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かっぱのあしあと

宙と地球の間に 



ほぼ毎年、8月12日から13日未明にかけて
ペルセウス座流星群の極大を迎えます。
しかし今年は夜半過ぎまで明るい月光があり
流星観測や撮影には非常に厳しい条件です。

道の駅でしばし休んでいると、徐々に月が顔を出し
雲が切れてきたのでダメ元で開田高原へ移動しました。
標高1100mの高地はさすがに肌寒さを感じます。
空の大部分は雲が去り地上を煌々と月が照らします。
既に東の空にはペルセウス座が昇っていました。

一般に流星群は夜半過ぎの午前2~3時頃に
最も数多く流れるとされます(理由は長くなるので割愛)。
この日、月は午前2時半に沈み東の空が明るくなるのは
午前3時半なのでこの1時間が勝負なのでした。


開田高原
2019/8/13 2:59 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 8mm F1.8 Fisheye PRO
16mm相当 マニュアル露出(f/1.8 10秒) WB:5000K ISO:3200 Nartural 開田高原


ペルセウス座のある北東の方を広く眺めていると、
視界の端々で時折素早く流れる光を楽しめます。
ペルセ群の流星は流れるのが非常に早く、
「流星痕」と呼ぶ煙のような燃えカスを残すのが特徴です。
小さいものを含めると、およそ1分に1個ぐらいの頻度でした。

それにしても昼間は30度近い場所にいたので
明け方15度まで下がった気温にはさすがに堪えました。


       ☆彡


長野県には大きな天文観測施設があります。
特に巨大なパラボラアンテナを一気に楽しめる「聖地」なんですね。
そこでまずは「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」を訪ねました。
ここには直径45mもある国内最大の電波望遠鏡をはじめ
太陽観測偏波計やミリ波干渉計など大小100を超える
パラボラアンテナがキノコの村のように林立します。


国立天文台野辺山
2019/8/13 10:27 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/2500秒 -0.3EV) WB:5500K ISO:200 DramaticTone 野辺山


30年以上にわたり数々の観測・発見の実績があるのですが、
ミリ波干渉計など一部施設は老朽化で運用を停止し、
さらに財政難から遠隔操作への切換を予定されています。
電波望遠鏡はノイズとの戦いで、周辺の開発に伴う人口や
電波源の増加も観測に影響を及ぼしてきました。


美笹深宇宙探査局
2019/8/13 13:10 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
24mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/2500秒 -0.3EV) WB:5800K ISO:200 DramaticTone 美笹


そこから1時間あまり北上し蓼科スカイラインを登ります。
昨年10月に、まだ建設中の様子を見に行ったJAXAの通信施設
「美笹深宇宙探査用地上局GREAT」を訪ねました。
パラボラアンテナはすっかり完成していましたが、
周囲の設備はまだこれから作られるところでした。
直径54mのアンテナは最新の通信規格に対応し
「はやぶさ2」など遠くの探査機などとの通信を行います。

つまり同じパラボラアンテナでも、宇宙から降り注ぐ電波を観測する
電波望遠鏡と探査機との通信を行う通信アンテナがあります。
前者の方が遥かに電波は弱く、最近では複数のアンテナを連携させる
VLBIといった新技術を活用することが増えています。


美笹深宇宙探査局
2018/10/28 18:41 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 マニュアル露出(f/2.8 60秒) WB:4800K ISO:1600 美笹

ちなみにこちらが建設中の様子。



臼田宇宙空間観測所
2019/8/13 13:57 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO
14mm相当 絞り優先AE(f/4.0 1/3200秒 -0.3EV) WB:6000K ISO:200 DramaticTone 臼田


そこから程近い山中には、美笹GREATの前身となる
通信アンテナ群「臼田宇宙空間観測所」があります。
ハレー彗星観測探査機のために1984年から運用を開始。
直径は64mと、野辺山の45mと比べてもその大きさは圧巻です。
新しい通信規格への対応や老朽化から近々GREATに引き継がれます。

ここ臼田と野辺山は無料で見学でき、この日も多くの人が訪れていました。
光学望遠鏡と違い電波での観測や通信の施設自体を見ても
直接天体を捉えられるわけではないのですが、なかなかの人気です。
先のブラックホール映像や「はやぶさ2」などの話題から
パラボラアンテナの活躍がますます注目されるでしょうね。



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高き処へ 


 

今日15日に台風10号は四国・中国地域を縦断。
主に台風の東側で被害を出し続けています。
台風が襲来する前にと12日早朝出掛けました。
さすがにSAや道の駅などは大混雑でしたが
長野へ向かう主要道路はスムーズでした。

山梨から長野へ入る寸前まで車載気温計は
30度を超えていたものの、諏訪を越えた辺りから
下がり始め木曽では25度ほどになりました。
陽射しは強く汗も出るのですが何とかしのげます。
標高700mとなるとさすがに気候が違いますね。



奈良井宿
2019/8/12 11:48 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
160mm相当 絞り優先AE(F/4.0 1/800秒 -0.3EV) WB:5300K ISO:200 Natural 奈良井宿



奈良井宿
2019/8/12 9:38 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
88mm相当 絞り優先AE(F/4.0 1/640秒 -1.3EV) WB:5300K ISO:200 Natural 奈良井宿



奈良井宿
2019/8/12 9:25 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
40mm相当 絞り優先AE(F/4.0 1/60秒 -0.7EV) WB:5000K ISO:200 Natural 奈良井宿



奈良井宿
2019/8/12 9:07 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
80mm相当 絞り優先AE(F/4.0 1/640秒 -1.3EV) WB:5300K ISO:200 Natural 奈良井宿



奈良井宿
2019/8/12 10:14 OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO 12-100mm F4 PRO
200mm相当 絞り優先AE(F/4.0 1/160秒 -1.3EV) WB:5300K ISO:200 Natural 奈良井宿



年に一度の夏祭り、
400年前の疫病を鎮めた祭祀に由来。
1キロほどの街道街を少しずつ移動しながら
山車や神輿と若衆の通り囃子で大変賑わいます。
(もっとも一般の観光客より撮影ツアーの
アマカメさんらの方が多い気もするのですが。。。)

この日はこの後他の宿場を訪れてから
早朝からの疲れもあってしばらく道の駅で休みました。
そのまま朝まで過ごすつもりでしたが、
夜になって月が顔を出し、次第に雲が
減るのを見てさらに標高の高い高原へ移動。

続きます。



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来る前に行く 




いよいよ大連休なんだけど、
フラフラする台風も気になります。
当初は週明けには襲来かと言われていましたが、
沖合いでグズグズしていたので
15日(木)辺りに上陸だろうという予報です。
そこで12日からの休みの前半に少し出掛けようかと。
しばらく更新が空くと思いますのでよろしくです。


浜名湖ガーデンパーク
2019/7/8 15:15 OLYMPUS E-M1 MarkII +M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
250mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/320秒 -0.7EV) WB:5300K ISO:200 Natural 浜名湖ガーデンパーク



かといってあんまりきっちりとしたプランはなく
こことこことぐらいのテキトーなドライブです。
だからやっぱヤメタですぐ帰ることもありえますんで。
みなさんもよい夏休みを♪




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休みは休め 




お暑つぅございます。
先月初めまでは日照不足とか低温とかで
作物の不作が心配されていましたが、
今度は一気に猛暑続きと台風襲来です。

いよいよ今週末から本格的な夏休み。
ゴールデンウィークは10連休と騒がれましたが
今回も長い人では10日から18日までの9連休とか。
私も12日から19日までの8連休となります。
ところが今のところ全く予定が立っていません。

毎年12~13日はペルセウス座流星群の極大ですが
今年は明るい月が夜半過ぎまであって見づらいです。
月があっても星は見えるだろうと思いきや、
週間天気予報は曇天続きで期待薄。
星が無くても景色ならといきたいところですが、
そこへ台風がやってくるかもと最悪な夏休み?


浜名湖ガーデンパーク
2019/7/8 12:54 OLYMPUS E-M5 MarkII + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
56mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/640秒 -0.7EV) WB:5300K ISO:200 Natural 浜名湖ガーデンパーク


先月までの天候不順と少雨がたたってか、
花の名所などは軒並み開花は不調らしいです。
ヒマワリも開花が遅れ数も大きさも激減。
時間はあるのでノンビリするしかないかな。


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小さな緑の人 




今朝の「サンデーモーニング」(TBS)の特集では
科学技術への過信と人類の驕りを採り上げていました。
中でも生命誌研究者「中村桂子」氏の話が興味深かったです。
AIと人間は違うもので決してAIが人間を超えることは無い。
人間にはAIにはない「想像力」と「創造力」があるといいます。

今年5月にSpaceX社が60個ほどの通信衛星を打ち上げました。
全天を約1万2000の衛星で覆い、世界中どこでもインターネットを
使えるようにするStarlink衛星事業の一環です。
しかしこの衛星は光を反射し電波を発するため世界中の
天文観測などに影響を与えると懸念されています。

科学の進歩は、地球が平らでなく球の形状をしていること、
そして地球が太陽の周りを回っていること、
その太陽系は天の川銀河の片隅にいること、
宇宙には同じような銀河系が無数にあること、
その宇宙も実は洗濯機の中の泡のようにたくさん
存在するのではないかという「事実」を人間に知らしめています。

人類は科学によってその「事実」を知れば知るほど
存在の小ささや弱さを知り謙虚にならざるを得なくなるはずです。
しかし愚かな人類は科学をまるで「新たな力」や「強大な武器」
であるかのように勘違いし憎しみや争いを繰り返してしまいます。
AIにはないイマジネーションやクリエイティビティはそこにはなく
富や権力がもたらす感情や欲望だけが支配する世界。

1945年8月6日と9日こそその人類の愚かさを象徴する日です。
それは今になっても原発への依存や核兵器争いに繋がっています。
宇宙からやってくる小惑星の衝突を待つまでもなく、
人類は自らの愚かさゆえにこの宇宙から消え去るでしょう。



浜名湖ガーデンパーク
2019/7/29 11:25 OLYMPUS E-M1 MarkII +M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/250秒 +0.0EV) WB:5300K ISO:400 Vintage 浜名湖ガーデンパーク



浜名湖ガーデンパーク
2019/7/29 13:28 OLYMPUS E-M1 MarkII +M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
230mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1250秒 +0.3EV) WB:5300K ISO:200 ToyPhoto 浜名湖ガーデンパーク



浜名湖ガーデンパーク
2019/7/29 10:37 OLYMPUS E-M1 MarkII +M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
190mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1600秒 -0.3EV) WB:5000K ISO:200 Natural 浜名湖ガーデンパーク



浜名湖ガーデンパーク
2019/7/29 10:42 OLYMPUS E-M1 MarkII +M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/250秒 -1.0EV) WB:4500K ISO:1250 ToyPhoto 浜名湖ガーデンパーク



浜名湖ガーデンパーク
2019/7/29 11:20 OLYMPUS E-M1 MarkII +M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO
300mm相当 絞り優先AE(f/2.8 1/1000秒 -0.3EV) WB:5000K ISO:200 Natural 浜名湖ガーデンパーク



毎年盆休み前の今の時期が最も暑くなります。
連日40度近い場所で仕事をしているのですが
年々耐性が落ちているので大変です。
休日だからといって、以前のように多少無理して
スケジュールを組んでもこなせなくなりました。
もうじきやってくる夏休みも予定が立ちません。





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