かっぱのあしあと

遠くなりにけり 


4月29日は何の日?
という質問への答えで世代が分かる?
というほどのものではないけど、昔は「天皇誕生日」でした。
それが昭和天皇の崩御に伴い「みどりの日」に。
2007年からは「昭和の日」へと変わったわけです。

で、せっかく「昭和の日」だからとTwitterでは
「昭和らしいことをつぶやいてみる」的なネタが飛び交います。
ただ、それらのネタを昭和38年生まれの私が見たところで
特に驚きも笑いも起こらないのはやっぱ「昭和」だから?
今ではバブル時代すら遠い過去のものになってしまい、
何もかもがアナログだった昭和はすっかり色褪せています。

でも昭和ほど激動に満ちた時代も珍しいのではないかと。
戦争もあり、廃墟からの復興もあり、そして経済大国へと
のし上がる東洋の小国の有様は常にドラマチックでした。
むしろ「平成」というのは、「昭和」の惰性のような気もします。
もうあの時代には戻れないのは間違いないでしょうね。


冨士霊園
2017/4/17 11:03 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm F.2.8 PRO
42mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1000秒 +0.7EV) WB:4800K ISO:200 Vintage 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 9:39 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F.2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/800秒 +0.0EV) WB:5300K ISO:200 Natural 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 12:03 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F.2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/800秒 -0.7EV) WB:5300K ISO:200 Natural 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 14:15 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F.2.8 PRO
190mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/400秒 +0.0EV) WB:5000K ISO:200 Natural 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 13:24 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F.2.8 PRO
124mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/500秒 -0.3EV) WB:5000K ISO:200 Natural 冨士霊園



カメラの世界で「昭和」というと、デジカメ以前かと
思いがちですが、初の普及型デジカメQV-10発売は平成7年、
本格的に普及し始めたのは平成11年ごろからだから、
フィルムカメラは平成になっても広く存在していたわけです。
ただしその多くは「写ルンです」のようなレンズ付きフィルムでした。

昭和のカメラというと、一眼レフというよりは今で言う「コンデジ」に
相当するレンズ一体型コンパクトフィルムカメラが大半でした。
「ジャスピンコニカ」などのヒットで普及し、110フィルムを使う
ポケットインスタマチックカメラも多く使われました。

そして昭和末期に登場した「写ルンです」が一時は席巻しました。
「カシャ、ジージー」という独特な操作音が観光地などで響きます。
しかしカメラ付き携帯電話が一気に普及し、デジカメの高性能化も
伴ってフィルムカメラは急速に減退し、現在に至ります。

「キャップをしたまま撮っちゃったよ」とか
「フィルムを入れ忘れちゃった」といった定番の失敗、
「はい、チーズ」といった掛け声、「焼き増し」という独特な
ビジネスが横行したり、日本人といえば「眼鏡にカメラ」という
ステレオタイプな描き方など、昭和のカメラはそれなりに
存在感があり、愛着もあり、話題性に富んでいました。

カメラの形態が多様化し、フィルムカメラのような外観のものから
ドローンやスマホへの広がり、監視カメラやドライブレコーダーなども
含めた無数のカメラに囲まれた世界が広まりつつあります。
昭和がフィルムカメラ、平成がデジカメの時代なら、
未来はどんなカメラが登場する時代になるのでしょうか。



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ゴールデンなプレミアム 




決算が済んだはずなのに、
連日14時間働いてます。
次の休みは。。。とか
考える時間もありません。
早く黄金週間とやらになってくれっての。



冨士霊園
2017/4/17 9:19 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1000秒 -0.3EV) WB:5000K ISO:200 Natural 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 13:50 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
150mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/640秒 -0.3EV) WB:4500K ISO:200 Natural 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 11:05 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
284mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/800秒 -0.3EV) WB:4200K ISO:200 Vintage 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 12:21 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
260mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/640秒 -0.3EV) WB:5000K ISO:200 Natural 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 12:54 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
170mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1000秒 -0.3EV) WB:5500K ISO:200 Natural 冨士霊園


写真誌が発売されましたが、立ち読みする暇もないので
2冊だけ買ってさっさと帰りました。
いつもの「デジタルカメラマガジン」と4年ぶりの「アサヒカメラ」

後者は特集記事が気になったものの、
ゆっくり立ち読みできないので900円と高価ながら購入。
今回は主にスナップ撮影と肖像権の問題。
さくっと読んだ限りでは、あくまで法的な問題の採り上げ方でしかなく、
カメラマンと被写体の人間的な関係についてまで言及していない。

「法的に合法なら問題ないだろ」というスタンスのようだ。
こんなこと言ってるからカメラマンが疎まれる。




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雨のにおい 



この日は朝から薄曇りで柔らかい光が佳かったです。
しかし天気予報は午後遅くから「今年一番の豪雨」。
そんな様子を伺わせることもなく、隣の富士スピードウェイや
御殿場演習地からの轟音が遠くから時々聞こえるだけ。
とても暖か、というより少し暑いくらいの陽気に誘われた
多くの見物客が訪れ、満開の桜の放列に感嘆します。

最も奥にある高台にはさらに上へ登る階段があり、
息を切らせながら登って振り返った景色に
全ての人が声を上げる見事な作りになっています。
で、再び大爆笑する膝を抑えながら階段を降りると、
(恐らく)教授と学生らしき一団の会話が耳に入ります。

「お、雨のにおいがしてきたな」
「ホントですね、雨のにおいがします」

え? 雨のにおい?
私には近くの露天から流れる焼きそばの臭いしか感じませんが。
しかしこの2時間ほど後に、予報通りの豪雨がやってきました。
雨のにおいって何だったんだろう。
そして彼らは一体何物だったのだろうか。


冨士霊園
2017/4/17 9:34 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F.2.8 PRO
230mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1250秒 +0.3EV) WB:5000K ISO:200 Natural 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 14:10 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F.2.8 PRO
260mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/800秒 -0.7EV) WB:5000K ISO:200 Natural 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 10:05 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F.2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/800秒 +1.3EV) WB:4500K ISO:200 Vintage 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 9:48 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F.2.8 PRO
14mm相当 絞り優先AE(f/5.6 1/2500秒 +0.0EV) WB:5000K ISO:200 Natural 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 10:38 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F.2.8 PRO
128mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/1250秒 -0.3EV) WB:5000K ISO:200 Natural 冨士霊園


単純に「雨のにおい」で検索すると、二つの物質に当たります。
ひとつは「ペトリコール」、もうひとつは「ジオスミン」です。
ペトリコールは乾燥していた土壌に付着した、特定の植物が出す油が、
雨が降ることで蒸散しにおいとなって人に感じさせるもの。
ジオスミンは土中の細菌が作り出す物質で、やはり雨が降って
大気中に放散して雨上がりの独特なにおいの原因となっています。

しかしこれらは雨が降り始めた後、あるいは上がった時のものです。
私が聞いた「雨のにおいがする」というのは降りだす前でした。
ペトリコールは空気中の湿度が上がってくると鉄分を媒介として
生成され、雨が降ることで洗い流され消えていきます。
もしかしたらこのペトリコールを指して「雨のにおい」と言ったのでしょうか。

ペトリコールを人工的に作って芳香剤にならないか。
実際にはペトリコールの香水などもあるようですが、
もともとこの物質は土臭さの原因でもあるのでいい香りではないかも。
やはり雨は実際に降るものを感じるのが一番です。




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惜別の春 



今月9日に身延へ行った頃は、まだ私の住む近隣の
染井吉野は咲き掛けで、花見の対象にもなりませんでした。
しかしその後毎日のように20度を超える日が続きました。
実は会社のすぐ裏には土手があり、桜がたくさんあります。
毎日仕事をしながら開花の様子を眺められます。

11日の休みは暴風雨だったので出かけず、
翌12日の朝、チラホラと咲いているのを見つけます。
しかしその日は汗ばむ陽気で、夕方気が付くと
ほぼ五分咲きまで一気に開花が進んでいたのです。
その日静岡で「満開宣言」が出されます。

こうなると見ている間にも花が開くような気もして、
なんと金曜日には葉が出始めてしまいます。
そして日曜には桜吹雪、勿論この間は仕事で何も出来ません。
あっという間の変化にどうしようもない毎日。
こんな悲しい春は久しぶりでした。



冨士霊園
2017/4/17 10:22 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
200mm相当 絞り優先A(f/5.6 1/500秒 +0.0EV) WB:5300K ISO:200 Natural 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 9:32 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先A(f/2.8 1/500秒 +0.3EV) WB:5000K ISO:200 Natural 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 14:16 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
200mm相当 絞り優先A(f/2.8 1/800秒 +0.0EV) WB:4000K ISO:200 Vintage 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 12:32 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
230mm相当 絞り優先A(f/2.8 1/640秒 +0.0EV) WB:5300K ISO:200 Natural 冨士霊園



冨士霊園
2017/4/17 11:22 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先A(f/2.8 1/1000秒 -0.3EV) WB:5000K ISO:200 Natural 冨士霊園



せめて一度だけでもと小山町まで出かけてようやくの桜三昧。
平日でも大勢の見物客が殺到していましたが、
そろそろ帰ろうかとクルマに戻った午後3時頃から雨が。
その後は再びの暴風雨で、恐らく大半が散ってしまうでしょう。
例年桜撮影の最後の方に訪れる場所ではあるものの、
ここでも平年より一週間ほど遅い満開だから
何とか間に合ったということなのでしょうか。

今年はあまりにも遅い開花宣言だったので、その後の
天候次第では一気に咲いて散ってしまうかも知れないという
嫌な予感が見事に当たってしまったわけです。
たった一度の染井吉野撮影に飽き足らなければ
長野方面まで足を延ばさざるを得ず、その時間もありません。

さっさと諦めてGWの予定でも考えましょうかね。







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新たなる脅威 

4月14日午後9時26分、熊本県で最大震度7を記録する地震が起きました。
その後16日午前1時25分にも震度6強の地震が発生。
後にこちらが本震で14日のが前震であったことがわかりました。
その後も度重なる強い余震で17日現在42名の死者を確認、
さらに9万人を超える被災者や1000人以上の負傷者を出しました。

最初の地震が起きた時、たまたまTVを見ていて速報にビックリ。
「震度7」の表示に戦慄を覚えたものの、駅前辺り(?)の
映像では通行人らも落ち着いていて、むしろ花金を楽しむ
かのような光景すら見られたのですが。

明るくなって次第に被害が判明すると凄いことになっていました。
それでも津波もなく、土砂災害でも直接の大きな人的被害は
あまりなかったようで若干ホッとしたかに見えました。
そこへ震度6クラスの余震が重なり、傾いた建物が崩れるなどして
多くの人々が圧死し大変な被害をもたらしたわけです。

あらためて直下型大地震の恐ろしさを目の当たりにしました。
今日では数多くの防犯カメラやスマートフォンの映像が残ります。
また取材の最中にも大きな余震が来たため、揺れる街並みや
人々の混乱する状況がTVやネットなどを通じて擬似体感されます。
度重なる余震で、傷みかけた住居へ戻ることも出来ず、
また避難所でも眠れない被災者が疲れを募らせています。

阪神淡路大震災や東日本大震災などで私たちは様々な被災を見てきました。
その度に予想を超えた火災や津波などの被害に見舞われています。
今回も大きな余震の連発という新たな地震のタイプを体験しました。


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この画像は、2009年8月11日に駿河湾沖で起きたM6.5の地震で
静岡市内の駿府城跡の石垣が崩壊し、その復旧工事のひとコマです。
石垣の石はここだけでも700以上あり、ひとつひとつ大きさも形も違います。
それを全て元通りに組み直すのは至難の業です。

2年以上にわたって4箇所の崩落現場の工事が行われました。
石垣だけでもこれですから、巨大な天守閣などまで崩壊した
熊本城の完全なj復旧には相当な時間とコストがかかるでしょう。
重要な建築遺産ですから、単純にコンクリートで固めるわけにも行きません。


2016041702.jpg
2016/4/11 9:33 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
180mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/200秒 +0.3EV) WB:5000K ISO:400 FantasicFocus 冨士霊園


2016041703.jpg
2016/4/11 9:53 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
190mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/250秒 -0.3EV) WB:5600K ISO:400 Natural 冨士霊園


2016041704.jpg
2016/4/11 10:31 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1250秒 +0.7EV) WB:5300K ISO:400 Natural 冨士霊園


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2016/4/11 11:36 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
150mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1000秒 -1.3EV) WB:5300K ISO:200 ToyPhoto 冨士霊園


2016041706.jpg
2016/4/11 12:06 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1000秒 +0.0EV) WB:5300K ISO:200 Natural 冨士霊園


これまでの大震災で、尊い犠牲の上に様々なことを学んできました。
東北の震災で津波を見たことから、最近の地震対策が津波にばかり
集中していることは大変気にかけていました。
実際の地震の被害は津波ばかりではなく、また東北の地震のように
2~30分の時間差で津波が来るとも限りません。

今懸念されている南海トラフの連動地震では、私の住む静岡県中部は
震源域の真上に相当し、揺れている最中に津波が来るとも言われます。
海岸に近い地域では津波タワーなるものが作られていますが、
いざ大地震が起こればそこまで辿り着くことができないかもしれません。

また耐震性ではもっとも進んでいる静岡県内の建築ですが、
今回のような度重なる強い余震は想定されていません。
一刻も早い復旧を祈るとともに、貴重な犠牲を次に起こさない
英知と努力で報いることこそ私たちに求められています。


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