつりのような時には大渋滞が起きてしまいます。

また平地が少なく道路も狭いためにそれぞれの集落や港同士の
交流が希薄で、個々の観光地が単独でイベントなどを行っています。
しかし観光客からすれば、伊豆全体を大きなひとつの観光地として
捉えて様々なポイントを楽しみたいのではないでしょうか。
そうしないと宿泊客も増えないし、新たな魅力も増えないかと。

まだまだ伊豆には素晴らしいコンテンツがあります。
温泉や鮮魚は勿論、独特な生態系の自然や素晴らしい景観、
また温暖で静かな環境を求めて移住する人もいるようです。
案外「宙」もいいので星空ポイントとしても人気が出ています。
いきなり急には昔のように戻れないかもしれませんが、
ゆっくりと着実に元気を取り戻して欲しいと思います。


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時計仕掛けの桜 




河津桜は昭和30年頃に偶然住民の飯田氏が
見つけて現在の場所に植えたのが始まりです。
昭和40年代から一気に増殖させ町内各地に植えられました。
まだその「原木」は存在するため樹齢は不明ですが、
およそ70年程度と予想されています。
つまり現在川沿いに咲く河津桜の並木はあと20年ほどで樹齢を迎えます。

さらに間隔を詰めて植えられたため、風などで
枝同士が擦れ傷んだり病気に感染する被害も見られます。
それなら新しい苗木に植え替えればいいのですが
ここで大きな壁にぶつかります。

1997年に改正された河川法では、堤防や護岸に
あたらな樹木を植えることが禁止されています。
枯れ木の根から浸水し堤防の決壊を起こす可能性があるためです。
そのため樹勢の衰えた桜を植え替えることが出来ず、
川沿いの並木はこのまま枯れてしまうのを待つしかありません。

それでは河津町の観光に大きく影響してしまいます。
そこで川沿いでない市街地や駅周辺などに植樹し
町全体を桜色に染める計画も検討されています。
しかし河津桜といえば川と並木のイメージが強く
また今から植樹しても大きくなるには数十年かかります。
今ある木を生き延びさせる対策とともに、タイムリミットの
迫る問題への喫緊の対応が望まれています。



河津桜
2018/3/4 9:01 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
24mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/250秒 +1.7EV) WB:4500K ISO:200 Vintage 河津町



河津桜
2018/3/4 9:08 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/400秒 +0.3EV) WB:6000K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2018/3/4 9:59 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/320秒 +0.3EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2018/3/4 11:29 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 60mm F2.8 Macro
120mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/125秒 +1.7EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2018/3/4 10:42 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1600秒 +1.0EV) WB:5000K ISO:200 Vintage 河津町



実際に行って見るとわかりますが、川沿いの遊歩道はかなり狭く、
この日のような混雑では擦れ違うのもやっと、スマホで撮影のために
立ち止まれば渋滞が起きるほどの酷い混雑振りです。
平日はそれほどでもないものの、ゆったりと楽しむには
もう少し広い場所や遊歩道が欲しくなるのは確かです。

あくまで個人的な考えなのですが、
川沿いに固執することなく、町の至る所に咲かせた方が
見物客も歩きやすいし、今後さらに先のことも含めれば
植え替えも管理もしやすいのではないかと思います。

河津町はこれといった産業はなく、観光に依存しています。
しかもこの時期で年間の観光収入の7割を超えます。
これまでも花の町を謳い文句にPRしてきたものの、
花菖蒲園は昨年閉園し、バラ園も経営難です。
「脱桜」を目指すとはいえ打開策もなく先行きが不安です。

それだけに急いで河津桜を永く咲かせる方策を講じて
行動を始める必要に迫られています。




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春に誘われたわけじゃない 




今年は年明けからしばらく寒い日が続きました。
そのせいか梅の開花が大幅に遅れています。
桜の開花もこの分では4月になるだろうと
予想していたのですが、先週来暖かい日が戻りました。
河津桜も例年より若干遅れ気味でしたが
一気に開花しすぐに満開となりました。

月曜日は雨予報が分かっていたので
混雑を予想しながらも仕方なく日曜日に向かいます。
少し早めに着けばいいだろうというのは甘かったです。
現地入りした午前7時には駐車場は満杯、
かなり離れた役場の駐車場から歩かざるを得ません。

まだ散っている花はなく、蕾もほとんどない満開状態。
しかし数日前の強い雨風で多くの花が傷んでいました。
いつもなら大挙して舞うメジロもほとんど姿がありません。
少し期待ハズレでしたが毎年訪れては見る景色はいいものです。



河津桜
2018/3/4 9:22 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/500秒 +0.3EV) WB:6300K ISO:200 Vintage 河津町


この河津町の桜並木に最近深刻な問題が起きています。
詳しくは次回以降にて。



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ときめかない春 



現在横浜で開催されている「CP+ 2017」ですが、
ネット上でも続々と現地レポートが入ってきます。
しかし今年はキヤノンやニコンなどに主立った新機種が無く、
せいぜいペンタックスのKPぐらいしか注目カメラがありません。
そのせいかレポートの熱さもいまひとつ、内容的にも
発売が楽しみだと思わせるものが少ない気がします。

カメラ業界を含め最近のこういったプレミアショーが
あまり注目されなくなっている辺りでも消費低迷の
影響を如実に感じざるを得ません。
それと明日まで無休なこともあり、今年も見送りました。
今後数々の詳細なレポートが上がると思われますので、
そちらで眼の保養にするに留めておきます。



河津桜
2017/2/14 9:12 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm + MC-14
420mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/4000秒 +0.0EV) WB:5300K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2017/2/13 12:39 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/800秒 +0.7EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2017/2/14 7:54 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm + MC-14
420mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/320秒 -0.3EV) WB:5600K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2017/2/13 12:33 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1600秒 +0.3EV) WB:5300K ISO:200 Natural 河津町



河津桜
2017/2/13 13:25 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm
42mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/640秒 +0.0EV) WB:6000K ISO:200 Natural 河津町



この河津町の桜も既に落花盛ん状態だそうです。
今年も早春の素晴らしい眺めを堪能しました。
でも本格的な桜の季節はまだこれからなんですよね。
さていつどこへ行こうか、というより
どこへ行けるのか、時間が取れるのかが問題です。


ここでの撮影で不調をきたしたE-M1 MarkIIでしたが、
およそ10日ほどでメーカーでの修理から戻りました。
というよりも、バッテリーグリップだけ新品交換でした。
原因はグリップ側についているたくさんの金属端子のうち
たった1本のスプリングの不具合で引っ込んだままになり、
カメラ側の接点に届いておらずに接触不良を起こしていました。

この程度なら修理で簡単に直りそうなものですが、
新品交換にして故障品をメーカーに引き取ることで、
故障の原因を製造や設計段階にまでフィードバックし
再発防止や改善に役立てようということだろうと想像します。


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遥かなる友人 



「ハビタブル」とは、生命居住可能を意味します。
地球からおよそ39光年の距離にある「トラピスト-1」という
極めて小さな赤色矮星の回りに、NASAが7個の惑星を発見、
そのうち3個は液体の水が表面に存在する「ハビタブル惑星」
である可能性が高いと発表されました。

私たちのこの地球に無数の生命が存在する最も大きな要因は、
液体の状態の水が大量に存在することだとされています。
水が氷だったり水蒸気の状態では、生命活動すなわち
栄養の獲得や処理、体の隅々まで伝達することができず、
物質を変化させてエネルギーを得ることが困難です。

このトラピスト-1は、恒星としては非常に小さく質量も
太陽の8%程度に留まるため放出するエネルギーもわずかです。
しかし惑星がかなり太陽に近い軌道を回るため、
液体で水が存在しうる環境が得られていると考えられます。
となると地球のような生命に溢れた惑星を期待したいところです。


河津町
2017/2/13 13:14 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
190mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/800秒 +0.0EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町



河津町
2017/2/14 10:44 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
150mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/160秒 +0.0EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町



河津町
2017/2/13 13:28 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/2000秒 +1.0EV) WB:5000K ISO:200 Vintage 河津町



河津町
2017/2/13 19:18 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
200mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/25秒 +0.3EV) WB:4000K ISO:2500 Natural 河津町



河津町
2017/2/14 9:38 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO + MC-14
360mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/800秒 -1.0EV) WB:5800K ISO:200 Natural 河津町



ただし問題もあります。
赤色矮星の特徴として、極めて強い太陽フレアの発生があります。
太陽表面から大きな炎を上げる映像を見たこともあると思いますが、
赤色矮星のそれは星全体が短い時間強烈な光を発します(閃光星)。
さらにそのとき、強い電磁波を発生するため地球型の生命では
よほど強力な電離層でもない限り生存できません。

それでも地下や海底などで暮らす生命の可能性も否定できず、
今後の観測でさらに詳しい状況が分かるといいですね。

ところで39光年なら比較的近そうに思えますが、
時速300キロの新幹線では47万年、時速700キロの飛行機でも
およそ20万年かかるという途方も無い距離です。
ちなみに20万年前の地球では、ようやくアフリカでホモサピエンスが
誕生した時代で、その頃に地球を発った飛行機が今になって
トラピスト-1に到着するほどの長い時間が必要なのです。

しかも、仮にトラピスト-1の惑星に生命が存在したとしても、
地球のものとは全く異なる可能性の方が遥かに高いです。
現在地球に存在する生命体は「無数の偶然と奇跡の賜物」であり、
それとほぼ同じプロセスを辿るのはそれ以上の奇跡だからです。
SF映画や地球人の全ての目撃談に登場する宇宙人が
如何に想像や勘違いの生んだものであるかがよく分かるでしょう。

それほどまでに地球は掛け替えの無いものであり、
人間ごときに汚されてはいけないのです。
遥かなる友人は地球をどんな風に思うでしょうか。


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